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ぐっすり眠れない方必見! 専門家に快眠方法を教わりました

多くの日本人は「ぐっすり眠れない」「寝不足」など、睡眠についての悩みを持っています。そんな方々を手助けするために作られた「日本睡眠医学協会」の理事長・大谷憲(おおたにのりお)さんは「安眠ドクター」として、睡眠の大切さを啓蒙するために、年間全国70ヵ所で講演活動をされています。その大谷さんが最近発表したのが、質のよい睡眠を得るための「薬に頼らないで誰にでも簡単にできる快眠方法6つのルール」。今回はそのエッセンスを教えていただきます。

快眠学で日本人を幸せに! 日本睡眠医学協会とは

──大谷さんが理事長を務める日本睡眠医学協会について教えてください。

「日本睡眠医学協会」は薬剤師である私が代表で、口腔外科医、理学療法士、血流の専門家などが集まって活動をしています。その目的は、ぐっすり眠れない方、質のよい睡眠を求めている方にアドバイスをすることです。私たちが提唱・啓蒙しているのは、眠ることがいかに大切かを学ぶ「快眠学」です。

──どのような活動をしているのでしょうか?

全国各地での睡眠に関する講演、メディアへの出演などによる啓蒙活動、睡眠に関する本の発行などです。協会のメンバーそれぞれが個別に行うこともあれば、チームを組むこともあります。また、協会のホームページでは「安眠ドクターの快眠コラム」も掲載しています。日々多くの方から睡眠に関する悩みや疑問をたくさんいただきますので、最新の話題や皆様からのご質問にお答えしながら、安眠の大切さをコラムで伝えています。

睡眠の質を高めるための快眠学とは?

──大谷さんの提唱する快眠学について教えてください。

いちばん簡単な究極の快眠法は「睡眠の質を高める」こと、これが基本です。睡眠には、昼間に疲労した脳を修復し免疫細胞を活性化し、いろいろな病気を予防する働きがあります。質のよい睡眠を得られている人は、睡眠薬などの薬も必要ではありません。寝不足、寝すぎはどちらも生活習慣病と言えます。

最近の調査で睡眠時間が6時間未満でも8時間以上でも「糖尿病になる危険性が高い」というデータがあります。また睡眠時間6~8時間で適正な方の中性脂肪が少ないというデータもあります。

──適正な時間、ぐっすり眠ることが健康とって非常に大切なのですね。

睡眠の質が上がると、肌の再生も活性化され美肌効果も促されます。つまり睡眠は簡単な美容法でもあるわけです。エステに通ったり、美容整形などにお金を費やしたりする人もいますが、規則正しい睡眠を取るだけでよいのです。これは誰にでもできる美容法ではないでしょうか。

さらに「睡眠障害がガンの発症に影響している」「寝不足によって性抑制機能が低下し性犯罪につながる」という専門家もいます。ぐっすり眠れないと、さまざまな悪影響が現れるんですね。とにかく、適切な睡眠時間を取ることが大切なのです。

「ぐっすり眠れない」方にオススメ!
誰にでも簡単にできる快眠方法6つのルール

──不眠で悩む方や睡眠の質について悩まれる方からの相談は多いのでしょうか。

そうですね、多いです。そして、不眠や睡眠の悩みを抱えている方は睡眠薬に頼っている方が多いです。薬剤師の私からすると、薬に頼るとかえって眠れない脳になってしまいます。人間は本来、自然に眠るための睡眠ホルモンといったものが出て眠くなります。薬に頼るとこれが出なくなり、むしろ眠れない状態になります。最近の発表によれば睡眠薬に頼った方は寿命が短いとも言われています。

──睡眠薬に頼りがちの方が質のよい睡眠をとるにはどうすればいいのでしょう。

質のよい睡眠に変えるには、夜の眠り方よりも、朝の目覚め方から変えていくのが早道です。気持ちよく目覚める環境を整えて、一日をアクティブに活動し、夜には自然な眠気に導かれて眠る、そんな理想の生活を実践するために6つのルールを設定しました。その要素がこちらです。

<快眠のための6つのルール>

1 太陽(日光)
2 食事
3 運動
4 呼吸方法
5 あたためる
6 生活リズム

この6つです。この中から「1 太陽(日光)」について少し解説しましょう。

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太陽光を積極的に浴びることが快眠につながります。紫外線の浴びすぎは肌によくありませんが、太陽光を浴びてセロトニンを分泌させることは、がんや骨粗しょう症などの予防に効果があるだけでなく、不眠症やうつ、引きこもりといった深刻な現代病の解決にもつながります。

そのほかの要素の詳細は著書に載っていますので、是非ご覧ください。今日からでも始められる6つのルールで快適な睡眠、快適な目覚め、快適な生活を実現しましょう。

寝不足が健康に悪いことはわかっていましたが、寝すぎもよくないのですね。6~8時間の適正な睡眠時間で健康になりたいですね。また、質のよい睡眠をとるために、なるべく日中に太陽光を浴びながら身体を動かして、薬に頼らずに自然に眠くなるようにしたいものです。

取材・文/三浦秋彦

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