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腰痛の原因はマットレスかも? 腰痛対策のマットレス選び

腰痛の原因のひとつに、マットレスが関係していることがあります。そこで、腰痛に対するマットレスの影響や、腰痛対策を重視したマットレス選びのコツを、大塚家具のスリープアドバイザーである井手悠乃(いでゆの)がナビゲートします。大塚家具イチオシのマットレスにも注目してくださいね!

体圧を分散し、理想の寝姿勢を保つのが役割

──まずは、マットレスの役割について教えてください。

大きな役割は、次の2つです。

役割1 体圧分散ができる
「体圧分散」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。その名の通り、身体にかかる圧力を全身へと均等に分散することです。マットレスに横になると、特に重量のある肩やお尻部分には体圧がかかり、無駄な負担がかかります。マットレスは、体圧をできるだけ分散させて偏りを少なくし、身体への負担を軽減させてくれます。

役割2 立っているときと同じ姿勢を保てる
立っているとき、頭、首、胸、腰、骨盤にかかる体圧は、バランスよく保たれています。このときの背骨はゆるやかなS字ラインを描いていて、マットレスに横になったときも、「S字ラインを保てている=理想的な寝姿勢」となります。この寝姿勢が実現すると、身体に余計な負担をかけないで深い眠りへと導かれます。

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買い替える理由の多くは「腰が痛い」

──マットレスは、身体に負担をかけないようにする役割があるのですね。そんな中、マットレスが原因で腰痛の悩みを訴えられることはありますか?

「腰に違和感がある」
「腰痛によいマットレスはどれですか?」
といった声がたくさんあります。多くの方は、腰痛をきっかけに買い替えを検討しています。

──中高年世代が多いのでしょうか。

実はそんなことはありません。30~40代の働き盛りの世代も、腰痛の悩みを抱えている方が多い印象を受けます。立ち仕事やデスクワークなど、同じ姿勢がずっと続く仕事をされている方は要注意ですね。

腰痛があるのは、マットレスが合っていないのかも

──腰痛があるということは、マットレスが身体に合わず、その役割が十分に発揮されていないのでしょうか?

はい、その可能性は高いと思います。
「寝起きがスッキリしない」
「身体全体が凝り固まっている感じがする」
などという場合は、マットレスが身体に合っていない可能性があります。なぜ、そのようなことが起こるのかといえば、次のような理由が考えられます。

マットレスが硬すぎる
腰痛に悩む方の中で、「硬いマットレスを使っている」というケースが少なくありません。
硬いだけのマットレスは適度に身体が沈みこんでくれないので、理想的な寝姿勢を保つことができず、極端に言うと「ブリッジしながら寝ている」状態になることも。背骨がゆがんで腰痛につながることがあります。

マットレスの寿命を超えている
マットレスの寿命は、一般的に10年くらいと言われています。でも、15~20年ちかく使い、消耗の激しい状態で寝ている方も珍しくありません。そのようなマットレスでは、均等な体圧分散ができないうえ、理想的な寝姿勢を保つこともできず、腰に負担が増してしまいます。

マットレスの上に布団を敷いてしまう
「マットレスが硬い」「身体に合っていない気がする」といった理由で、マットレスの上に布団を敷いて“応急処置”をする方がときどきいらっしゃいます。それでは体圧分散が難しく、腰への負担は大きいでしょう。マットレスの弾力性や通気性などのあらゆる機能が発揮できず、寝心地も悪くなる一方です。

腰痛に悩むときのマットレス選び、2つのポイント

──腰痛に悩む方は、どのようなマットレスを選ぶとよいでしょう。

ポイントは次の2つです。

Point1 柔らかい
どのような方でも、ひと晩のうちに横向き寝の体勢になることがあります。マットレスが硬すぎると、肩が適度に沈まずにつぶされた状態になることも。そうなると、背骨が歪んで腰に不均衡な体圧がかかって負担になります。柔らかいタイプを選び、横向き寝の体勢になったとき背骨が水平に保たれていれば、背骨や腰に無理な力がかかりません。

Point2 センターハード
腰に当たる部分だけ硬めになっている、センターハードタイプがおすすめです。あお向け、横向きなどどのような寝姿勢でも、腰の部分が必要以上に沈まずにしっかりサポートしてくれます。

腰痛対策には○○コイル

──マットレスで重要なのは、スプリングです。いくつか種類がありますが、腰痛対策によいコイルはありますか?

最初に、スプリングの種類について説明します。3種類のコイルとノンコイルがあります。

1. 連続コイル
一本の鋼線でコイルを編み続け、面で身体を支えます。マットレスへの負担が軽く耐久性が高いのが特徴。寝返りしたときの振動を吸収する力と復元力も優秀です。

2.ポケットコイル
それぞれ独立したポケットに入っているスプリングが、複数の点で身体を支えます。体圧分散性が優秀で、寝返りをしても振動が伝わりづらいです。身体にフィットしやすいので、自然な体勢で眠れると好評。

3.ボンネルコイル
連結されて一体となったスプリングが、面となって身体を支えます。ほどよい弾力と優れた通気性がある、ポピュラーなタイプです。

4.ノンコイル
スプリングを一切使わず、鋼線のスプリングの代わりに体圧分散性に優れた素材を採用し、最高の寝心地を実現します。金属部分がないため、リサイクルの分別が簡単なうえ、コイルマットレスと比べて軽量。

この中で、腰痛対策におすすめなのは、ポケットコイルです。最も体圧分散性に優れており、腰への負担が軽くなります。また、ノンコイルもよいでしょう。横になったときも安定し、バネの跳ねる感じがなく、寝返りしたときの振動が少ないため腰が楽です。

マットレスだけで腰痛対策は万全?

