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快眠を目指すならパジャマを!選び方のポイント第1回

寝るときに着る服について、「楽であれば何でもいい」なんて思っている人は多いかもしれません。実は、寝るときの服装で睡眠の質に大きな差が出ることをご存じですか? そこで、こだわりパジャマの専門店「パジャマ屋」の熊坂雅之社長に、快眠とパジャマの関係について取材しました。2回連載でお届けする第1回は、パジャマの役割や選び方のポイントなどについて伺います。

スウェットやジャージはなぜいけないの?

──寝るときの服装はパジャマとわかっていても、スウェットやジャージなどを着て寝ている人は少なくありません。

近年、睡眠の大切さが重要視され、マットレスや枕などの寝具に気をつかう人は増えています。しかし、寝具にお金をかけても、「パジャマは何でもいい」「部屋着でかまわない」という人は多いですね。ところが、パジャマ1枚で睡眠の質はまったく変わってきます。快眠を目指すなら、パジャマにもぜひこだわってください。

──スウェットやジャージは着心地が楽なので、ついそのまま寝てしまいそうです。

スウェットやジャージは、汗の吸収・発散性がそれほどよくはありません。また、Tシャツに短パンという人もいますが、必要以上に身体を冷やしてしまうことも。

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他の服とは違うパジャマの役割

──パジャマの役割について、解説をお願いします。

・眠りのスイッチになる
部屋着からパジャマに着替えることは、「入眠儀式」のひとつ。入眠儀式とは、「入浴する」「軽いストレッチをする」など、寝る直前に行う習慣のことです。脳と身体が「活動モード」から「休息モード」へ切り替わりやすくなり、スムーズに眠りへと導かれます。

・身体がリラックスする
しめつけのないパジャマに着替えることで身体の緊張がほぐれ、深い睡眠に入ることができます。

・湿度調整をする
人は寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言われています。寝汗で身体がムレると快眠できません。パジャマは汗をよく吸い取り、布団の中の湿度を快適に保つように素材やデザインを工夫しています。

・寝返りしやすい
人は、ひと晩で20~30回ほど寝返りを打っています。寝返りは、血流をよくする、体圧による身体への負担の偏りをなくすといった効果があります。寝返りを妨げないように、袖口、首元、ウエストなど細かい部分は特にしめつけのないつくりで動きやすくなっています。

・清潔な状態で快眠できる
部屋着のまま寝る人は、ホコリや花粉などがついたままの服装で寝ることになり、寝具まで汚してしまうことも。パジャマを身につければ、入浴後の清潔な身体で、気持ちよく眠ることができます。

快眠のためにパジャマは季節で衣替えを

──パジャマに求められる要素とは何ですか?

1.寝ているときの汗や湿気を吸収する
2.動きやすく、スムーズに寝返りが打てる
3.洗濯を頻回にするので丈夫である

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以上が基本的な要素ですが、季節によっても違ってくるんですよ。

──季節では考えたことがありませんでした!

春秋……朝晩に肌寒いと感じることがあるので、ほどよい保温性と通気性がある
夏……汗をかいてもサラッとした肌触りで、通気性に富んでいる
冬……保温性が高くても重量感がなく、洗濯しても乾きやすい

日本は四季を通じて寒暖差が大きいため、パジャマに求められる要素は季節で大きく変わります。1年中同じパジャマを着ている人は多いですが、春秋・夏・冬用の3シーズンぐらいにわけ、季節によって衣替えするのがおすすめです。

冬はポカポカフリースで決まり!

──快眠できるパジャマについて、素材選びのポイントから教えてください。

パジャマは肌に一番近い服なので、素材がとても大切です。夏に人気なのはガーゼとリネン。ガーゼは汗をよく吸い取り、通気性、放湿性も優秀なうえ、優しい肌触りと軽い着心地でファンが多いです。リネンは耐久性、通気性、速乾性に富んでいます。

冬は断然フリースで、防寒具として活躍するほど保温性に優れています。ただし、吸水性が低いことと静電気がデメリットに。

季節に関係なく人気なのはパイルとシルク。パイルはタオルのように柔らかく、伸縮性も高いので動きやすく寝返りを妨げません。軽い着心地が支持されています。シルクは価格が高めですが、上質な着心地を実感できます。天然素材のシルクは人間の皮膚細胞に近い成分でできているため、肌なじみが抜群。「シルクを着ると、他の素材は着られない」と言う愛好家が多くいます。

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──価格はどれくらいを目安にするとよいでしょう。

安価なパジャマはたくさんありますが、1万円以上を目安にすると「失敗した」ということが少ないでしょう。高いと思うかもしれませんが、 高価なパジャマの生地は、着心地や動きやすさ、耐久性などの最適バランスを研究し、織り方や糸選びにもこだわってつくられています。製作にも、タグや縫い目が極力肌に触れないように、縫い目を袋縫いや折り伏せ縫いにするなど、お金と手間をたっぷりかけているんです。毎日の快眠が得られるなら、決して高くはないと思いますよ。

次回は、パジャマの売れ筋商品や、熊坂さん自身の睡眠についてご意見を伺います。

取材・文 内藤綾子

 

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