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マットレス比較はこれでOK! 押さえておくべきポイント5つ

ショールームに並ぶマットレスを目の前にすると、どのように選んだらよいか迷うものです。各ブランドのマットレスを比較しながら検討するとき、押さえておくべきポイントはどのようなことでしょうか。マットレスの基礎知識からベストな選び方まで、大塚家具のスリープアドバイザー安藤照幸がナビゲートします。

「腰への違和感」が購入のきっかけに

──マットレスは大きな買い物です。どのようなきっかけで購入される方が多いですか?

ご使用中のマットレスの腰部分の落ち込みが気になり、買い替えを検討される方が多いです。そのような状態になるまでに20年くらい愛用されて、ようやく手放すといった方も珍しくありません。その他、引っ越しなどがきっかけになることも多いですね。

──最近の、売れ筋マットレスの傾向があったら教えてください。

「腰に違和感がある」「腰が沈んで痛い」など、腰あたりの弾力を気にする方が圧倒的で、そういう方に限って、「硬いマットレスの方が身体によい」と思っている傾向があるんです。しかし、実際にショールームで試してみると、柔らかめのマットレスの寝心地を気に入る方が多く、腰に当たる部分だけ硬めになっているセンターハードタイプが人気です。

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知っておきたいマットレスの役割とは

──そもそも、マットレスの役割とは何でしょうか?

自然に立っている姿勢と同じ寝姿勢を保てる
私たちが普段立っているとき、背骨はS字カーブを描いています。これは直立姿勢を楽にするために必要なカーブです。理想的な寝姿勢とは、立ち姿と同様に背骨のS字カーブを保てること。それにより、寝ているときも身体の負担を軽くすることができます。

体圧分散ができて身体の負担を軽くする
マットレスに身体を横たえると、特に肩甲骨とおしりなど重い部分に体圧がかかります。横向き寝の場合は、さらに肩の出っ張りに体圧が加わります。体圧の偏りをできるだけなくし、分散させて身体への負担を軽くするのが体圧分散です。

マットレスは、身体にフィットしてバランスよく支えることで体圧分散を可能にしています。寝返りの回数が多い方や、寝ているのに疲れがとれていないと感じる方は、体圧分散がうまくできていないのかもしれません。

──マットレスの購入を検討するときは、構造について知っておくとよいと思います。マットレスの中身はどのような造りになっていますか?

・キルト層
・クッション層
・スプリング層
以上のように、マットレスは大きく3つにわかれます。これを知っておくだけでもマットレス選びの参考になりますよ。

感触の印象を大切にしたいキルト層

──中身まであまり気にしたことはありませんでしたが、それぞれの層に対して各メーカーは特徴を出していると思います。キルト層から、解説をお願いします。

キルト層は、身体に一番近い部分なので柔らかさや心地よさを重視し、身体にフィットすることが寝心地につながってきます。また、毛細血管といった細かい血管の圧迫を防ぐことが重要なうえ、寝ているときの汗をよく吸って発散し、通気性の高い素材であることも必要です。ニットやポリエステルといった素材がよく選ばれています。

──マットレスの上には、シーツとベッドパッドを敷くのが一般的です。キルト層の柔らかさなどは伝わりづらいのでは?

そのように思われがちですが、実際に寝てみると、キルト層の感触は身体全体を通して案外伝わってくるものです。ショールームでマットレスを触ったときの印象は大事なんですよ。

クッション層は素材の弾力性が寝心地に

──クッション層はいかがですか?

身体の凸凹に合わせて支え、体圧を均等に分散させることが大きな役割です。クッション層が寝心地を左右すると言っても過言ではありません。また、保温性があり、吸湿・発散も担っています。素材はウレタンやラテックスフォームが一般的です。

──最も寝心地に関わるなら、メーカーも力を入れているパーツですね。

その通りです。クッションが何層か、どのくらいの量かで柔らかさや硬さがまったく違います。マットレスといえばスプリングばかりを気にする方が多いのですが、実は、クッション層にも注目すると、より自分に合ったマットレスを追求できます。

──クッション素材には、低反発と高反発があります。どちらがおすすめでしょう?

低反発素材は体圧分散性に優れ、身体を支えるサポート力が強いです。高反発素材は、適度な弾力性があり、寝返りしやすいメリットが。マットレスの中には、両素材を採用した商品もあります。どれが合っているかは、体格や体重などで違うので、いろいろ試してみてください。

スプリングの種類を詳しく解説

──スプリングは4種類ありますね。それぞれ解説をお願いします。

1.ボンネルコイル
一般的なコイルのタイプで、らせん状に巻いたコイルを縦・横方向に連結させています。程よい弾力があり、通気性に富んでいることがポイントです。
→こんな方に向いています
・汗をかきやすい
・体重が重い、体格がよい

