睡眠不足だと、第一印象でソンをする!? 30分早寝習慣で、快眠対策!
COLUMN

取引先への挨拶や、就職・バイトの面接、コンパや婚活。もしかしたら、それが運命の出会いになることも。だからこそ第一印象は大事にしたいですよね。ただ、睡眠不足の人は、無意識のうちに見た目の印象を悪くしてしまうそうなんです。さて、その理由と対策とは?
最初の挨拶のときに、第一印象は決まる!
仕事ができそうな人か、そうでない人か。元気そうな人か、そうでない人か。一緒にいたい人か、そうでない人か。最初の見た目の印象=第一印象で、人は相手の多くのことを判断しているそうです。
人とコミュニケーションをするときは、相手と目を合わせるのが基本。「目は口ほどにものを言う」の言葉のように、目はその人の印象を決める重要なパーツです。初対面で目があって挨拶するまでの間に、第一印象が決まってしまうこともあるそう。さらに、話し方や雰囲気、姿勢や顔の表情なども、第一印象に大きく影響すると言われています。
睡眠不足のときには、目の下にクマができたり、顔がむくんだりして、普段とは見た目の印象が変わってしまいがち。さらに、顔の表情や目の動き、姿勢などの第一印象にとって大事な要素にも影響を与えると言われているので、ご用心。
睡眠不足のときは、しまりのない表情と姿勢になっている!?
顔の表情は、顔面筋という筋肉が無意識のうちに緊張することで、バランスや張りを保ちながらつくられているそうです。でも、睡眠不足で強い眠気を感じているときには、起きているにも関わらず、筋をゆるめようとする睡眠の圧力がかかってしまうと言われています。
結果、脳が自動的に行っている顔面筋のコントロール力が弱まってしまい、無意識のうちに“眠そうな、しまりのない顔つき”に。どうにか対策を講じたいものです。
同様に、目を動かしたり、瞳孔の動きを調整したりする筋の動きにも影響を与えるそうです。いつもは的確に視線を動かすきびきびとした目の動きの人も、睡眠不足でのろっとした目の動きになってしまっては、第一印象を悪くしてしまいます。
さらに、睡眠不足は、姿勢や歩き方にも悪影響をおよぼすそうです。筋の緊張のコントロール能力の低下に加え、睡眠による脳の疲労回復効果が得られないことで、姿勢制御の能力も低下してしまうとのこと。結果、だらしない姿勢や歩き方になってしまうと言われています。
30分早寝習慣で、睡眠不足対策!
では、「明日は、大事な人に会うからしっかりと眠りたい」というときは、どう対策すればよいのでしょう? 朝起きる時間が決まっているなら、当然早めに寝ればいいということになります。
ただ、例えば、いつもは午前1時頃に寝ている人が、いきなり午後11時に床につくと、これまでの睡眠のリズムが邪魔をして寝たくても眠れず、結局せっかくの対策も失敗しがち。就寝時間は、極端に早めるのではなく、30分程前だおしにするのがおすすめです。
また、「寝なくては」と思えば思うほど、脳が興奮して眠れなくなることもあるので、考えすぎないことも大切ですね。
第一印象を良くしたいなら、やはり、普段から早寝早起きの習慣をつけて、睡眠のリズムを整えておくのが一番の対策。しっかり眠っていれば、頭も冴えて本来の自分らしいパフォーマンスを発揮できるはずです。
仕事でも、プライベートでも、運命の出会いは突然やってくるもの。その出会いをものにするために、ぜひ、今日から睡眠を見直してみませんか?
【参考文献】
『「睡眠力」を上げる方法』(永岡書店)
『ビジネスパーソンのための快眠読本』(ウェッジ)
文/武田明子

武田明子(たけだあきこ)
フリーランスのコピーライター。
広告制作会社でコピーライターとして企業の商品・サービスのプロモーションに携わった後、出産を機にフリーランスへ。医療・美容系をはじめ、ママ向けからビジネス系まで多様なジャンルのコンテンツを制作。
読む人に伝わる、わかりやすい執筆を心がけています。最近の楽しみは、iPhoneのアプリを使って睡眠の質を“見える化”すること。翌朝いいデータが取れていると、ぐっすり眠れた感がアップします。
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