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女性ホルモンと快適な睡眠との関係は?

女性が妊娠するために必要な女性ホルモン。この女性ホルモンは女性の美容と健康、そしてエイジングと大きく関係しています。きちんと分泌されないと生理不順や肌荒れ、イライラといった症状が出るだけでなく、更年期を早めてしまう原因になることも。そんな女性ホルモンの分泌は、睡眠にも大きな影響を与えているそうです。

女性ホルモンと睡眠の関係について、女性ホルモンバランスプランナー資格をもつ日中美容研究家の濱田文恵さんにお話を聞きました。

女性ホルモンとは

女性ホルモンとは、女性が子供を産むための働きをしてくれるホルモンです。女性ホルモンは私たちのもつ様々なホルモンのうち、生殖をつかさどる『エストロゲン』と『プロゲステロン』という2種類を言います。この2種類のホルモンが分泌される量とバランスによって、女性は子供を産むために心や身体を変化させています。

女性は生理が終了すると、新しい卵胞をつくるために脳の視床下部から卵胞を刺激するホルモンが分泌されます。この卵胞刺激ホルモンが卵巣に届くと、卵巣内にある卵胞のうち1つが成長をはじめます。そしてこの卵胞から分泌されるのが『エストロゲン』です。エストロゲンは美のホルモンとも呼ばれ、男性を誘惑し、妊娠につなげるために女性の見た目を女性らしく美しく変えてくれます。

このエストロゲンの分泌がピークに達すると、続いて脳の視床下部からが黄体化ホルモンが分泌され始めます。黄体化ホルモンが卵巣に届くと、成熟した卵胞が刺激されて、卵子が飛び出します。卵子が飛び出したあとの卵胞は黄体と呼ばれるものに変化し、ここから『プロゲステロン』を多量に分泌していきます。

プロゲステロンは男性ホルモンと同様の働きをもちますが、これは排卵によって一時的に女性の身体が妊娠した状態と錯覚し、母体と子供を守るためです。ちなみにこのとき、エストロゲンも少量ですが、分泌されています。しかし、受精が起こらないと、どちらのホルモンも激減し、生理を起こすことで、古いものが体外に排出されていきます。

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女性ホルモンが与える美容や健康への影響

では実際に女性ホルモンによって女性の身体はどのように変化するのでしょうか。
エストロゲンは、美のホルモンという名の通り女性をより美しく、魅力的に見た目から変えていきます。血のめぐりを良くするため、代謝があがりダイエットしやすくなるだけでなく、コラーゲンやヒアルロン酸の生成も高めることで肌はツヤとハリが出て血色もよくなり、髪や爪もツヤがでてくるそう。

腸内の善玉菌を増やす働きもあり腸内環境が整うため、体調も整いやすくなります。一方で、プロゲステロンは母体と赤ちゃんを守るため食欲を増やし、さらに体内にため込むことで身体を保護する働きが強くなります。これにより水分代謝が下がり、むくみや便秘、皮脂肌やニキビといった症状を引き起こします。

また、動物的に敵や他の男性を寄せないために精神的にも肉体的にも戦闘的にするそう。具体的には交感神経が優位となることで、感情的になりイライラしやすくなるほか、血管や筋肉に常に力が入り血のめぐりが悪くなるため、代謝も落ちていきます。プロゲステロンが多く分泌される時期は辛く感じますが、女性が子供をつくるために必要な働きとなります。

しかし、脳の視床下部はストレスに弱いため、強いストレスを感じると正しい指示が出来ずに女性ホルモンの分泌は一気にバランスを崩します。これは生理不順を引き起こすだけでなく、プロゲステロンが優位な状態が続いてしまうことも起こりえます。さらに交感神経が優位にはたらく状態がつづくことで、更年期障害の発症時期を早める原因にもなってしまいます。

女性ホルモンと更年期障害

女性が年齢を重ね、子供を産むという役目が終わりに近づくと、卵巣の機能が低下していき、女性ホルモンの分泌量は減っていきます。これに視床下部が気付かず、女性ホルモンを分泌する指示を出すと、指示をしたのに女性ホルモンが出ないことにより、視床下部がパニックを起こしてしまいます。

視床下部はホルモンのコントロールと同時に自律神経の中枢でもあるため、情緒不安定に加え、イライラしやすくなります。また、女性ホルモンには腎機能を高める働きがあり、これが抑えられることにより寒さに敏感になるため、身体を温めようとホットフラッシュが起こり、汗が止まらないといった身体症状が起こる場合もあります。

女性ホルモンを整えるには良質な睡眠を

女性ホルモンは睡眠にも大きく影響するとのことですが、具体的にはどのように関わっているのでしょうか?
睡眠中は、交感神経が抑えられ副交感神経が優位になるため、視床下部からの指令や血管がゆるむことで血の通りがよくなり、栄養素が身体の隅々まで行き届いていきます。そのおかげで様々なホルモンが作られ、細胞が修復されるタイミングとなります。

交感神経のオンオフは起きているとコントロールが難しいですが、睡眠中なら現代の忙しい女性でもコントロールしやすいというところがポイントだそう。女性ホルモンが睡眠中につくられるわけではありませんが、女性ホルモンを分泌するように働きかける性腺刺激ホルモンである卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンは、脳下垂体によって分泌されます。

そのため、睡眠不足になってしまうと、脳下垂体が上手に機能せず、女性ホルモンの分泌が遅れてしまうのです。そのため、睡眠をとることは、女性ホルモンが働きやすい環境をつくるということに繋がるわけです。睡眠不足が続くと、交感神経が優位な状態が続くため、女性ホルモンがうまく働かず、更年期を早める原因になることもあります。

女性ホルモンのために、副交感神経を優位にする準備をしましょう。

1. 寝る前はスマホやパソコン、テレビを見ない

このような電子機器は脳に刺激を与えてしまい、交感神経を優位にしてしまいます。寝る前は副交感神経を優位にしたいので、なるべく使わないようにしましょう。

2. 寝る前に食べない

食事を摂ると、消化のために内臓を動かす必要が出てしまいます。動かすとは休めると反対なので、寝る前は控えることがおすすめです。

3. 夜は照明を暗めにする

照明の刺激は太陽光よりその効果は低いものの、身体に覚醒の刺激を与えてしまいます。寝る前に身体を覚醒させてしまわないよう、照明は暗めにすることがおすすめです。

また、朝に太陽光にあたることで、その15〜16時間後に睡眠を促すメラトニンというホルモンが分泌され、寝つきをよくしてくれます。生活リズムを意識することもポイントですね。

文/今井菜穂子

監修:LINOME株式会社 代表取締役・一般社団法人日本セルフ美容協会 代表理事
濱田文恵(はまだふみえ)さん

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