2.ポケットコイル
コイルをひとつずつ不織布の袋に詰めた独立型。コイルの並べ方は、並列と交互配列の2種類あります。複数のコイルが点で身体を支えるので、体圧分散が優秀です。寝返りを打って振動が伝わりづらいメリットも。
→こんな方に向いています
・マットレスで横向き寝をすると、肩やおしりの骨が圧迫される違和感があったり痛かったりする
・柔らかいマットレスが好み
・2人以上でひとつのマットレスに寝ている

3.連続コイル
一本の鋼線でコイルを編み続けています。マットレスへの負担が分散されて耐久性に優れ、振動吸収力と復元力が高いです。
→こんな方に向いています
・汗をかきやすい
・体重が重い、体格がよい

4.ノンコイル
文字通りスプリングを使用していません。重い金属スプリングの代わりに体圧分散に優れた素材を使用。軽量で、ベッドメイクや掃除がしやすいです。通気性も配慮されており、寝心地の満足度は高いです。
→こんな方に向いています
・女性や高齢者

──あまり注目されないようですが、マットレスの側面は違いがあるのでしょうか?

一般的な側面は硬いスプリングの感触がわかるのですが、最近は、通気性に配慮したウレタンでカバーする「フルボディサラウンド構造」を採用するマットレスが増えています。寝返りを打ってベッドの隅で寝ているような場合でも、マットレスの端まで快適なままの寝心地を保ちます。横揺れとエッジ部分の型崩れも防いでくれます。

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快眠できる自分に合ったマットレスの選び方

──マットレスの構造についてわかったところで、快眠できる自分に合ったマットレスの選び方を教えてください。

マットレスを、手で押したり、座ったりしただけで「これに決めました」という方は珍しくありません。でも、座っただけでは体圧が一点に集中していて、寝て体圧分散された状態とはまったく異なります。自分に合ったマットレスを確かめるには、ショールームで実際にマットレスに寝て試してみることが一番です。

マットレスは実際に寝て比較しよう

──寝て試してみるときの具体的なチェックポイントは?

次の寝姿勢を試して、それぞれチェックしてみてください。

・あお向け → 身体がどの程度沈み込んでいるか
・横向き → マットレスが当たる方の肩や腰に圧迫感がないか
・寝返りを打つ → 身体への振動は激しくないか
・いつもの寝姿勢 → 楽に寝姿勢を保てるか

──随分いろいろな寝姿勢で試すのですね。

1台を5~10分くらいかけて、検討して欲しいと思います。可能であれば、土日より平日がゆっくり選べるでしょう。女性なら、スカートよりパンツスタイルの方が人目を気にしなくてよいかもしれません。2人で1台に寝る場合は、お互いの振動や、スペースにどれくらい余裕があるか、よくチェックしてください。

──人目は少し気になるかもしれません。

それで緊張してしまう方もいます。私が工夫しているのは、枕を合わせ、かけ布団もかけて、目を閉じていただいています。身体が包まれて目の前の風景が遮断されると、自然にリラックスできてマットレスをじっくり体感できるのです。

マットレスを比較するポイントは?

──ズラリとショールームに並ぶマットレスを選ぶとき、すべて寝て試すわけにはいきません。とても迷いそうです。

マットレスを選ぶときは、実際に寝ながらメーカーごとに比較することが重要です。スタッフに声をかけていただき「柔らかい・中間・硬い」の、どのあたりが好みかを最初に伝えてください。それに合わせてスタッフがご提案するので、寝比べていくとよいでしょう。

──マットレスを試すポイントはありますか?

寝てみたときのチェックポイントをご紹介します。メーカーごとに比較して、総合的に優れた方を最終的に選んでください。

Point1 立っているときの姿勢が保てているか
あお向けになったときに、身体とマットレスに隙間がなく、フィットしながら立っているときと同じ姿勢が保てているか、スタッフにチェックしてもらいましょう。

Point2 深呼吸したとき違和感がないか
あお向けになったとき、深呼吸をしてみてください。肺と一緒に背中も膨らむので、マットレスに押される感じが強いと、自然な呼吸や寝返りがしづらいことがあります。ひと晩中、楽に呼吸できることは、良質な睡眠を得る大切なポイントです。

Point3 横向きになったとき、背骨から腰のラインがまっすぐか
肩や腰が適度に沈み込み、背骨のラインがマットレスと平行になっていることが重要です。

Point4 心地よいか
力を抜いて、マットレスに身体を預けてみましょう。「楽で心地よい」と思ったら、相性がよいマットレスです。

Point5 軽いか重いか
マットレスに一番重要なのは寝心地ですが、最近は、軽いことへのニーズも増えています。シーツの取り外しといったベッドメイキングをしていると、「マットレスが重くて大変」という声が実はよく聞かれます。特に女性や高齢者は軽く持ち上げてみて、重さを確かめることをおすすめします。

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──マットレスの値段は、どれくらいを選ぶとよいでしょう?

