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【専門家に聞く!】 すっきり寝室掃除でぐっすり睡眠を(第2回) 「湿気よサラバ! 寝室を快適空間にするには?」

一日の疲れを癒やす寝室は、いつも清潔を保って気持ちよく眠りにつきたいものです。そこで寝室掃除の正しい方法を、掃除・収納を得意とする最強ハウスキーパーに聞きました。2回連載でお届けする第2回は、寝室の湿気対策や、掃除以外で気持ちよく過ごせる空間づくりについてお届けします。

第1回の記事「【専門家に聞く!】 すっきり寝室掃除でぐっすり睡眠を(第1回) 「基本的な手順と掃除グッズ」」はこちら

カーテンの裏にカビ! こうならないためにできることは?

──マンションなどで、多くの寝室は北側に設計されています。湿気がどうしても気になるのですが。

カーテンを裏返すとカビが発生していたりするお宅を、ときどき見かけます。カビはアレルギーや感染症などの原因になるので、気をつけたいですね。

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──湿気対策を教えてください。

空気清浄機が簡単でおすすめです。除湿できると同時に空気もキレイになり、消臭効果が抜群。寝室に入ったとたん、さわやかな気分になれます。エアコンの除湿機能を活用してもよいでしょう。

また、扇風機も手軽です。ヘッドを回しておくと寝室の空気を循環させてくれます。

どちらを使うときも、クローゼットの扉を全開にしておくことを忘れずに。クローゼットは湿気がこもりがちです。朝、仕事へ出かけるときにクローゼットを開けてスイッチを入れ、夕方帰ってから消すようにしてください。

──電化製品に上手に頼ることも必要ですね。

ただし、それ自体が清潔であることが前提です。空気清浄機やエアコンは、フィルターにホコリがビッシリなんてお宅が珍しくありません。扇風機は、羽にホコリがこびりついていることが。

よく洗ってから使わないと、効果は半減するうえ電気代ばかりかかります。

シーツは週1回、枕カバーは毎日洗濯を

──寝具のお手入れや取り扱い方で気をつけたいことはありますか?

シーツ、枕カバー、かけ布団カバーは、身体に直接触れるアイテムなので、週に1回くらいの頻度で洗濯することがベストです。

中でも枕カバーは、汗、皮脂などがつき、汚れも最上級。できれば毎日洗ってください。洗濯替えのない場合は、タオルで代用して毎日取り替えてもよいでしょう。

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──洗濯できない敷き布団はどうすればよいですか?

布団専用掃除機、もしくは掃除機に布団専用ノズルをセットして、ホコリを吸引します。ノズルがない場合は、掃除機のヘッドに使い古しのストッキングをかぶせて代用することも可能です。布団の横幅を往復20秒を目安に滑らせれば、ホコリ、ダニの死骸やフンなどもよく取れます。

掃除と片づけはセットで考える

──掃除以外で寝室を清潔に保つ工夫はありますか?

旅行カバンや宅配荷物などの大きな物を床に置かないことが大切です。物を床置きすると、寝室が雑然とするだけなく、夜中にトイレへ行きたいとき、薄暗い寝室で物につまづいてケガをする可能性もあります。

洋服、メガネ、新聞といった小物は散乱しやすいので、すべて収納場所を決めてあげると片づけやすいですね。「毎日、小物を片づけるのは面倒」というなら、“一時収納ボックス”をベッドサイドに起き、とりあえずはそこへ。週1回くらいの頻度で、決めた収納場所へ戻すようにしましょう。

片づけと掃除は切り離して考えられがちです。でも、片づけることは掃除しやすい環境づくりにつながっていて、セットで考えることはとても大事なんです。

──掃除で寝室がリフレッシュすると、より眠りやすい環境づくりをしたくなります。

観葉植物がある寝室は、気持ちいいですよ。見た目のグリーンに癒やされることはもちろん、光合成をして二酸化炭素を減らし酸素を増やして空気清浄の働きもしています。1~2点アクセントとして飾るくらいが落ち着きます。

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また、寝る前にアロマオイルを活用して、好きな香りに包まれるとホッとする寝室になります。メイク用のコットンパフに好きなアロマオイルを数滴たらして、小皿に乗せてベッドサイドに置くだけでOK。眠りも深くなるのではないでしょうか。

ホワイト系の寝室に、観葉植物を飾っています

──ステラさん自身は、寝室づくりにこだわっていますか?

睡眠はとても大切にしているので、当然、寝室も心地よい空間にしています。カラフルなカラーだと気分が落ち着かないので、寝具から家具まですべてホワイト系で統一しています。

観葉植物も飾っていて、ホワイトの寝室にグリーンがよく映えます。寝室にいるだけで、一日の疲れがキレイに流されるようです。

──睡眠のために心がけていることはありますか?

ワンピースタイプのパジャマを着て、身体をしめつけないようにしています。

また、入浴はベッドに入る1時間30分前に入って身体を温め、少し冷めたころに寝るとよいと聞いたことがあり、実践しています。だいたい7時間くらい寝ると、翌日の身体のコンディションが最高です。

──最後に、読者にメッセージをお願いします。

たくさんのお宅を拝見する中で、リビングにはこだわっても、寝室は後回しというケースが多くあります。寝室は、一日の疲れを取り、翌日のエネルギーを補給する場所です。その重要性を見直して、ぜひ清潔な寝室づくりを習慣づけてください。

監修/ステラさん
文/内藤綾子

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