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行楽シーズンは要注意! 居眠り運転の原因と防止策 第2回

暖かい季節になると、車で行楽に出かけたくなります。そこで、注意しなければいけないのが居眠り運転。居眠り運転になってしまう原因や危険性について、数多くのペーパードライバーに運転指導を行う、「ペーパードライバースクール ウインクリエート」の統括マネージャーである松原圭一さんに、詳しいお話を伺いました。2回連載でお届けする第2回は、同乗者が気をつけたいことや、松原さんご自身の運転に対する心がけなどをクローズアップします。

第1回の記事「行楽シーズンは要注意! 居眠り運転の原因と防止策 第1回」はこちら

こんなサインが出たら、居眠り注意!

──暖かくなってくると、誰でも運転中にウトウトする可能性がありますね。

居眠り運転は重大事故につながる危険が高く、絶対に防止しなければいけません。次のようなサインが出たら、なるべく早く車を止める場所を見つけて休みましょう。

居眠り運転しそう!? 重要サイン

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・まっすぐに走れずフラフラしている
・気がついたら、車間距離がつまっている
・信号や標識を、つい見逃してしまう
・運転になかなか集中できない
・頭が重い、気がついたら頭が下がる
・まばたきの回数が増える
・目がショボショボする
・イライラして落ち着きがなくなる
・あくびの回数が増える
・肩が凝る、足や腰が重くなる
・前方だけに意識が向き、側方や後方までの注意が散漫になる
など

──車の中に用意しておくと便利なグッズなどはありますか?

補聴器のように耳にかけて使用する「居眠り防止アラーム」は、便利です。頭が一定以上前に傾いたり、ガクっと眠りに落ちたりした場合、振動やアラーム音が作動して起こしてくれます。その他、仮眠をとるときの耳栓やアイマスクなども居眠り運転の防止に活躍します。

同乗者が居眠り運転を防止するキーマン

──運転中に眠くなるのは、同乗者も同じです。家族やグループで車に乗って出かけると、同乗者が寝てしまうといった光景が珍しくありません。

そこは、なるべく起きていて欲しいですね。同乗者は、運転手がストレスなく運転できるように配慮することが必要です。居眠り運転の防止には、同乗者にできることがたくさんあります。

──具体的には、どのようなことができますか?

・運転手と話をする
黙って運転していると、何も考えずにボーッと走ってしまう漫然運転になる可能性があります。運転手に積極的に話しかけて会話を楽しみ、眠気を吹き飛ばしてあげましょう。話すネタがなくなったら、少し頭を使うようなクイズを出すなど工夫して。

・エアコンを「外気導入」にする
車のエアコンには、「内外気切り替えスイッチ」があります。「運転手が眠そうだな」と感じたら、エアコンを「外気導入」にして、外気を車内に入れて空気の入れ換えをしましょう。

・早めの休憩を提案する
上記に挙げた、「居眠り運転しそうな重要サイン」をキャッチしたり、「眠そうだな」と感じたりしたら、早めに「少し休もう」と声をかけ、停車できるサービスエリアなどを探してあげてください。そのようなサポートがあると、安心して運転ができます。

睡眠の質を高めて快適な運転を

──居眠り運転を防止するために、日常生活の過ごし方や心がまえを教えてください。

・睡眠をしっかりとる
なるべく、起床・就床時刻を同じ時間にするようにして、早寝早起きを心がけてください。睡眠リズムが整わないと、昼間の眠気を誘います。特にドライブの前日は、夜更かししないように気をつけて。

・就寝前は入浴を
寝る前はきちんと入浴し、シャワーではなく湯船に身体を沈めて、一日の疲れを取るようにしましょう。身体も温まってスムーズな入眠につながります。

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──とにかく質の高い睡眠をとることが重要なのですね。松原さんご自身の睡眠に対する考え方を聞かせてください。

仕事がら、睡眠はとても重要だと感じています。寝室には遮光カーテンを活用し、きちんと閉めて光をシャットアウト。寝る前は入浴して身体を温め、夜11~12時にベッドへ入り、6時間は寝るようにしています。

このようなスタイルでしっかり寝ると、目覚めが断然違います。目覚まし時計が鳴る前に自然に目覚め、一日のパフォーマンスが充実します。

運転のプロが教える、交通ルールを守らない人

──運転中に、居眠り運転の防止で気を配っていることはありますか?

家族でドライブに出かけることが多いので、できるだけ会話を楽しむようにしています。ときどき休憩をしながら、周囲の景色を満喫するのもリフレッシュに効果的です。

──松原さんのように運転のプロフェッショナルなら、心配はないように思えます。

そんなことはありません。交通事故は、いくら自分が交通ルールを守っていても、相手に過失があれば発生する可能性があります。

・歩行者信号が赤でも渡る、自転車や歩行者
・見通しの悪い住宅街の道路で、徐行しない車や自転車
などをよく見かけます。私は常に緊張しながらハンドルを握り、いつも通っている道こそ油断せず、慎重に運転しています。

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──最後に、車を利用する人たちへメッセージをお願いします。

運転して事故を起こせば、その人や周囲の人の人生をも変える一大事になることがあります。居眠り運転は、本人や同乗者が気をつけることで防止できます。日常生活から意識して、楽しいドライブ生活を送ってください。

取材・文/内藤綾子

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