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夫婦のベッド さてどっち? クイーンorシングル×2

夫婦のベッドを購入するとき、「クイーンサイズにするか、シングルサイズを2台並べるか」は、大きな悩みどころです。失敗しない夫婦のベッドの選び方を、スリープアドバイザーの中村拓也がご提案します。

ダブルを考えるならクイーンがおすすめ

――タイトルは「クイーンorシングル×2」となっているのですが、夫婦のベッドを選ぶとき、「ダブルorシングル×2」という選択が多いのでは?

一般的には、後者の2択がよく言われています。しかし実際、ダブルサイズに大人ふたりで寝るのは、寝返りを打ったりすることを考えると窮屈な場合が多いのです。ダブルサイズを購入しようか迷っているお客様には、極力クイーンサイズをおすすめしています。

一方、シングルサイズ2台を考えているお客様には、シングルサイズ+セミダブルサイズのご提案をすることもあります。男性は体格が良いので、シングルサイズが窮屈だとおっしゃる方が多くいますから。セミダブルサイズくらいの大きさなら、男性も伸び伸び寝ることができます。

――そうだったのですね。ところで、ベッドを選ぶ際のポイントは何ですか?

第一に重要なのは、寝室の広さです。6畳なら、クイーンがちょうど良いサイズ。シングルサイズ2台も置けますが、チェストなどの家具を置いてしまうと、寝室のスペースがほとんどありません。8畳以上なら、シングルサイズ2台を並べてもまだゆとりがあります。クイーンサイズのどちらでもお好みで選んでください。

ベッドを選ぶ際のポイント

使い心地を左右する、マットレスは同じか別か

――クイーンサイズとシングルサイズ2台について、それぞれのメリットとデメリットを教えてください。

クイーンサイズは、マットレスが1枚なのでシングルサイズを2台並べたときの谷間が出ないのがメリットです。ご夫婦ふたりはもちろん、お子様と3人で川の字でも寝やすいでしょう。

デメリットは、シーツやベッドパッドなどの寝装品のサイズが大きいので、大型の家具・寝具店へ行かないと取り扱いがなく、買い替えに手間がかかります。洗濯も大変ですし、干すスペースがたくさん必要です。

一方、シングルサイズ2台を並べた場合は、クイーンサイズよりも横幅が30㎝ほど大きくなり、よりゆったり寝ることができます。マットレスが1枚でないため、隣で寝ている人が布団に入ったり寝返りを打ったりしたときの振動が伝わりません。また、ご夫婦でマットレスの硬さ・柔らかさの好みが違う場合、それぞれの好みでマットレスを選べることが、クイーンサイズにはない最大のメリットと言えます。

デメリットは、2台並べたときの谷間にはまりやすいことです。ただし、谷間を解消するパッドがあるので、それを利用すれば問題ありません。

クイーンサイズとシングルサイズ2台

――比べてみると、違いはたくさんあるのですね。それぞれどのようなご夫婦におすすめですか?

クイーンサイズは、30~40代のご夫婦に人気があります。ベッドの中でゆったり会話をするなど、ベッドでのくつろぎ時間が増えるかもしれません。

シングルサイズ2台は、生活リズムが違い、寝る時間が異なるご夫婦にピッタリ。ちょっとした振動で目覚めてしまいがちな高齢者にもおすすめです。持病があって、ベッドでゆっくり眠りたいという方にも適しています。

売り場で5分はベッドに横になってほしい

――自分たちのライフスタイルや寝室の大きさ、マットレスの硬さなどの好みを検討したうえでベッドの見当をつけたら、売り場へ足を運べばいいんですね。

売り場でも、選び方のコツがあるんですよ。ある程度、購入したいベッドが絞れてきたら、実際にベッドに横になって試してみてください。ほとんどのお客様が、30秒ほど横になって、すぐ次のベッドのお試しへと移ってしまいます。でも、それでは十分にベッドを体感することはできず、実際に購入してひと晩寝たら、売り場で試したときの印象と違っていたという場合もあるのです。

私は、「5分ほど横になって、マットレスの硬さや寝返りのしやすさ、心地よさなどを確認してみてください。その間、私は離れていますので」と言います。静かに横になったり、体を左右に傾けたり、手足を伸ばしたりしてみれば、5分あれば自分に合ったベッドかどうか分かります。

選び方のコツ

――そのほか、購入するときのコツはありますか?

シングルサイズはどのようなお宅にも入れられますが、クイーンサイズはマットレスやベッドフレームが大きいので、廊下を曲がって寝室に入れられないお宅もあります。事前にご自宅の図面を持参していただくと、ベッドをご紹介するときの参考になります。携帯電話で、玄関や廊下、寝室の入り口などの写真や動画を撮影していただくのでも大丈夫です。

――ご夫婦で、ベッドを末永く使っていただきたいですね。

「一生のうち、3分の1は睡眠時間」とよく言われていて、テーブルやチェストなど他の家具と比べて、より長く使っているのがベッドです。また、身体に密着して健康にも影響する家具ですから、妥協せずにご夫婦で納得するものを選んで欲しいと思います。


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