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地震に備えたベッドの配置や寝室のレイアウトは?

地震は、夜中に突然襲って来ることも少なくありません。睡眠中に地震が起きたとき、自身や家族のケガのリスクを少しでも減らせるように、ベッドの配置や家具の設置方法などを見直してみませんか。大塚家具のスリープアドバイザー鑓田浩司(やりたこうじ)が、安心して眠れる寝室環境の整え方についてアドバイスします。

地震に備えて、ベッドは家具と対角線に

──近年、頻発している地震のニュースを目の当たりにするたびに、地震に備えた寝室づくりはとても重要だと感じます。

安心して眠れる空間でないと、熟睡できません。寝室は、安全面の配慮が特に必要です。

──安全性に配慮した寝室づくりで、気をつけたいポイントをいくつか教えてください。

Point1 家具は背の低いタイプをセレクト
寝室にチェストを設置する場合は、高さ70㎝ほどの低いタイプがおすすめです。安定感があり、地震の揺れでベッドなどへ倒れ込むリスクを減らせます。ちょうど引き出し3段くらいで、使い勝手もよい高さです。

Point2 背の高い家具は、壁に固定
どうしても背の高い家具が必要な場合は、家具の転倒に対する対策を。それを怠ると、ケガの原因になるうえ、避難経路をふさぐ可能性もあります。L字器具、突っ張り棒などを利用し、家具はしっかりと壁や天井に固定しましょう。

また、「地震が来たとき、家具がベッドの上に倒れてきたら不安」というお客さまは多いです。そんなときは、「ベッドを家具と対角線になる場所に配置してください」とアドバイスしています。万が一、家具が倒れてきても、ベッドに直撃するのを避けることができます。

Point3 窓ガラスは、フィルムを貼るかカーテンを閉めて
地震で窓ガラスが割れて破片が飛び散り、ケガをしたり避難経路をふさいだりすることも珍しくありません。ベッドは窓から離れた配置にすることが理想です。寝室が狭くて難しい場合は、ガラス飛散防止フィルムを窓に貼ることや、カーテンやブラインドを閉めて寝るだけでも、ケガのリスクを減らすことができます。

テレビや本棚は対策を忘れずに

──最近の寝室に多いアイテムで、注意が必要なモノは?

寝室にテレビを設置している方が結構いらっしゃいますが、テレビは薄型なので、大きな揺れが来ると転倒するリスクが高まります。耐震粘着マット、固定金具やベルトなどの対策はしておきましょう。

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また、寝る前に読書をされる方が多く、寝室に本棚を設置して「転倒が心配」という声をよく耳にします。本棚は背が高く奥行きが浅いので、大きな揺れには弱い家具です。固定金具や突っ張り棒などでしっかりと対応してください。

──転倒はもちろんですが、照明の落下も心配です。

シャンデリアであれば注意が必要ですが、多くのご家庭の寝室照明は天井直付けのシーリングライトが主流なので、あまり心配しすぎることはありません。最近では、感震センサー付きLEDシーリングライトが、防災意識の高いお客さまから支持されています。

──感震センサー付きLEDシーリングライトとは、どのような照明ですか?

消灯して寝ているときに震度4~5弱程度の揺れを感知すると、明かりが点灯し電子アラーム音が鳴ります。懐中電灯より広い範囲を照らすので、迅速に避難できて安心です。

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防災に備えておきたいマスト商品

──ひとつでも防災アイテムが寝室に備わっていると、安心感が違います。他にも、安全性の高い寝室にするために、地震に備えたおすすめ商品をいくつか教えてください。

ローチェスト ヴィータ2 S L35 オーク

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収納スペースを豊富に揃えた「ヴィータ」シリーズです。高さ72㎝で安定性に優れ、転倒の心配がありません。落ち着いた雰囲気を演出して、人気があります。収納力が十分ながらロータイプなので、圧迫感もありません。(76,000円・税込)

