夜の眠りを深くするランチタイムの過ごし方とは?
COLUMN

昼休みはご飯を食べた後、お茶を飲みながスマホを見て過ごしているという人が多いと思いますが、実はこのランチタイムの過ごし方で、夜の睡眠が劇的に変わると言われています。では、どのように過ごせば、眠りを深くすることができるのでしょうか?
午後からの仕事の活力源となる昼ごはんを充実させる!
お弁当の蓋を開けたときに、ワクワクするような楽しいお弁当を作ってみるというのはいかがでしょう。毎日となると疲れてしまうかもしれませんが、例えば、休みの翌日はお弁当の日と決めて、作り置きのおかずを用意しておけば、そんなに負担にはならないと思います。いつもと同じような材料を使う場合でも、子ども用のお弁当のように、ウインナーの切り方を変えたり、盛り付け方を工夫するだけで楽しくなるのではないでしょうか。午前中、仕事を頑張った自分へのご褒美として作ってみてはいかがでしょう。
外食やテイクアウトをするときは、栄養バランスばかりを重視するのではなく、本当に食べたいものを食べましょう。ダイエットを気にするあまり、毎日、食べたいものを我慢するのはストレスがたまります。ストレスは眠りを深くすることの妨げになります。また、本当に食べたいと思うものは、身体が必要としているものでもあります。1日のトータルで食事の量や栄養を考えて、思いきって、そのとき食べたいと思うものをチョイスしてみては。
冬でも風がなく天気の良い日は、テラスでランチするのもおすすめです。温かいスタイルで、時にはピクニック気分を楽しみましょう。
ランチタイムにできる自分流のリラックス法を探す。
ランチタイムは、だいたい1時間というところが多いかもしれません。この1時間という限られた時間ですが、ご飯を食べることにプラスして自分に合ったリフレッシュ法を探して実践することでストレスが解消され、眠りを深くすることにつながるのではないでしょうか。
例えば、のびをして身体の筋肉をほぐしたり、軽いストレッチを意識的に行う。デスクワーク中心の仕事をしている人は、天気のよい日は、食後、会社の周りを散歩しながら外の空気にふれるのもおすすめです。脂肪を燃焼させることを目的とするのではなく、あくまでもリフレッシュを目的とした、軽い有酸素運動で十分です。今まで気がつかなかった素敵なお店や散歩に最適な場所が見つかるなど、サプライズがあるかもしれません。
好きなマンガ本などを読んでみるという方法もあります。少しの時間、仕事とはまったく関係のない世界にふれるのに最適です。
眠気を感じたときは、ご飯の後、お昼寝タイムにするのもおすすめです。ただし、夜の睡眠に影響が出ないように、昼寝は20分以内にとどめるのがポイント。椅子に座ってデスクで軽く目をつむるだけでも、疲れた頭を癒してくれます。適度な昼寝は午後の仕事もスムーズこなせ、夜の眠りを深くすることにつながるのではないでしょうか。
その日に合ったランチタイムの過ごし方こそが夜の眠りを深くする。
20~30分で気分をリフレッシュさせる方法は他にもあります。例えば、“ネイルサロン”を事前に予約して、ネイルケアをしてもらうというのはいかがでしょう。爪の長さを整えたり、甘皮処理など短い時間でできることはあります。また、部分マッサージやリフレクソロジーなどの15~20分程度のお手軽コースもあるようです。
毎日、必ずひとつのことを続ける必要はありません。これまで、昼ごはんを食べるだけでなんとなく終わっていたランチタイムに、ほんの少し気分転換できることをプラスすることで充実感が得られ、自然と夜の眠りを深くすることができるのではないでしょうか。その日の気分や体調に合わせて、できることから試してみてはいかがでしょう。
【参考文献】
ボイスノートマガジン 昼休みの良い過ごし方とは? 1時間を効果的に過ごしたい
http://magazine.voicenote.jp/20165405/
文/高橋晴美
関連するキーワード

高橋晴美(たかはしはるみ)
フリーランス編集ライター。食と健康・旅をテーマに執筆。
主に、旭屋出版 日経BP社 夕刊フジ JTBパブリッシングの月刊誌およびMOOKSなどの編集記事・広告を担当。(株)スミフルジャパンのバナナソムリエ。ベジフルティーチャー。
大塚家具のLINE公式アカウント!
続けて読みたい!あなたにオススメの記事