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この夏、体感温度はこう下げる! ひんやり涼感寝具の上手な選び方

寝苦しい夏の夜、少しでも快適に眠りたい! そんなときの心強い味方が、体感温度を下げてくれる涼感寝具。たくさんの種類がある中で、自分に合ったアイテムの選び方とは? おすすめの素材やアイテム、選び方のコツを大塚家具の『スリープアドバイザー』に聞きました。

夏の涼感のカギは、寝具での湿度コントロール!

—暑い夏の夜、快適に眠るためのコツとは?

蒸し暑くて寝苦しい夏は、シーツやベッドパッド、枕カバーなど、涼感アイテムが気になる方も多いと思います。いろいろな種類がある中で、最近私たちが特におすすめしているのが、湿度コントロールができる、ある素材なんです。

日本は高温多湿である上に、汗をかくとお布団の中の湿度が高くなりがちですよね。同じ気温でも、湿度が高いと不快指数も上がって、ますます寝苦しくなってしまいます。

そこで、お布団内を適切な湿度に保つことで、快適に眠れる寝具を大塚家具ではおすすめしていますが、それは「テンセル」を使ったアイテムなんです。

テンセルは洋服にも使われていたりしますが、ユーカリの葉の成分からつくられた天然素材です。触り心地はなめらかで、吸湿発散性は綿の約1.5倍もあると言われているのが大きな特徴。汗などを吸収するだけでなく、それを発散させる力が非常に強いんです。化学薬品などのコーディングを一切していないのに、防菌効果も期待できると言われています。

眠るときの最適なお布団の中の環境は、温度が33℃+−1℃前後、湿度が50%未満と言われています。テンセルは、快適に眠るためのカギとなる湿度を適切に整えてくれる、蒸し暑い夏にはもってこいの素材なんです。

蒸れにくいテンセルの寝具で、身体をサンドイッチ!

—テンセルを使ったおすすめの寝具は?

一番のおすすめは、テンセルの側生地を使った羽毛の掛け布団と、テンセルを詰め物に使ったベッドパッドを組み合わせていただくこと。身体の上下を、吸湿発散性に優れたテンセルの寝具でサンドイッチすることで、湿度をしっかりとコントロールできると思います。

掛け布団では、デンマーク王室御用達のデュコンというメーカーの『シェラン』という羽毛布団がおすすめです。側生地に吸湿発散性の高いテンセルを使うことで通気性をよくし、お布団の中にたまってしまいがちな湿気も吐き出せるように工夫されています。結果、お布団の中の環境を快適にコントロールしてくれるんです。

夏をはじめ、季節を問わずおすすめの『シェラン ミディアム』は羽毛の充填量600g。

シングルサイズ149000円(税込)。

側生地に高品質なエジプト超長綿100%を使っている羽毛布団もありますが、『シェラン』はテンセル52%、エジプト超長綿48%。打ち込んである本数が細かいので、肌ざわりがすべすべしていて「シルクのよう」とも言われます。身体に触れる部分が気持ちいいと、寝心地も変わってきますよね。

赤ちゃんが口に入れても害がないという「エコテックス100・クラス1」やヨーロッパの品質基準であるダニが繁殖しない「NO MITE(ノーマイト)」のお墨つき。吸湿発散性に優れ、ダニやカビも繁殖せず、臭いもこもらず、お布団の中を一番いい状態に整えてくれ最高の羽毛布団だと私は思っているんです。

タオルケットのようなものがお好みであれば、テンセルを使ったケットもおすすめです。綿のタオルケットをお探しの方も多いのですが、発散性のよくない綿が汗を吸い取ると、身体を冷やす原因になってしまうことに。吸湿発散性に優れたテンセルを使ったケットであれば、同じ環境でも快適にお休みになれると思います。

詰め物にテンセルを使ったケット『スプリーム』。やさしくてふわふわの肌ざわり。

「本当にいい!」と、お客さまが太鼓判を押すベッドパッド。

—一方、下側におすすめのテンセルの寝具は?

ベッドパッドのおすすめは、『Nアーブル』。群馬の寝具メーカーの商品で、中の詰め物にテンセルを使っています。お使いいただいたお客さまから「本当にいい!」とよく言っていただけるアイテムなんです。

テンセルの詰め物が入ったベッドパッド『Nアーブル』は17,820円(税込)

リバーシブルになっていて、どちらも綿ですが、春夏はパイル地、秋冬は起毛素材と、四季折々で気持ちよく使っていただける工夫も。一年中、ベッドの上を一番快適な状態にキープしてくれるんです。

同じく吸湿発散性に優れた羊毛を使っているベッドパッドもありますが、価格帯が高く、お洗濯が大変という方もいらっしゃいます。その点、『Nアーブル』は、取り扱いのしやすさも魅力の1つだと思います。

寝返りのたびに、ひんやり気持ちいいベッドパッド。

—いわゆる涼感素材を使ったアイテムでおすすめは?

フランスベッドの『クールデオ パッド』シリーズは、綿の2倍以上の接触冷感効果があると言われていて、触ると冷たいんです。ご家庭でお洗濯もでき、繰り返しご使用いただけるので便利です。

フランスベッドの『クールデオ パッド』シリーズ。

身体が離れると熱をすばやく逃がしてくれるので、寝返りをうつたびにひんやり感じられるというのが『クールデオ パッド』のすごいところ。一定時間使うと温まってしまったり、冷蔵庫で事前に冷やしておいたりすることもなく、手軽に快適にお使いいただけます。

類似品では臭いにお悩みの方が多いのですが、こちらは高い消臭効果も期待でき「臭いがつかなくていい」という声をよく聞きます。

実は、同じシリーズで抱き枕もあるんです。「キューちゃん」という名前なのですが、涼感シートがお腹の部分に使用されていて、グッと抱えると、身体の熱が自然に取れるようになっています。

『クールデオ パッド』シリーズの抱き枕「キューちゃん」。

先日は何名かの女性のグループがいらっしゃって、「在庫を全部ください」とお持ち帰りになられました。ぬいぐるみと一緒でかわいらしさがあって、使っていると愛着がわくという方も多いんですよ。

実際に手で触れて、気持ちいい物を選ぶことが大事。

—自分に合った涼感アイテムの上手な選び方は?

選ぶときは、実際に手で触れてみて、気持ちいいかどうか、蒸れるか蒸れないかを確かめてみるのが大事ですね。同じアイテムでも、極端に冷たく感じる方もいらっしゃれば、ちょうどいいと感じられる方もいらっしゃいます。お布団も、ベッドパッドも、手にとって触ってみるのが間違いないと思います。

また、寝室全体を快適な環境に整えておくことも大切。夏は冷房で身体を冷やしてしまって、体調を崩してしまう方もいらっしゃいますが、温度を26〜28℃に設定するのがおすすめです。

私は朝、太陽光を浴び、ウォーキングするように心がけています。季節を問わず、よく寝るためには日中に身体を動かすこともポイント。これをやらないと、私の場合、寝つきが変わってしまうんです。また、夏は辛い物を食べたくなる季節でもありますが、夜に刺激の強いものを食べると、寝つきが悪くなってしまうことも。なるべく夜はひかえるように意識してみださいね。

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寝具特集 ~ ひんやり涼しく夏のねむり ~
涼感&エコ STYLE のご紹介はコチラ
https://www.idc-otsuka.jp/item/index2.php?scategory=all&cond_no=1&branch_no=35
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*記事中で表示した価格は、2017年7月1日現在の税込価格です。

*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。

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