価格だけ見れば、数万~100万円くらいまで幅広くそろっています。シングルサイズで7万円あたりが売れ筋ですが、15万円前後だと満足度は高いでしょう。

ブランドごとの特徴とおすすめマットレス

──大塚家具で、ベストセレクションを教えてください。

大塚家具ベストセレクション1 レガリア インシグニア
100年以上の歴史を誇るマットレスメーカー米国キングスタウン社と共同開発したブランド「レガリア」のハイグレードラインです。

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インシグニア」は、身体にフィットし、寝姿勢を保てる波形ウレタンを中心に、低反発素材と高反発素材を多層に重ね、体圧分散とフィット感を両立。衝撃を吸収してくれるハニカム状のウレタンも入って、より強い弾力性を実現しました。ポケットコイルを交互配列してセンターハード仕様にし、腰部もしっかりとサポートしています。側生地にはサニタイズ加工を採用して、吸湿・発散性はもちろん、抗菌・防臭にも優れています。(シングルサイズ189,000円/税込)

大塚家具ベストセレクション2 シモンズ ゴールデンバリューグレーシャスN
ホテルで採用されるシモンズのベッドの中でも、多く採用されているモデル。シモンズは、基本的にポケットコイルのモデルしかつくっておらず、独立したスプリングで体圧分散するという考え方です。

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ゴールデンバリューグレーシャスN」は、1.9ミリという太い鋼線を使用し、しっかりと支えるので腰の落ち込みを気にする方に好評です。側生地には、縫い目が極力少なくなる「タックアンドジャンプキルト」を施してフワッとした感触に。柔らかすぎず硬すぎず、中間の硬さを探している方に非常に人気が高いです。(シングルサイズ121,500円/税込)

大塚家具ベストセレクション3 フランスベッドEZ-BAE
フランスベッドは日本の老舗マットレスブランドで、畳文化に慣れ親しんだ日本人向けに硬めのマットレスを得意としています。

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EZ-BAE」は、東洋紡と独自開発した高反発素材「ブレスエア」が最大の特徴で、通気性に優れ、吸湿発散性に富んだ快適な寝心地に。オリジナルのEZコイルユニットを採用し、センターハード構造で不要な腰部の落ち込みを軽減しました。弾力性も強いので、無理なく寝返りができるようにサポート。表・裏がそれぞれ春夏・秋冬仕様となる側生地を採用し、1年中季節に合わせて使えるリバーシブルも便利です。(シングルサイズ118,000円/税込)

マットレス選びは枕も一緒に検討を

──購入するときに、気をつけることがあれば教えてくだい。

マットレスに寝て試したとき、枕も一緒に選ぶことをおすすめします。枕は、マットレスだけではサポートできない頭と頸椎を支え、寝姿勢をより理想的な状態へと近づける役割があります。マットレスへの身体の沈み込み具合などによって、合う枕は違ってきます。マットレスの機能を100%引き出すために、相性のよい枕を選ぶことが必要です。

──大塚家具ベストセレクションを見るだけでも、ブランドごとに特徴があることがわかります。長持ちするように使うために、日常のお手入れについて教えてください。

人は、寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言われています。マットレスは汗を吸収して湿気がたまりやすくなります。こまめに寝室の窓を開けて通気性をよくし、半年に1回くらいは、壁などに立てかけて乾燥させましょう。

また、ずっと同じ方向で使っていると、腰部分が重みでへたりやすくなったり、中身の素材が傷みやすくなったりすることも。半年~1年に1回くらいのスタンスで、頭と足の部分を回転させてください。壁に立てかけたときのタイミングで行うのもよいでしょう。

──マットレスの買い替え時期の目安は?

一般的に、マットレスの寿命は10年と言われています。10年を多少過ぎても、「すぐに買い換えを」と思うほどの消耗はないかもしれませんが、15年くらいたつと寝心地に直接影響することがあります。10~15年くらいで買い替えを検討してみてください。

「買わないといけない」と思わず気軽に

──最後に、読者へメッセージをお願いします。

ショールームは商品数を多くとりそろえているので、マットレスを比較するにはピッタリの場所です。お客さまの中にはショールームに訪れるならば「買わないといけない」と思っていらっしゃる方がたまにいますが、そんなことはありません。ブランドごとの寝心地を体感するだけでもかまわないので、ぜひ足を運んでみてください。

ときどき、接客の苦手なお客さまが「ひとりで自由にマットレスを試したい」と、端から順番に多くのマットレスを試した結果、「余計わからなくなった」と帰ることも。マットレスは、目に見えない部分に多くの工夫とメーカーのこだわりが詰まっています。

スリープアドバイザーなら商品ごとの知識が豊富で、お客さまの悩みに合わせたマットレスをピンポイントでご提案できます。ぜひ、私たちを頼ってください。効率よく商品を比較しながら、快眠へと導く1台に出会うお手伝いをいたします。

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