──よくわかりました。もうマットレス選びはバッチリです!

ちょっと待ってください。腰痛対策では、マットレスばかり重視されがちです。でも、それ以外の寝具にも目を向けて欲しいんです。

──どういうことですか?

マットレスを購入するときは、枕も一緒に選ぶことをおすすめします。頭と頸椎を支えるのは枕です。マットレスと枕が一体となって初めて、寝姿勢をより理想的な状態へと近づけることができます。

体格や体重によるマットレスへの身体の沈み込み具合などによって、合う枕は違います。せっかく選んだマットレスの機能を100%引き出すためには、相性のよい枕を選ぶことが不可欠です。

柔らかいマットレスには低い枕を

──腰痛に悩む方には、どのような枕がよいのでしょう。

腰痛の方には柔らかいマットレスが向いていて、相性がよいのは高さ10㎝以下の低い枕が適切です。

──枕のほかに、見直しておきたい寝具はありますか?

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かけ布団を、軽いタイプにしましょう。「かけ布団は重くないと、心許なくて安心して眠れない」という方もいらっしゃいます。とはいえ、寝返りをしづらく、寝起きの動作で腰に余計な重量もかかります。全身への血液の送り込みに余分な圧力が必要となり、心臓にも負担がかかります。

腰痛には軽いかけ布団を。羽毛布団なら完璧!

──どのようなかけ布団がおすすめですか?

羽毛布団なら間違いありません。ふわっと空気のように軽くて、腰はもちろん、身体全体へ負荷がかからないのが最大の魅力です。腰痛のほか、肩こりなどの軽減にもつながります。

また、人は寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言われているので、睡眠中に温度や湿度が上下して寝心地に影響することがあります。睡眠のための理想的な寝床内環境は、温度を33度、湿度を50%でキープできること。そこで、“天然のエアコン”と言われる羽毛布団が温度と湿度を自然に調整して、理想の寝床内環境をキープしてくれるのです。

──羽毛布団には、なぜそのような機能があるのですか?

羽毛は寒いと膨らんで開き、たくさんの空気を取り込む性質があります。羽毛布団を身体にかけると、体温から伝わった熱を空気層に貯め込んで暖かさを持続。ピタッとした密着性もあるので、肩から入る冷気をシャットアウトするうえ、暖かい空気が逃げ出すのを防ぎます。

湿度の調整も優秀なので、ムシムシして布団をはいだり、ジメジメして不快だったりせず、布団の中の快適さが朝まで変わりません。

多数のメーカーを一度に試せるショールームへ

──マットレスだけでなく、枕、かけ布団にもこだわると、より腰に優しい寝心地を得られるのですね。ところで、マットレスをショールームで選ぶときの注意点はありますか?

多くの方は、事前に口コミなどを調べて、メーカーや商品の見当をつけています。たとえば「シモンズのマットレスがよい」と思ったら、シモンズのショールームへ足を運ぶ方がいらっしゃいます。

でもそんなときは、多くのメーカーのマットレスを試すことができる大塚家具のショールームをぜひ覗いてみてください。さまざまなメーカーを比較して選んだマットレスは、ひとつのメーカーだけを試して選んだものに比べて、納得感や満足感が断然違うからです。

──確かに、大塚家具のショールームには、マットレスがズラリと並んでいますね。

まずは、スリープアドバイザーに気軽に声をかけてください。マットレスはたくさん並んでいますが、すべて試す必要はありません。「腰痛がつらくて」といった悩みやご要望、寝室環境などを話していただく中で、スリープアドバイザーがお客さまに合ったマットレスの候補を的確に判断します。数台の候補の中で、試しながら選ぶとよいでしょう。

寝て試すとき、時間をかけすぎてはいけない!?

──試すときの注意点はありますか?

