【大塚家具のSAが解決!】 薄い枕でOK!マットレス? レガリアは他のとどう違う?
INTERVIEW

アメリカの老舗マットレスメーカー、キングスダウン社と大塚家具が共同開発したレガリアは、大塚家具だけで購入できるマットレスブランド。ふわっと身体を包み込むような独特の寝心地や構造について、大塚家具の『スリープアドバイザー』 に聞きました。
ラクな姿勢をキープしやすい、レガリアのマットレス。
—そもそも睡眠にとっていいマットレスとは?
横になったときにも、立ち姿勢と同じような姿勢をキープできるのが、いいマットレスだと言われています。立っているときは背骨がS字の自然な曲線になっていて、それが一番ラクな状態なんです。腰が反ったり、くの字の前かがみの姿勢になっていたりすると、負担がかかってしまいますので。
例えば、床や薄い布団などのかたい所に寝ると、仰向けでも、横向きでも、自然と身体が張って、ストレスを感じると思います。そうすると寝返りが増えて、ぐっすり眠りにくくなります。やはり身体の凹凸に合わせて沈み込むような、フィット感の高いマットレスがいいんです。
そこで、私たちがよくおすすめさせていただくのが、レガリアのマットレス。雲の上の寝心地と言われるように、ふわっとした寝心地は他のマットレスブランドではなかなか得られないと思います。
実は私は、10年以上前に購入した、別のブランドのマットレスを使っていて、気に入ってはいるんですが、横向きになったときに正直もう少しやわらかい方がいいなと(笑)。次はレガリアを買おうと思っています。
クッション材とスプリングの連動で、100%の寝心地に。
—レガリアのマットレスの寝心地をつくりだす秘密は?
レガリアの特徴の一つが、スプリングの上のクッション材。金属のバネのフィット感がどれだけよくても、やはり金属だと身体に当たるとかたいですよね。レガリアの場合は、コストをかけて何層ものクッション材を載せ、クッション材とスプリングの連動によって100%の寝心地を生みだしています。
よく“雲の上のような寝心地”と例えられるんですが、圧迫感を感じにくい、ふわっとした寝心地なんです。私も雲の上に寝たことがないので分からないのですが(笑)、自分の体重を感じない、無重力のようなイメージですね。
また、レガリアでは、マットレスの下にも、スプリングの入ったベッドフレームを合わせるダブルクッション仕様を推奨しています。ホテルなどでもよく見られるスタイルですが、ダブルクッションにすることで、いっそう寝心地がよくなり、さらに耐久性もアップするんです。横向きで寝たときの肩の入り方もよくなり、よりふわっとした寝心地になります。
身体のラインに合わせてマットレスがフィットするので、仰向けで寝てみると枕がなくても理想的な立ち姿勢に近くなるほど。だから、レガリアのマットレスに合わせるときは、薄めの枕をおすすめすることが多いですね。薄くて驚かれる方もいらっしゃいますが、体型だけでなく、マットレスの沈み込み具合に合わせて選ぶことが、大事なんです。
マットレスを選ぶときは、15年先の自分を想像してみる。
—購入されたお客さまの印象的なエピソードはありますか?
ご結婚を機に、レガリアの『グランデュールオプティマ』というハイグレードモデルをお求めいただいたお客さまがとても印象的でした。まだ、20代半ばくらいの若いご夫婦でしたが、マットレスを寝比べていく中で、「毎日使って、長く使うもの。だったら少しこだわって選びたい」という気持ちが芽ばえたようで。当初お伺いしていた予算の2倍以上だったと思いますが、横幅170cmのクイーンサイズを選ばれました。
この『グランデュールオプティマ』は、ポケットコイルのスプリングに加えて、ハニカムコアというスプリングのように機能するウレタン材が入っていて、より振動が伝わりにくい構造になっています。寝返りをうってもお互いの動きが伝わりにくく、揺れが少ない寝心地をとても気に入っていただけたようでした。
私はいま43歳なんですが、仮にマットレスを買って、10〜15年を使うとすると、60歳目前。そのとき、どんなマットレスを使っていたいかを考えると、選ぶべきマットレスも変わってきますよね。そのお客様も、年齢を重ねてからいい物を使うという手もあるけど、若いうちから投資しようとお考えになったと思うんです。マットレスを選ぶときは、10年、15年、20年の単位で考えて想像してみてください。
ローテーションいらずで、シーツの取り替えもラク!
—寝心地以外のレガリアのマットレスの魅力は?
実は、レガリアのマットレスって、全体的に軽いんです。一般的には、裏表両方をローテーションしながら使う両面仕様のマットレスが多いですが、レガリアは片面仕様。耐久性は担保しながら、軽量化を実現しています。表裏のローテーションも必要ないですし、シーツを取り替えるときもラク。
ご夫婦で買いに来られた方で、いろいろなメーカーのマットレスを試された後、シーツを取り替える奥さまの「軽いのがいい」というご意向でレガリアを購入されたケースもありました。
最近は、金属のスプリングが入っていないノンコイルモデルもレガリアの中では人気が出てきていて、私もよくご紹介しています。軽くて、振動が少ないのが特徴。私も次は使ってみたいと思っているんです。ノンコイルモデルはウレタンの通気性が課題でしたが、それを解決して、日本の環境下に合うように開発されています。
お客さまとお話していると、普段は意識していないものの眠りに対する疑問やお悩みをお持ちの方が多いと感じます。「寝ても疲れがとれない気がする」「そう言えば横向きになると肩が痛い」。でも、まだ優先順位が低い方も多いのが現状ですね。私もいまの年齢になって気づいたのですが、もう少しだけ優先順位を上げていただけると、より健康的で充実した毎日をお過ごしいただけると思います。
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レガリアの紹介ページはコチラ
https://www.idc-otsuka.jp/extra/regalia/
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*記事中で表示した価格は、2018年1月1日現在の税込価格です。
*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。
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大塚家具 スリープアドバイザー
小澤聖史(おざわさとし)
大塚家具 南船橋店 プランニングチーム アシスタントマネジャー
よく眠ることは、誰にでもできる健康管理だと思います。毎日使うものだからこそ、こだわりをもって選んでいただけるよう、お客さまのお話を聞きながらしっかりとサポートできるよう努めています。
【スリープアドバイザーとは】
睡眠研究機関である「スリープ研究センター」が認定している資格。睡眠の専門知識に関する講座を受け、試験に合格した人だけが名乗ることができます。大塚家具では、各ショールームでスリープアドバイザーがお客さまのよりよい睡眠のための相談役として活躍しています。
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