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How to

デスクワークで眠気がひどい!デキる人はどう対処している?

ビジネスパーソンにとって睡眠不足は大敵です。仕事で結果を出しにくくなるため、目の前の業務はもちろん、将来的にも仕事へのマイナスな影響が。また、あまり身体を動かさないデスクワークの人は眠気がくると辛いうえに業務に支障をきたしますよね。

そこで、ビジネスパーソンを健康の観点から指導している『健康マネジメント・スクール』を主宰する予防医学の専門家である水野雅浩さんに、デキるビジネスパーソンは、仕事中に眠気におそわれた場合、どうしているのかをお聞きしました。

ビジネスパーソンにとっての睡眠の重要性

バリバリ稼ぐ、デキるビジネスパーソンにとって、睡眠は欠かせません。デスクワークは特に眠気がおそってきやすいものです。でも、なぜそこまで睡眠が重要なのか、わかっているようでわかっていないかもしれません。水野さんに聞いてみました。

睡眠はなぜ仕事のパフォーマンスに影響する?

睡眠はビジネスパーソンが仕事で必要とする3つの力、『集中力』『記憶力』『判断力』に大きく関わっているからです。「最近、集中力が続かなくなってきたな」「なかなかデータが思い出せない」「正確なジャッジができなくなってきた」など、思い当たる方は、寝ている時間よりも、睡眠の質を見直してみる必要がありそうです。

睡眠の質の低下は、短期的には、仕事のパフォーマンスの低下、中期的には、生活習慣病、長期的には認知症の引き金になります。

デキるビジネスパーソンほど、日中にフル稼働するために、睡眠の質を高める工夫をしています。睡眠の質を高める一環として、寝具の見直しも健康投資の一つとして取り組んでみてください。

デスクワークで眠気がきたときの賢い対処法

仕事がデキる、賢いビジネスパーソンたちは、睡眠を重要視しているようですね。では、具体的にはどのような対処をしているのでしょうか? 水野さんにデスクワークで眠気がきたときの賢い対処法を挙げていただきました。

1.脳の再起動タイムを10分確保する

私は、少しでも眠気を感じたら「脳の再起動をしてくる」と言って、さっさと昼寝をしてしまいます。ウトウトしながら会議に参加していても周りに迷惑ですし、企画書を書いていてもよいものはできません。

福岡県明善高校では昼休みに10分の仮眠をとり続けた生徒は、東大の合格率が飛躍的に向上したという結果が出ています。準備するものはイヤホンとスマートフォン。人気のいない休憩室に行き、リラックスできる音楽を流し、呼吸だけに集中します。たった10分。されど10分。驚くほど脳がスッキリし、再起動する感覚を味わえるはずです。

2.ガムを噛む

眠気を飛ばし、集中力を上げる対策として、コストパフォーマンスがよいのがガムを噛むこと。ガムを咀嚼することによる集中への効果について調べた研究によると、咀嚼をしていない状態を基準とした場合、ガム咀嚼時には『集中』が約38%程度上昇することがわかっています。(※)

噛む行為は脳の大脳神経を刺激するため、脳に血流を送りこむ格好のエクササイズです。口腔ケアにも優れているキシリトールガムを机の中に常備しいつでも食べられる状態にしておきましょう。

※ガム咀嚼による集中への効果について (ニューロコンピューティング)On the Effects of Chewing Gum on Concentration 中川 匡弘sNAKAGAWA Masahiro 長岡技術科学大学

3.肋骨を広げて、酸素を流し込む

ラジオ体操の身体側伸ばしストレッチをやりましょう。全身で“弓なり”をつくり、身体の側面を伸ばすことで、肩とわきの下、腰、骨盤の周りを一気にほぐすことが可能です。また、肋骨の間隔を一つ一つ開けることで呼吸筋群がストレッチされます。この状態で深呼吸をすることで、新鮮でより多くの酸素を身体に取り入れることが可能になります。この体操であれば、オフィス内でも自然にやることができるでしょう。

眠いときは呼吸が浅くなり、身体の中に二酸化炭素がたまりがちです。軽いストレッチと深呼吸で空気の入れ替えを行いましょう。

4.『健康ゆすり』でめぐりのよい身体をキープする

博愛会病院の松原院長によると、貧乏ゆすりは、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みするため、血流が改善し、全身の血行がよくなることがわかっています。貧乏ゆすりは、健康ゆすりと名前を変えてもよいほどの健康効果があるエクササイズ。

ふくらはぎは第二の心臓とも言われるポンプ機能を持ちます。ただ、ずっとデスクワークをしていると血液をはじめとする体液は下半身にたまり、よどんでしまいます。健康ゆすりをすることで、全身の血液の循環を加速させながら、脳にも酸素と栄養を送り込んでいきましょう。

5.筋肉をヒート(HIIT)し眠気を追い出す

よりダイナミックに血流を動かすにはHIITがおすすめ。HIITはHigh Intensity Interval Training、日本語では、『高強度インターバルトレーニング』と言われ世界中で注目されているエクササイズです。やり方は簡単。10秒スクワットをして、10秒はリラックス。これを1セットとして3回繰り返します。時間にしてものの1分です。

下半身にたまっていた血液が流れ出し、脳にも酸素と栄養を送り込みます。眠気をこらえるぐらいなら、使っていない会議室で1分間HIITをやってみては? 眠気は一気に吹き飛ぶはずです。

すぐに実践したくなるさまざまな方法を教えていただきました。デスクワークで眠気がきたら、もしくは眠気におそわれる前に、ぜひいずれかの方法を。日中の眠気が業務の妨げにならないように、紹介した対処法を実践してデキるビジネスパーソンを目指しましょう!

【取材協力】

profile (3)
水野 雅浩さん
健康マネジメント・スクール主宰。予防医学の専門家。著書『グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣』はアマゾン総合1位に。『健康経営』の導入をテーマに企業、行政、医療機関での講演会多数。
http://www.healthylifepj.com/

文/石原亜香利

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