冬の睡眠をもっと快適に! 寒くて眠れない夜をサポートするグッズ
INTERVIEW

本格的な冬が到来しました。寒さが原因で寝付けない、リラックスして睡眠がとれないという悩みを持つ方に向けて、冷えのメカニズムをひもとき、取り入れることで寒さを軽減し快眠をサポートするグッズについて、「ときめき暮らし研究所」にお話を伺いました。
──手足の末端の冷えはどんなメカニズムで起こるのでしょうか?
人間の身体は、身体が冷えると生命を維持するためにお腹まわりに血液を送ろうとします。これは、内蔵が集中しているお腹まわりが人間の身体で一番大切な部分だからです。お腹に血液が送られることによって、手足の末端部分への血液は後回しになるため、血液が充分に届かず手足の冷えが起こります。
──予防するためにできることはありますか?
この循環を防ぐためにはお腹を冷やさないようにすることが大切。冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎないようにしたり、腹巻きを使ってお腹を冷やさないようにしたりも、予防になります。
──冷えを自覚しにくい身体のパーツはありますか?
お腹や腰、お尻などは自覚しにくい部分です。とくに女性にとってお腹や腰まわりには、子宮や卵巣などの臓器が集中している大切な部分です。また、手足に冷えを感じなくても、お腹やお尻が冷えている人がいます。
ベッドに入る前はお風呂や足湯がおすすめ
──寝る前に身体を温め、快適な睡眠をとるためにできることはありますか?
寝る前にはシャワーだけでなく、湯船に浸かって身体を温めることが重要。お風呂で身体を温めると同時に、自律神経をリラックスした状態にして睡眠をスムーズにする必要がありますなかなか湯船に浸かれないという方には、足湯も効果的です。
足の形に沿った「やわらか湯たんぽ」は、お風呂に入れないとき、部屋のなかでテレビやパソコンを見ながらでも足湯感覚で温めることができます。ウエットスーツの素材でできているためとても柔らかく、とても肌触りがよいのも特徴。
やわらか湯たんぽ 20,358円
──冬は寝るときに靴下を履くのもよいのでしょうか?
足の冷え対策に靴下を履く場合は、汗をしっかり吸い取る通気性のよいものがよいと思います。汗をかくことでかえって足が冷える可能性もあるので、汗をかいても足先が開いているため、冷える心配のないレッグウォーマーがおすすめです。
冬の皮膚にも身体にもやさしい湯たんぽ
──ベッドに入ってからの冬の寒さ。湯たんぽは電気毛布に比べ、身体へのメリットがあるのでしょうか?
電気毛布は、微弱でも電磁波が出ています。また、皮膚が乾燥してしまい温度も一定なため、寝ている間に温度調整ができません。一方、湯たんぽは電磁波の心配がなく、皮膚が乾燥することもないでしょう。また、寝始めから徐々にお湯が冷めていくため、暑すぎることもありませんし、もし暑くても蹴り出してしまうと思うので安心です。電気を使わないので光熱費の節約にもなります。
──おすすめの湯たんぽを教えてください。
睡眠時に使用する湯たんぽは、乾燥せずに布団を温められるタイプがおすすめです。長細いタイプの「YuYuBottle」は、抱き枕のようにして使えるため、胸から足までの広範囲を一度に温めることができます。日中には首や腰に巻きつけて使うこともできるので、冷えからくる肩こり、腰痛にも効果的です。
YuYuBottle 6,480円
冬の睡眠を快適で質のよいものにするために、寒さが一番厳しい季節には、グッズを利用して上手に身体を温めるのもひとつの手。生活スタイルに合うグッズ、探してみませんか?
ときめき暮らし研究所
季節の変化が豊かな日本で、四季を感じながら日常をより楽しめる雑貨を多数販売している。実用的でお洒落な冷えのお悩み解消グッズのほか、薪ストーブやアウトドアグッズなどを扱っている。http://www.stove-villa.com/
文/数野由香子
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数野由香子(かずの ゆかこ)
フリーランスライター。出版社にてライター業、編集プロダクションアシスタントののち、フリーランスへ。
Webページの作成ほか、書籍制作にも関わっています。
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