モデルチェンジしたレガリアのマットレスを徹底比較!
INTERVIEW

“雲の上の寝心地”とも言われるふわっと気持ちのよい寝心地が特徴的なマットレスブランド、レガリアのモデルが2018年に続々とモデルチェンジ。そこで、モデルチェンジのポイントやおすすめモデルの寝心地について、大塚家具の『スリープアドバイザー』に聞きました。
マットレス専門メーカー、レガリアの新しい挑戦。
—レガリアはどんなブランド? どう変わった?
レガリアは、アメリカのキングスダウン社と大塚家具が共同開発したマットレスブランドです。キングスダウン社は1904年創業のマットレスメーカーの老舗。100年以上の歴史あるマットレス専門メーカーなんです。一国一社制をとっているので、日本でキングスダウン社のマットレスを販売しているのは大塚家具だけ。ショールームにいらっしゃったら、ぜひ、寝心地を試していただきたいブランドですね。
2018年に入って、そのレガリアのほとんどのマットレスがモデルチェンジしました。レガリアは、『スタンダード』『ゴールド』『プラチナ』の3つのラインがありますが、それぞれの最上位モデルがノンコイルタイプ(金属のバネを使わないモデル)になったんです。
これまでは金属のバネで支えるマットレスが主流でしたが、これからを見すえた新しいジャンルへの挑戦とも言えますね。
寝心地はもちろん、メンテナンス性や衛生面もアップ!
—今回のモデルチェンジの魅力とは?
まずは、今回のモデルチェンジで、ノンコイルマットレスのラインナップが増えました。ノンコイルマットレスの魅力の1つが、軽量であること。日々のベッドメイキングはもちろん、立てかけて通気をするときなどのメンテナンスもしやすくなっています。
バネの代わりにウレタンを使うノンコイルマットレスは暑そうという声もありますが、レガリアの場合は、ピンホールという穴を開けて通気性を確保するなどの工夫を取り入れています。
金属のバネが入っているマットレス特有のボヨンと反発するようなバネ感がないのが特徴的。敷き布団の感覚がお好きという方にもおすすめですね。また、金属のバネが入っていないので、環境にやさしいというメリットもあります。
一方、ノンコイルモデル以外のマットレスには、センターハード仕様という腰の部分をしっかりと支えるつくりを採用しています。レガリアが追求してきた“雲の上の寝心地”はそのままに、腰のサポート力を強化しながら、より寝返りがうちやすく、快適にお休みいただけるようにリニューアルしました。
また、今回のモデルチェンジで、全モデルの表面の生地にサニタイズ加工という抗菌、防臭、防カビの加工を施したものを採用しました。より衛生的に、快適にお使いいただけると思います。
寝返りをうちながらチェックしたい、レガリアのおすすめ4モデル。
—おすすめの新モデルをご紹介ください。
今回は、ノンコイルタイプを2モデル、金属のバネを使ったものを2モデルご紹介しますね。
まずは、ノンコイルモデルから、レガリアの『レガリア』<シングルサイズ1,000,000円 (税込)>という最上位モデルをご紹介します。この厚みを見ていただければよく分かると思いますが、レガリアの持てる技術をすべて詰め込んだハイスペックモデルですね。
飛行機や建築に使われているハニカム構造の『ラテックスハニカム』や低反発素材の『DNAコイル』などを取り入れることで、前モデルが金属のバネとウレタンなどのクッション層でつくりだしていた最上級の寝心地をノンコイルで実現しました。
もう1つは、レガリアのノンコイルタイプで最もお求め安い価格の『アリア』<シングルサイズ109,000円 (税込)>。スタンダードラインの最上位モデルですね。
こちらは、シングルサイズで約13キロ、ダブルサイズで約19キロ、クイーンロングでも約24キロとかなり軽いんです。特に大きなサイズのマットレスはシーツの取り替えも大変ですが、『アリア』ならよりスムーズに行っていただけると思います。
つづいて、金属のバネを使ったモデルの中で、大幅にリニューアルした『インシグニア』をご紹介します。
まずは、グッと価格が抑えられて、前モデルはシングルサイズで20万円台後半でしたが、新モデルでは189,000円 (税込)になりました。また、連続コイルからポケットコイルになり、同時に腰を支えるためのセンターハード仕様を採用して寝返りもうちやすくなっています。
余談ですが、実は、『インシグニア』はレガリアというブランドができる前から、モデルチェンジしながら同じ名前が受け継がれてきたモデル。私は2005年に大塚家具に入社しましたが、当時は最上位モデルという位置づけでした。
最後にご紹介するのは、金属のバネを使ったモデル『オネスティ』<シングルサイズ69,900円(税込)>。
こちらはレガリアの中でも、最もお求め安い価格が魅力ですね。腰のサポート力を強化したセンターハード仕様を採用しました。もちろん、表側の生地にはサニタイズ加工も施されています。
それぞれに魅力のあるリニューアルしたモデル。もしも私が次に自分用として買うモデルを選ぶとしたら、正直すごく迷いますね(笑)。これまでレガリアのマットレスを4台使ってきましたが、ノンコイルタイプはまだ使ったことがないので、すごく興味があります。だから選ぶなら『アリア』でしょうか。連続コイルからポケットコイルに切り替わった『インシグニア』にも惹かれます。
ぜひ、皆さんにもモデルチェンジした新しいレガリアの寝心地をショールームで試していただきたいですね。その際は、座るだけで判断したり、仰向けだけで決めたりしないで、寝返りを体感していただきたいと思います。
金属のバネを使ったレガリアの新モデルは、すべてセンターハード仕様になっているので、より寝返りがうちやすくなっています。
さらに、寝返りをうって横向きになったときに、腰はしっかりとサポートしながら、肩など出っ張っている部分は圧迫しないつくりは全モデル共通。身体の凹凸を面で支えながら、立ち姿勢のようなバランスのいい状態をキープできるような工夫がされているのがレガリアのマットレスです。よかったらショールームで体感してみてください。
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レガリアの紹介ページはコチラ
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*記事中で表示した価格は、2018年6月1日現在の税込価格です。
*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。
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大塚家具 スリープアドバイザー
河野裕樹(こうのひろき)
まるひろ入間店 シニアアドバイザー、整理収納アドバイザー2級。
お客さまとの会話を通してコミュニケーションをとりながら、気持ちよく買い物していただけるように心配りをしています。ファイナンシャルプランナーの資格を取得するなど知識を重ねて、幅広いご提案をいたします。
【スリープアドバイザーとは】
睡眠研究機関である「スリープ研究センター」が認定している資格。睡眠の専門知識に関する講座を受け、試験に合格した人だけが名乗ることができます。大塚家具では、各ショールームでスリープアドバイザーがお客さまのよりよい睡眠のための相談役として活躍しています。
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