夏本番までにヤセ体質へ! ぐっすり睡眠ダイエットとは?
COLUMN

薄着になって体型が気になる季節。夏本番までにダイエットしたいけど、長続きしないハードな運動やリバウンドが気になる極度な食事制限はこりごり、という方も多いのでは? 今年はぐっすり睡眠ダイエットを組み合わせて、ムリなくキレイを目指しませんか。
知らないとソン!? 睡眠のダイエット効果とは?
「何かいいダイエット方法はない?」「苦労しないでキレイになる方法があるといいのに…」と夜な夜なスマホをチェックしているなら……その時間を睡眠時間に変えて、睡眠のダイエット効果をたっぷりと享受しませんか?
『寝不足はお肌の敵』はよく耳にする言葉ですが、『寝不足はダイエットの敵』でもあることが、睡眠にまつわる研究によってわかってきています。
例えば、睡眠と肥満の関係を調べたアメリカのコロンビア大学の研究では、平均睡眠時間が7〜9時間の人に比べて、平均睡眠時間が4時間以下の人は73%も太りやすいという結果に。4〜5時間の人でも 50%太りやすいという結果になったそうです。
なぜ、睡眠不足だと太りやすくなるのでしょう。睡眠不足になると、食欲を抑え、代謝を促す『レプチン』というホルモン減少してしまうことも、別の研究でわかってきました。睡眠不足の日、無性に食べたい衝動にかられたり、ついつい食べすぎてしまったりといったことはありませんか?
美容のゴールデンタイム=ダイエットのゴールデンタイム。
食事の量を減らしたり、栄養バランスを整えたり、普段よりも運動量を増やしたり。がんばってダイエットをしようとしても、睡眠不足で食欲が暴走してしまっては、せっかくの苦労も台なしですよね。
一方、ぐっすりと質のよい睡眠がとれれば、食欲をコントロールできるだけでなく、やせるための効果が期待される『成長ホルモン』の分泌も促してくれるそうです。代謝の促進、筋肉の合成などに関わる『成長ホルモン』は、眠りはじめから2〜3時間後の深い睡眠時にたっぷりと分泌されると言われています。お肌の細胞の修復も促すことから、この時間帯はよくゴールデンタイムと呼ばれていますね。
睡眠中の美容のゴールデンタイムは、ダイエットにとってもゴールデンタイム。睡眠の質×睡眠の量をしっかりとキープして、よりダイエットしやすい体質をつくってあげるのがおすすめです。
ムリなくキレイを目指す、3つのカギ!
つまり、夏本番に向けてダイエット成功を目指すなら、食事や運動でのカロリーコントロールだけでなく、睡眠のリズムを整えてぐっすり眠る習慣をつけることも大切。ぜひ、睡眠のリズムを整える3つのポイントを意識してみてください。
●就寝・起床時間を整える
毎日同じような時間帯に就寝・起床することで、しっかりと睡眠時間を確保しながら、睡眠の質も整えていきましょう。
●朝ごはんを食べる
毎日朝ごはんを同じ時間帯に食べることで、体内時計を整え、睡眠のリズムも整いやすくなると言われています。また、朝ごはんを抜くと、その分、昼や夜にドカ食いしてしまうことも。
●晩ごはんは、就寝3時間前までに
睡眠時に胃の中がからっぽになっている方がぐっすり眠れ、さらに余分なエネルギーが脂肪としてストックされるのも防いでくれます。
ぐっすり眠ってすっきり目覚めれば、日中も活動的に過ごしてカロリーを多めに消費できる、お肌も調子が整うといったメリットも。ダイエットしてキレイになりたいという方、ぜひ今日から睡眠を見直してみませんか?
【参考文献】
『ここぞというときに力が出せる』(睡眠の3鉄則)
『脳が若返る快眠の技術』(KADOKAWA)
『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』(かんき出版)
文/武田明子
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武田明子(たけだあきこ)
フリーランスのコピーライター。
広告制作会社でコピーライターとして企業の商品・サービスのプロモーションに携わった後、出産を機にフリーランスへ。医療・美容系をはじめ、ママ向けからビジネス系まで多様なジャンルのコンテンツを制作。
読む人に伝わる、わかりやすい執筆を心がけています。最近の楽しみは、iPhoneのアプリを使って睡眠の質を“見える化”すること。翌朝いいデータが取れていると、ぐっすり眠れた感がアップします。
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