美容にいいことは、寝る前に。秋のピンチ肌、救出大作戦!
COLUMN

季節の変わり目。朝メイクをするときに「あれ、肌色がくすんでる?」「ファンデがのらない! 時間がないのにピーンチ!」なんてことありませんか?
夏から放置していたダメージ肌をしっかりケアして、冬へ備えるために。いまこそ質のよい睡眠とスキンケアの相乗効果を知って、内側から輝く美肌を手に入れましょう!
まさか! 夏バテ肌、まだ引きずっていた!? ︎
乾燥、くすみ、シミ、しわ……。夏の間の猛烈な暑さや強い紫外線、冷房による乾燥など、過酷な環境にさらされていた肌は、いまになって疲れを見せはじめるころ。
資生堂の調査によると、夏の紫外線ダメージの蓄積+急激な温度・湿度の低下により、肌では『乾燥』『メラニンの蓄積』『血流低下』が発生。これにより肌あれ、きめの乱れ、肌色のくすみが生じて、のちに『秋ぐすみ』になってしまうとのことです。
これから乾燥が深刻になる冬に向けて、まずは夏バテ肌をリセットしておかないと!
とはいえ、忙しい毎日、なかなか手をかけられないのが現状ですよね。そこで今回は、いますぐはじめられるスーパー簡単ケアを探ってみました。秋の夜長に、美容にいいこと実践してみませんか?
翌朝の肌を変える! 塗って寝るだけのパックが熱い。
美肌ケアの基本は、一に保湿、二に保湿! ですが、そんな中でもいま美意識の高い女性たちに注目されているのが、ずばり『寝ている間の保湿パック』です。
パックと聞くと手間と時間が掛かりそうですが、『クリームや美容液を、寝る前にしっかり塗る』というだけ。
お風呂上がりのスキンケアから時間が経っていたら、寝る前にもうひと塗りするだけでも、寝ながら『パック効果』を実感できます。寝る前のワンモアクリーム、といったところですね。
睡眠時間を有効活用できるから、どんなに忙しくてもこれならできそう、そして続けられそうではありませんか。
最近では、時短ケアとしての効果の高さから、寝るだけパック専用のクリームや美容液もいろいろ出ています。みずみずしい感触で素早く肌になじむので、寝る時にも枕や髪が気にならないという、嬉しいポイントづくし。ダメージ肌の緊急レスキューケアとしてはもちろん、手軽なデイリー保湿ケアとしてもぜひおすすめです。
美容にいいこと×眠りにいいこと。相乗効果で美肌力アップ!
この寝ながらパックは、ご存知『お肌のゴールデンタイム』を有効活用した美容術であります。ゴールデンタイムの時間帯には諸説ありますが、近ごろは『眠りはじめの3時間』が大切とも言われています。
『天然にして極上の美容液』とも呼ばれる成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイム。肌細胞が生まれ変わるこのタイミングに合わせて、効率よく美容成分を届けておけば、大きな美肌効果が期待できること間違いなし!という発想。
そして、このゴールデンタイムにしっかりと質のよい睡眠を得るためにも、寝る前はリラックスして過ごしたいものですね。
好きな音楽や好きな本、好きな香りに囲まれるのも、睡眠に、美容に、いいこと三昧です。
時間のとれる日は、ゆったり半身浴を楽しんだ後にローションシートマスクを、そして就寝前にクリームを塗って寝ながらパック、なんてご褒美コースもおすすめです。
睡眠の質も上がって、寝ながらパックとの相乗効果で、翌朝にはいつもと違うぷっくり透明肌を実感できるはず! ぐっすり眠って、しっかり保湿。まずはできることからお試しくださいね。
肌の冬じたくは、ぜひお早めに。
【参考文献】
ワタシプラス by shiseido「夏を過ごした肌はダメージだらけ?」
https://www.shiseido.co.jp/beauty/season/feature/yasuragibijin-110901-1.html
いつでもぷらす「美肌を作るために、寝る前は顔にクリームを塗って寝ましょう」
http://itsudemoplus.com/post-1411-1411/
「眠るだけビューティー法則 眠活」(中央公論新社)
文/井田京子
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井田 京子(いだ きょうこ)
コピーライターとして、主に化粧品をはじめとした美容関係の広告制作を経験。過去には、多忙による自律神経の乱れから、過眠症になって睡眠外来に通ったことも。なんとなく治癒しましたが、睡眠について考えていると、ついウトウトしてしまう毎日です。朝が苦手で、子どもに起こされることもしばしば……。『快眠は人生を潤す』と信じています。
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