注意点1 必ず横になってみる
お客さまの中には、軽く腰かけて沈み込み具合を確認するだけの方がいらっしゃいますが、必ず横になってみてください。座るのと寝るのとでは、マットレスにかかる圧力がまったく違います。

注意点2 いろいろな寝姿勢を試す
寝て試すことをおすすめすると、あお向けだけで終わる方がいらっしゃいますが、あお向け、横向き、うつぶせのほか、いつもの寝姿勢をいろいろ試してみてください。特に、横向きの寝心地は重要です。背中を丸くして横向きになる寝姿勢は、お母さんのおなかの中にいたときの姿勢として安心感を与えると言われています。そのため、多くの方々が横向きで寝ています。

注意点3 寝ている体勢を見てもらう
マットレスに寝て試すとき、「腰が沈みすぎている」「横向き寝になると肩がつぶれる」など、自分でわかればよいですが、そうでない場合も。背骨が水平になっているか、身体の凹凸にフィットしているかといったことを、家族やショールームスタッフに見てもらうと安心です。

──ひとつひとつ、時間をかけて横になってじっくりと検討すれば、よいマットレスと出会えそうな気がします。

それでも問題ありませんが、実は「時間をかけて試しすぎない」こともマットレス選びのコツなんですよ。数十分も横になりながら何台も試していると、よくわからなくなってくることが多いのです。

お客さまの反応を今までたくさん見てきましたが、「このマットレスは合う」とおっしゃる方は、だいたい横になった瞬間に判断しています。フィット感や寝心地のよさが瞬時に伝わるのでしょう。

一方、「イマイチ合わない」というマットレスだと、何度も寝返りを打ってゴロゴロして、考え込むような表情になります。そのようなときは、すぐに別のマットレスをおすすめします。

腰痛に悩んだとき、絶対に選びたい大塚家具セレクション

──大塚家具で、腰痛対策にピッタリなマットレスを教えてください。

たくさんありますが、以下にご紹介するマットレスが人気です。

■レガリア「インシグ二ア」

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腰部分のサポート性を高めるために、スプリングの配列を変えた“センターハード”仕様。腰部の落ち込みを軽減するだけでなく、耐久性も高めています。何層にも重ねた独自のクッション性と優れた弾力性が、体のラインに添った寝姿勢をキープ。横向き寝の際には背骨を水平に、あお向け寝では理想的なS字ラインを保ちます。
レガリア「インシグニア」ダブルサイズ228,000円・税込)

■シーリー「テラアマカDX」

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一流ホテルにも採用されるマットレスメーカーシーリー社の、新作マットレス。最大の特徴は、荷重がかかるにつれて反発力が変化するポスチャーテックコイルを搭載していることです。身体の軽い部位は柔らかく、重い部位はしっかりとサポートします。ポスチャーテックコイルは、整形外科医との共同開発で信頼性も高く、腰に違和感や不安を持つ人はぜひお試しを!
(シーリー「テラアマカDX」 シングルサイズ125,000円・税込)

──上記のマットレスに合わせたい枕は、いかがでしょう。

■低反発枕「ドリーム」

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波型にカットした低反発ウレタンを使用。中央を低く、左右を高くする特殊な構造で、寝返りをしたときもフィット性が高く違和感がありません。抜群の安定感があり、重い頭をしっかりと支え、沈み込みの少ない寝心地を感じることができます。
低反発枕「ドリーム」 14,040円・税込)

■アダプティブピロー ロータイプ

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中材に「高反発」と「低反発」両方の感触が味わえるウレタンを使用。「低反発の優しいフィット性」と「高反発のサポート力」を併せ持つ枕です。首や頭部をしっかりサポートし、フィットすることで圧力を上手に分散します。高密度のウレタンなので、高い耐久性も申し分ありません。ロータイプの高さ60mmのほか、ハイタイプ100mmもあります。レガリアのマットレスに合わせてつくられているので、マットレスとセットでぜひ!
アクティブピロー ロータイプ 15,600円・税込)

汗を吸収して湿気がたまりやすい。こまめに換気を

──こだわって選んだマットレスは、長持ちさせたいものです。日常のお手入れはどのようにすればよいでしょうか。

寝ているときに出た汗を、マットレスは毎日吸収しています。湿気がたまりやすくなっているので、こまめに寝室の窓を開けてください。半年に1回くらいは、壁などに立てかけて、裏まで風が当てられるとよいですね。

また、腰に当たる部分は重さでへたりやすくなっているうえ、中身の素材が消耗して傷むこともあります。壁に立てかけたときのタイミングで頭と足の向きを変えると、マットレスの消耗の偏りを軽減させることができます。

──腰痛は、日常生活でも気をつけたいことがいろいろありますね。

なるべく腹筋を鍛えて、姿勢をよくすると腰への負担が少し軽減されると思います。また、冷えもよくないので、ゆっくりと湯船につかったり、寝具を調整したりして、身体を冷やさないように気をつけてください。

疑問やお悩みを、どんどん聞かせてください!

──井手さんは、どのようなマットレスを使っているんですか?

実は私も、元々腰痛があったんです。そのため、マットレスは柔らかいタイプにこだわっています。今、使っているのはレガリアのマットレスです。横向きになったときに、肩が自然に沈み込んで楽です。腰にはもちろん負担がかからず、フワッと軽い寝心地が気に入っています。おかげで腰痛に悩むこともなくなりました。

──最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

マットレスは寝心地を左右する重要なアイテムです。腰への影響も大きいため慎重に選んでいただきたいので、疑問やお悩みがあれば、ぜひスリープアドバイザーに相談してください。お客さまの情報を手がかりに、最高の眠りに導くマットレスをご提案いたします。

取材・文/内藤綾子

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