眠りを深くするテクニック、スリープアドバイザーが教えます。
COLUMN
疲れが取れて「よく眠った」という実感を得るために、睡眠時間とともに大切だと言われる睡眠の質。毎日の眠りを深くするためには、どうすればよいのでしょう? 眠りの専門家である大塚家具のスリープアドバイザーに、ぐっすり眠るためのヒントや自分の眠りをチェックするための方法を聞きました。
最初の3時間の眠りを深くすることで、熟眠感をつくる。
-そもそも、眠りが深いとはどのような状態?
私たちの睡眠には約90分サイクルのリズムがあるというのをご存じですか? もちろん個人差はあるのですが、通常は約90分のサイクルで、ノンレム睡眠(身体と脳を休息させ回復を促す睡眠)とレム睡眠(心のメンテナンスをし、大脳を活性化させる睡眠)を交互に繰り返し、朝を迎えます。
そのリズムのなかで特に重要と言われるのが、入眠してからの約3時間。最も深く眠ることのできる時間と言われています。この入眠後2~3時間の眠りを深くすることで「熟眠感」を得ることができるんです。
朝目覚めたとき「ぐっすり眠れた!」と思えるかどうかは、この約3時間が1つのカギだと思っておいてください。
眠りを深くするためには、温度・湿度調整が大切。
-眠りを深くするために必要なことは?
私たち大塚家具のスリープアドバイザーとしては、眠りを深くすること=良質な睡眠環境を整えることだと考えています。
例えば、睡眠中に騒音があったり、温度・湿度の変化によってストレスを受けたりしてしまうと、眠りを深くする妨げになるので注意が必要です。
エアコンや除湿機、加湿器を使用して、温度・湿度を調整することが何よりも大切。特に真夏や真冬といった時期は、気温や湿度の変化でなかなか入眠できないことも多いので、しっかりと対策をしておきたいですね。
また、お布団のなかの温度・湿度も、睡眠に最適な状態に調整しておくことが大切。そのために、私たちがよくおすすめしているアイテムの1つが羽毛布団です。
なかでもよくご紹介するのが『ダウナ』という羽毛布団。軽くて保温性の高いポーランド産のホワイトポメラニアンマザーグースのダウンをたっぷりと使用しています。
側生地にエジプト超長綿を使っている点も大きな特徴です。羽毛の吹き出し防止のための薬品加工も行っていないため、通気性が抜群なんですよ。私たちは寝ている間にコップ1杯の汗をかくと言われていますが、こもった湿気も調整して深い眠りをサポートしてくれます。
布団の中の温度だけでなく湿度調整にも優れている品質のよい羽毛布団は、一年を通して使用できるおすすめのアイテムです。
眠る前の習慣が眠りを深くするのを妨げている場合もあります。就寝前のアルコールやたばこの摂取は、脳を覚醒させてしまうのでできるだけ控えましょう。寝る前には軽くストレッチをすると、身体が入眠モードになり、深く眠りやすくなります。実は私自身もストレッチを取り入れているんですが、寝付きがよくなって、翌朝の目覚めもスッキリした感覚があります。
スマホのアプリで、自分の眠りの深さを手軽にチェック!
- 深い眠りが得られているかチェックするには?
睡眠時間は十分とれているはずなのに、朝目覚めたときに「寝足りない」といった感覚があるのであれば、深い眠りが得られていない可能性があります。また、同様に睡眠時間は確保しているのに、日中(特に午前中)に眠気を感じるようであれば、就寝中の眠りの質が影響していることが考えられます。
最近は、自分の睡眠状態を手軽に計測できる、スマホのアプリもたくさんありますので、活用してチェックしてみてはいかがでしょう。眠りの深さやノンレム睡眠・レム睡眠のサイクルを大まかに把握することができます。自分のサイクルに合った目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれる機能があったり、夜に入眠しやすい音楽を流してくれる機能があったりと機能も豊富です。
また、いびきを録音してチェックできる機能が付いていれば、ぜひ使っていただきたいですね。もしも、毎晩大きないびきをかいていたり、途中で呼吸が止まっているようであれば、睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますので、医療機関を受診してみてください。
今回は、眠りを深くするためのテクニックをご紹介しましたが、大前提として睡眠の時間を確保することがとても重要です。忙しいという理由で睡眠時間を削ってしまうと、眠りの質にも影響してしまいます。まずはできる範囲で生活習慣を整えていただき、寝具なども上手に取り入れて補ってくださいね。
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*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。
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大塚家具 スリープアドバイザー
酒井研太(さかいけんた)
大塚家具 営業企画部 シニアスタッフ。2005年に大塚家具に入社。大塚家具のホームページ制作業務を担当しています。日々、集まってくる新情報にアンテナを立て、大塚家具の商品、ショールーム、スタッフの魅力を皆さまにお届けしています。
【スリープアドバイザーとは】
睡眠研究機関である「スリープ研究センター」が認定している資格。睡眠の専門知識に関する講座を受け、試験に合格した人だけが名乗ることができます。大塚家具では、各ショールームでスリープアドバイザーがお客さまのよりよい睡眠のための相談役として活躍しています。
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