春の眠気は、スマホで撃退!? おすすめの昼間の眠気対策!
COLUMN

ポカポカ陽気が気持ちいい春の昼下がり、やる気とは裏腹にウトウトと眠くなっていませんか? 気温があたたかくなり、冬から続いた緊張が解ける春は、眠くなりやすい季節と言われています。そこで、春の昼間の眠気を上手にコントロールするための対策をご紹介します。
昼間にウトウトしてしまうのは、春のせい!
「睡眠時間は足りているはずなのに、最近眠くて仕方がない」という方。それは、春という季節のせいかもしれません。実は、季節によって、私たちの睡眠は変化すると言われているんです。
寒い冬から解放され、あたたかくなっていく春は、昼間にウトウトと眠気に襲われる人が多いそうです。逆に、秋から冬にかけては、夜の寝つきが悪くなったり、睡眠の途中で目が覚めてしまったり、眠りにくくなる人が多いと言われています。
春の眠気の一番の原因は、ポカポカ陽気のなか、身体も気持ちもリラックスするからだそう。また、冬から春にかけて日照時間が変化することで体内時計が乱れ、眠りのリズムが崩れることも関係しているそうです。さらに、春の花粉症で薬を飲んでいる方は、その副作用もあるかもしれません。
スマホやパソコンの「ブルーライト」で、眠気対策!
新年度もスタートして、やるべきことをテキパキとこなしたい気持ちとは裏腹に、襲ってくる昼間の眠気……。どうにかしたいときのおすすめの対策が、「ブルーライト」を浴びることです。
「ブルーライト」は、スマホやパソコンなどから発せられる青色の光。寝る前に浴びると、夜の睡眠を妨げてしまいますが、逆に昼間に浴びると眠気を抑える効果があると言われています。
つまり、この記事を読んでいることも、眠気対策になっているということですね。「ブルーライト」の浴びすぎはよくないと言われているので、時間を決めて記事やSNSをチェックしたり、休憩時間であればお気に入りのゲームで遊んでみたりしてはいかがでしょう。
また、太陽光は最強の眠気覚まし。スマホやパソコンで効果がないときは、ぜひ、窓際に行ったり、リフレッシュをかねて外に出てみたり、太陽光を浴びてみてください。
昼間の眠気は、狙いを定めて上手に対策!
「きまって昼食後は、眠気に襲われて仕事がはかどらない」という声をよく耳にしますが、これは食後のせいではなく、体内時計の仕業だと言われています。
私たちは通常、起床から8時間後くらいに自然と眠くなるようになっているとのこと。朝6時起床の方は、午後2時くらいに睡魔が襲ってくることを想定し、狙いを定めてうまく乗り切ることが昼間の眠気対策のキモとも言えます。
スマホやパソコン、太陽の光を浴びるほかにも、この時間帯を意識して、少し前にカフェインを摂っておくのもおすすめです。手軽に摂れるのはコーヒーや紅茶ですが、特にカフェインを多く含むのは玉露。勝負日に、ぜひ試してみてください。
また、集中力アップやリフレッシュの効果が期待できるアロマオイルを使って、眠気を覚ます方法も。スーッとする「ペパーミント」や「ティーツリー」、柑橘系の「グレープフルーツ」や「レモン」などがおすすめです。リラックス効果が期待できるアロマオイルの定番「ラベンダー」は、逆に眠気を誘ってしまうかもしれないので、ご用心を。
【参考文献】
『9割の不眠は「夕方」の習慣で治る』(SB新書)
『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』(かんき出版)
『日本人のための睡眠雑学100』(講談社)
『ここぞというときに力が出せる 睡眠の3鉄則』(主婦と生活社)
『アロマテラピーの教科書』(新星出版社)
文/武田明子
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武田明子(たけだあきこ)
フリーランスのコピーライター。
広告制作会社でコピーライターとして企業の商品・サービスのプロモーションに携わった後、出産を機にフリーランスへ。医療・美容系をはじめ、ママ向けからビジネス系まで多様なジャンルのコンテンツを制作。
読む人に伝わる、わかりやすい執筆を心がけています。最近の楽しみは、iPhoneのアプリを使って睡眠の質を“見える化”すること。翌朝いいデータが取れていると、ぐっすり眠れた感がアップします。
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