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いい眠りに変えるコツは眠る前のポジティブなことばにあり!?

人間にとってある程度のストレスは成長のために必要な場合もありますが、必要以上にストレスを抱え込むと精神的なダメージが大きく、睡眠にも大きく影響すると言われています。ストレスを軽減していい眠りへと導くコツはあるのでしょうか?

日本古来から伝わる“言霊(ことだま)”とは?

皆さんは、ことばのもつ力は大きいと感じたことはありませんか? 日本では古来より”ことば”には言霊があると伝えられています。それは、声に出したことばが、現実の出来事に対して何らかの影響を与えると信じられ、よいことばを発するとよいことが起こり、不吉なことばを発すると悪いことが起こるという考えに基づくものです。ことばには魂が宿っているとされ、使い方一つで人生をも左右するほどの大きな力があると考えられていました。

この考え方は、例えば結婚式などのお祝いの席では、忌(い)みことばは使わないというように、現代でも言霊の思想に基づくものとして受け継がれているものも多くあるようです。

言霊の捉え方は人それぞれだと思いますが、ストレスを軽減する方法のひとつとして、“ことば”を有効活用してみてはどうでしょう。

脳によいイメージをインプットしよう!

“ことば”の有効活用法の事例をお話する前に、脳の役割についてお伝えします。医学博士であり農学博士でもある佐藤富雄氏は『夢がかなう! 魔法の眠り』の中で、「わたしたちの脳は、大脳新皮質という“新しい脳”と、自律神経系の“古い脳”に分けられており、大脳新皮質の“新しい脳”は、われわれ人間だけが特に発達させた脳で、論理的な思考や創造性、また喜怒哀楽など、人間的な感情をつかさどっている。一方、自律神経系の“古い脳”は、呼吸や消化をはじめとする生命維持機能や細胞の代謝やホルモンの分泌などをつかさどっている。そして、体内時計がより深く関わっているのが自律神経系の“古い脳”である」と、述べています。

この自律神経系の“古い脳”に、よいイメージの情報を与えてから眠りにつくことでいい眠りがつくられるのだそうです。

ポジティブな“ことば”がいい眠りをつくる

眠りにつく前に今日一日を振り返えるとき、楽しいことがあった日は思い出しながら笑みがこぼれてしまうこともあるでしょう。しかし、何か失敗をしてしまった日や嫌なことがあった日は、ストレスを抱えたまま眠りにつくことになり、いい眠りを遠避けてしまう要因となるでしょう。

いい眠りをつくるポイントは、マイナスの感情を断ち切ること。それには、ポジィティブなことばをつぶやくことで、マイナスの感情をプラスの感情に変えて眠りにつくことが必要です。
ベッドに横になったら、例えば「今日も一日、いい日だった」。あるいは、「今日一日、怪我をすることもなく、おいしい料理が食べられて幸せ」。さらに、「きっと明日はもっといい一日になる!」あるいは、「このまま仕事も成功して恋も実る」というように、ポジィティブなことばを意識的に発してみましょう。

実際にその日がどんな日であったかは関係がなく、たとえ嫌なことがあった日だったとしても、“いいことば”を口にして眠りにつくことで、脳の中で“いい日”であったと処理されることがとても重要なのです。

もし、同じ寝室にパートナーや子どもがいる場合は、今日一日の楽しいできごとを語り合い、明るい未来の話をするのもいいでしょう。あるいは、声に出さなくてもよいので、唇を動かしてポジティブなことばを口にしてみましょう。ただ頭の中で唱えることもできますが、ことばはマイナスの感情をプラスの感情に変えるために使うものと捉え、口を使ってつぶやく習慣を身につけるとよいでしょう。

この方法を入眠儀式のひとつとして取り入れることで、いい眠りを実感できるようになるのではないでしょうか。

【参考文献】
『夢がかなう! 魔法の眠り』(東洋経済新報社)
・サライ 寝る前の3分に言葉を唱えるだけ!自律神経を整えて不調を改善する方法
http://serai.jp/health/118162

文/高橋晴美

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