テーブルスタンド MRS-FOLLOW ME

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ランタンのようなたたずまいのテーブルスタンドで、ナチュラルオークの持ち手が便利。USBで充電でき、コードレスで使用できるのでベッドサイドはもちろん、夜中の緊急時にそのまま持ち運んで避難する足下を照らしてくれます。3段階の調光機能付きで、アウトドアでの使い勝手が抜群。(29,990円・税込)

テーブルスタンド SAI-3199シリーズ

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本体に使用されている素材のパウダーストーンは、パウダー状の石材を焼かずに樹脂でつくっているため、ちょっとした転倒にも強い構造。独特な透過性のセードは、他のスタンドにはない魅力的な素材感があります。やさしく幻想的な明かりで繊細な模様が浮かび上がり、癒やされる空間を演出。ランプ別売。(9,500円、8,800円・税込)

耐震アトラスネオ

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インテリアの美しさと耐震対策を兼ね備えた家具転倒防止器具。家具と天井を面で支えます。震度7~6強相当に耐える安全性が人気。インテリアを邪魔しないシンプルなデザインが好評で、天井と壁に同化しやすい白色仕上げです。突っ張り棒部分を隠すための専用フィラー(別売)もあり、インテリア性にも配慮しています。お届け時に、専門スタッフが無料で設置いたします。(11,800円~・税込)

注意したい! モノにあふれた寝室

──だれもがやりがちな、リスクのある寝室とは?

モノが多くて、ゴチャゴチャしている寝室です。寝室は、他人の目に触れない空間なので、つい物置代わりにしてしまうご家庭が少なくありません。段ボールの荷物が積み重なっている、旅行用バッグが無造作に置かれているなど、モノが多く片付いていないと、避難するときにつまずいて転んだりすることも。

スッキリ片付いている寝室を維持することは、気持ちよい睡眠に導くためだけでなく、安全性にも影響するのです。

──寝室はプライベート空間です。自分の好きなモノをたくさん飾っていることもあります。

ぬいぐるみのような軽いモノならよいですが、観葉植物など重く落下しやすいモノは、数を少なくしてシンプルに飾ることを考えましょう。絵や写真などを壁に飾る場合は、頭の周辺の壁や棚は避けるようにしてください。

日ごろから、防災について話し合いを

──寝室に常備しておくとよいグッズはありますか?

・スリッパ……裸足のまま避難するのは危険です。スリッパがあれば、飛び散ったガラスの破片などを踏まないで玄関や外に出られます。

・懐中電灯……緊急時には、明かりが必要です。避難する足下を照らし、他の家族の捜索にも役立ちます。また、小さくても明かりがあるだけで安心感が生まれ、冷静に行動できるでしょう。

・携帯電話……家族同士の連絡など、緊急時には必須アイテム。多くの携帯電話には、懐中電灯の機能も付いています。

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──防災の意識を持つことは大切ですね。

日ごろから、防災について話し合っているご家庭は多いと思います。そんな中、「安全な寝室づくり」も、定期的に見直して欲しいテーマです。防災と寝室づくりは、深くつながっています。

子ども部屋でお子さまがひとりで寝ている場合も、ただ「部屋を片付けなさい」ではなく、「夜中に地震が来たとき、安全に避難するためには大切なことだよ」と教えてあげてください。子ども部屋は、勉強道具やオモチャなど細かいグッズが多いですが、地震のときにベッド周りにモノが散乱しないように、きちんと収納の中にしまう習慣づけを促せるとよいですね。

──最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

地震はいつ起きるかわかりません。寝室づくりを考えるときは、「気持ちよい空間に」「おしゃれなコーディネートに」といったことを考えると思いますが、「安全であること」も要素に加えてみてください。地震で忘れてはいけないのは、命を落とす危険があるということ。家具のセレクトや配置だけで、リスクを低くすることができます。そんな安心感の中で眠れる寝室づくりを目指してください。

取材・文/内藤綾子

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