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猫と寝るのはアリ?ナシ? 一緒に寝るコツは?

猫と一緒にベッドへ入ると、フワフワの肌触りで気持ちよく眠れそうです。猫と寝ることはよいのでしょうか。また、注意すべきことは? 猫専門のホテルとトリミング店「CATオアシス」の店長である鈴木美保さんに詳しく解説していただきます。

目覚めると猫がいる。なんという幸せ!

猫は「寝るのが仕事?」と言われるくらいよく寝ます。猫という呼び名は「寝る子」からきているという説があるくらいです。猫の睡眠時間は1日12〜16時間、仔猫はもっと長く18〜20時間と言われています。

猫と寝ることは、飼い主にとって本当に幸せな時間と言えるでしょう。
・ふと目がさめると猫がいる
・寝ていると布団に入ってくる
・猫に寝場所を占領され人間が小さくなって寝る

こんな瞬間の、なんと癒やされることか! おそらく猫も同じ気持ちなので、猫と寝るのは問題ありません。柔らかい布団やベッド、枕は、猫にとっても居心地のよい場所であり、大好きな飼い主の匂いつきですから心地よく寝ることができるでしょう。そこで、猫と寝るときのポイントをいくつか挙げてみました。

体温が人より高い猫に快適な環境とは

Point1 室温と湿度を猫に合わせる
猫の体温は38〜39℃くらいで、人より高め。それを踏まえた寝室づくりが必要です。冬の暖房は22~25℃くらい、湿度は50~60%くらいを保てるように加湿器を準備できると理想的です。エアコンの風を嫌う猫が多いので、直風が当たらないように配慮してください。

Point2寝室のドアを開けておく
暑い、寒い、トイレに行きたいといったときのために、猫の逃げ道が必要です。猫と寝るときは、寝室のドアは小さく開けておきましょう。

睡眠音楽は猫にはうるさかった!?

Point3睡眠音楽はなるべく避ける
猫は人よりも耳がよく、人が聞こえる周波数が2万ヘルツなのに対し、猫は9万ヘルツ。寝室で睡眠音楽をかけたとしても、うるさくて耳がパタパタと動き熟睡できないかもしれません。なるべく音楽は控えた方が猫には親切です。

Point4無理に真っ暗にしなくてOK
猫はほんの少しの光を増幅させることができるので、猫のための間接照明や豆電球は必要ありません。飼い主の好みの暗さで眠ってください。真っ暗にしても大丈夫です。

猫と寝る前に、動物病院で検診を

Point5ベッドに入れるときは猫を清潔に
爪を切る、シャンプーやブラッシングをするといった日頃のケアを怠ったままベッドへ入れてしまうのはNGです。猫の毛やフケ、唾液などから人が猫アレルギーを発症してしまうケ—スがあります。

また、ノミ・ダニ・寄生虫が猫についていると、布団に棲みつき大量発生して駆除が大変になるうえ、人が噛まれることもあります。ノミ・ダニ・寄生虫は動物病院で予防や駆除ができるので、猫と人が快適に共存するために定期的な検診を心がけてください。

Point6仔猫と寝るのは控える
猫と寝るとき最も配慮すべきは、圧死させないことです。特に仔猫は人が寝返りを打ったときに気づかず、身体の下敷きにして圧死させてしまうことがあります。猫の骨格がある程度しっかりするまでは、同じベッドで寝ることをがまんしましょう。

飼い主のことを心から信頼し、安全な場所だと思っていれば、多くの猫は一緒に寝てくれます。しかし、「一緒に寝てくれない=飼い主を信頼していない」ということではなく、猫の性格にもよることを忘れないでください。無理強いせず、猫の寝たい場所で寝かせて、気長に猫に合わせていきながら一緒の生活を楽しんでくださいね。

取材・文/内藤綾子

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