睡眠の質を上げる効果的な方法”睡眠前の頭皮マッサージ”とは?

睡眠の質を上げるためには、疲れた身体を回復させることが重要です。疲れた身体をほぐし、心身ともにリラックスした状態に導くことで、効果的に睡眠の質を上げることができると言われています。
今回は“頭皮”に注目して疲労回復を促す手軽な方法を調べてみました。
首や肩だけではなかった!実はストレスで“頭皮”も硬くなる?!
ストレスなどで疲れを感じると首や肩がガチガチにこってしまうことがありますが、実はそのとき、頭皮もこった状態になっていることが多いそう。頭皮のこりは見落としがちですが、そのまま放置しておくと頭皮はさらにこり固まり血流も悪くなってしまいます。この状態ではリラックスすることができないため、睡眠の質も悪くなります。一刻も早くこりをほぐし睡眠の質を効果的に上げるには、頭皮マッサージがおすすめです。
まず、自分の頭皮がこっているのかチェックしてみましょう。自分の頭皮を、両手の指の腹で軽くもむようにして触れます。あまり動かない、あるいは鈍い痛みを感じるような部分がある場合は、頭皮がこっています。
また、頭皮はむくんでしまうこともあるので合わせて確認しましょう。おでこの生え際の少し下に中指の腹の部分を当て、約5秒間強く押してから離し、約2分後に押した部分を確認。額に指の跡が残っていたら、それがむくみのサインです。頭皮にこりやむくみがある状態では上質な睡眠をとるのは難しいので、ぜひ、頭皮マッサージを試してみてください。
自分で頭皮マッサージを行うときの注意点
睡眠にも影響する頭皮のこりやむくみをほぐすために、自分で頭皮マッサージを行うときには、以下の点に注意しましょう。
1 頭皮を傷つけないように、必ず指の腹を使い優しくほぐす
2 自分が気持ちいいと思う力加減で行う
3 長時間、頭皮マッサージを行うと頭皮の負担になることもあるので、1日1回、5分程度にとどめる
4 体温が上がり頭皮の血行が促されるバスタイム、もしくはお風呂を出た後の睡眠前に行う
睡眠の質を上げる効果的な頭皮マッサージのやり方
睡眠の質を上げるのに効果的な方法のひとつ”頭皮マッサージ”で、頭の皮膚から癒して疲れを解消しましょう。その方法は下記です。
1 手のひらを大きく広げて頭を包み込むようにして、頭の下から上に向かって頭皮を大きく動かす
2 生え際から頭頂部に向かって指の腹を小刻みに上下に動かす
3 指の腹を使い、頭の側面とこめかみ、耳の上を頭の下から上に向かって小刻みに動かす
4 後頭部も3と同様に行う
5 耳全体を人差し指と親指でやさしく挟んでもみほぐした後、両耳をやさしく引っ張る
頭皮マッサージを行うと頭皮に酸素がいきわたりスッキリ! 実際、自分で頭皮マッサージをしてみると、とても気持ちよくリラックスできます。入眠儀式のひとつに加えて睡眠前に毎日、頭皮マッサージを続けてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
『快眠お得技®ベストセレクション』(晋遊舎)
・YOIKOTO LABO
https://www.queensway-group.jp/yoikotolabo/2017/12/25/191
・リラックス情報ナビ リラピー
https://relax783.jp/head-stiff/
文/高橋晴美
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高橋晴美(たかはしはるみ)
フリーランス編集ライター。食と健康・旅をテーマに執筆。
主に、旭屋出版 日経BP社 夕刊フジ JTBパブリッシングの月刊誌およびMOOKSなどの編集記事・広告を担当。(株)スミフルジャパンのバナナソムリエ。ベジフルティーチャー。
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