最新の調査により約6割の方が睡眠に満足していないという結果が出ていますが、睡眠は眠る時間もさることながら、眠りの「質」を高めることも重要です。
良質な眠りのコツは? そして良質な眠りのための環境とは? 睡眠改善シニアインストラクターである内海裕子先生監修のもと、睡眠を大解剖します!
誰もが行っている睡眠ですが、身近な行為であるからこそ尽きない悩み。IDC大塚家具は、よりよい眠りを追求するためにWEBアンケートを実施し、現代人が抱える睡眠の悩みを調査しました。ぐっすり眠れていない原因を探り、快眠へのゴールを目指しましょう。
そもそも今の眠りに満足できているのか、眠りに関する不満や悩みなど、睡眠に対する根本のお悩みはどのようなものが多いのかを見ていきましょう。
なんと約64%の方が今の睡眠に不満あり!
1位 | 疲れが取れない | 38.4% |
2位 | 眠りが浅い | 35.4% |
3位 | 睡眠時間が足りない | 30.6% |
4位 | 昼間に眠くなる | 28.2% |
5位 | 目覚めが悪い(朝すっきりと起きられない) | 23.1% |
約63%の方が睡眠時間を増やしたいと思っているようです。睡眠についての悩みや不満に関するアンケートでも上位にランクインした睡眠時間への不満。不眠大国といわれる日本ならではの悩みといえるでしょう。
1位 | 6時間以上 7時間未満 | 33.3% |
2位 | 5時間以上 6時間未満 | 29.7% |
3位 | 7時間以上 8時間未満 | 16.9% |
… | … | |
7位 | 8時間以上 | 4.2% |
今回のアンケートで判明した驚くべき事実は、平日8時間以上寝ていると答えた方が4.2%しかいなかったこと。必要な睡眠時間には個人差がありますが、現代の日本人の平均睡眠時間は少し短いのでは…。
眠るときに必要不可欠な寝具。季節や使う人の身体に合っているかどうかで、寝心地が大きく変わるアイテムです。みなさん、どのように寝具を選んでいるのでしょうか。
意外にも満足していると答えた方が半数以上も! しかし、睡眠の満足度のアンケートでは、約64%の方が今の睡眠に不満があると答えています。睡眠に満足できていない原因はさまざまなことが考えられますが、気付かないうちに寝具が身体に合わず、眠りにくくなっていることも。
1位 | 季節に合わせて寝具等を取り替えている | 48.8% |
2位 | 寝具の寿命に合わせた買い替えをこころがけている | 11.7% |
3位 | 自分や家族の睡眠に適した寝具を選ぶようにしている | 9.8% |
4位 | 自分・家族個々人に合わせて寝具を選ぶようにしている | 8.5% |
5位 | 寝具を買う前には必ず実物を試してお店で選ぶようにしている | 8.5% |
1位 | 使い心地(寝心地) | 59.1% |
2位 | 値段 | 50.6% |
3位 | 肌触り | 33.2% |
値段も気になるところではあるけれど、使い心地が重要!という結果になりました。みなさんの寝具に対しての関心が高いことが伺えます。
眠る場所は人によってさまざま。寝室の人もいれば一部屋にリビング・ダイニング・ベッドをまとめている人も。場所が違っても、日々眠る環境がその人の睡眠環境になります。あなたの睡眠環境は“ぐっすり”眠れる環境になっていますか?
1位 | 工夫していることは特にない | 44.5% |
2位 | カーテン | 24.5% |
3位 | 温度調整 | 23.2% |
4位 | 照明(ライティング) | 17.8% |
5位 | 食事をとる時間帯 | 12.3% |
その他:寝室のシャッターを閉めて外からの陽射しや騒音を断つ、飲酒、寝る前の読書 など
ほぼ半数の方が、快適な睡眠環境を整えるために工夫していることはないよう。どのように改善すればいいのかがわからない方が多いのかもしれません。また、快適に眠るために行っていることが実は逆効果な場合も。詳しくは寝室のつくり方をチェック!
内海 裕子
スリープ ビューティーアドバイザー・睡眠改善インストラクター(日本睡眠改善協議会)・睡眠健康指導士(日本睡眠教育機構)として、睡眠に関する正しい環境と生活習慣のアドバイスをメディアや講演などを通して行う。著書「快眠のための朝の習慣・夜の習慣(大和書房)」等多数。
大塚家具がお届けする、ぐっすりを手に入れるサイト「GoodSleepFactory」では、睡眠に関するお役立ち情報や、快眠のためのポイントを紹介しています。
大塚家具の眠りの専門スタッフ“スリープアドバイザー”によるベッドの選び方や、寝室コーディネートの紹介、眠りに精通した医師・専門家によるアドバイスまで、快適な眠りで豊かなライフスタイルを実現するためのサポートをいたします。