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眠れない時におすすめのツボは? 自宅でできるお灸って?

眠りにつくまで時間がかかる、夜中に何度も目が覚めてしまう、睡眠時間は足りているはずなのに寝た気がしない。こうした症状で悩む人は、眠れない原因を考えて対策を試みようとします。肩こりがつらくて眠りにつきにくい人はマッサージを受けたり、手足が冷えて寝つきの悪い人は手足を温めてみたり。そこで、家でもできるお灸を使って刺激する「眠れない」に効果的なツボを鍼灸師の先生に教えていただきました。

眠る力が弱いために「眠れない」

「みなさん、『肩こりで眠れない』とか『手足が冷えて眠れない』など眠れない理由を訴えられますが、実は、肩こりや手足の冷えがあっても、眠れる人は眠れるんですよ。眠る力が強いとでもいうのでしょうか? 逆に、眠れない人は眠る力が弱いということになりますね」と、にこやかに話すのは空治療室の吉田光江(よしだみつえ)先生。ソフトカイロプラティックによる手技と、鍼灸を組み合わせた独自の治療を行っています。

「例えば、肘が痛くて眠れないという人に治療を施して痛みが消えたとしても、不眠までは解消されないことも少なくありません」と吉田先生。では、眠れない症状を訴える患者さんには、どのような治療を行っているのでしょうか? 「『ここのところ急に眠れなくなった』という人には、副腎(ふくじん)の治療をすると大概よく眠れるようになります」と吉田先生。

副腎疲労を取り除いて「眠れない」を解消

副腎とは、ストレスに対処するホルモン「コルチゾール」をはじめ、生命の維持に欠かせないホルモンを分泌する器官で、左右の腎臓の上部に位置します。ストレスの積み重ねで副腎が疲労すると、身体のさまざまな部位に影響するといわれていますが、不眠も大きく関わっているとのこと。

「副腎が疲労するとなぜ眠れなくなるのか、その理由はまだ明らかにされていませんが、副腎疲労を取り除くと、眠れないといった症状も解消されることがほとんどです」と吉田先生。

「その際は、胸椎(きょうつい)9番にアプローチをして、手技でそのゆがみを治します」とのこと。胸椎9番から出る神経は、副腎と密接に関わっています。胸椎9番ゆがみを治すことで、ここを通って運ばれる脳脊髄液の流れをよくするというのです。

胸椎9番

▲ペン先にあるのが、胸椎9番

脳呼吸を整えて「眠れない」を解消

「もうひとつの治療の柱として、第一次呼吸である脳呼吸を整えることがあげられます」と吉田先生。カイロプラクティックでは、脳呼吸を第一次呼吸、肺呼吸を第二次呼吸と称します。お母さんのおなかにいる赤ちゃんは肺では呼吸をしておらず、脳呼吸のみ。生まれておぎゃあと声を上げてから第二次呼吸である肺呼吸が始まります。

「脳呼吸が滞ると頭や頸部(けいぶ)が膨張して、脳脊髄液(のうせきずいえき)が末梢に流れにくくなり、滞留している状態になります」(吉田先生)。こうした状態だと、頭がぼやっとして眠れないということにつながるとのこと。この場合は、クラニアルというソフトカイロプラティックのテクニックで頭蓋骨調整を行います。脳脊髄液の流れを促進させ、中枢神経系の働きを高めることで、不眠の解消を目指します。赤ちゃんの夜泣き、寝ぐずりなどは、頭蓋骨調整で解消されることがほとんどとのことです。

眠れない時に、こうした治療を受けるのは理想的ですが、定期的に治療へ通うのが難しいという方もいるでしょう。そこで、自宅でもできるお灸を使ったおすすめのツボを教えていただきました。

「眠れない」には、失眠(しつみん)よりも水泉(すいせん)がおすすめ

一般的に、不眠のツボとして知られているのは失眠です。まさに「眠りを失う」という名前のツボで、かかとの中央に位置します。「不眠に悩まれている方は試してみるとよいとは思いますが、このツボはお灸をすることでかえってだるくなるなど、合わない方もいるんです。」と吉田先生。では失眠以外に、眠れないときにおすすめのツボには、どんなものがあるのでしょう?

<失眠(しつみん)>

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「一番おすすめなのが、水泉(すいせん)いうツボですね。冷えの症状を解消するツボでもありますが、不眠を訴える人や腎の弱い人にもおすすめです」(吉田先生)

<水泉(すいせん)>

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また、冷えの症状がひどくて眠れないという人には、至陰(しいん)もおすすめのツボだそう。

<至陰(しいん)>

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また、吉田先生にお灸のやり方を教えていただきました。

もぐさのお灸を一日一回

使用するお灸は、火をつけてもぐさを燃やすタイプのお灸(写真1)がおすすめとのこと。「もぐさに含まれるチネオールという成分は、血液中の白血球のうち、免疫力を高める好中球を増やす働きがあります」(吉田先生)。免疫力の高まりは、身体の元気に大きく作用します。

(写真1)

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「写真のお灸を使うなら、初めての人は、3種類あるタイプ(強・弱・ソフト)のうち、緑色のタイプ(弱)がおすすめ。ツボにお灸を置いて火をつけ、温かみを感じたら取り除きます。それを三度繰り返します」。大切なのは、熱くなるまで我慢してはいけないということです。「熱くなるまで我慢すると、逆効果になります」と吉田先生。眠りにつく前、一日一回、リラックスしているときに行うのがおすすめとのこと。寝たいのに眠れないという場合は、毎日行います。

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▲添付の棒で、筒の中のもぐさを外に押し出します。筒底に乾燥したのりがついているので、水で軽く濡らしてツボにのせて固定し、もぐさに火をつけます。

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▲右が、添付の棒でもぐさを押し出した状態。

(終わりに)
お灸というと、熱いのを我慢しなければならないイメージがありますが、温かみを感じたところで取り除いてよいのなら、火をつけるのも怖くないですね。足のツボなら、一人でもお灸をすることができるので、眠れない悩みがある人は、ぜひ試してみてください。写真のお灸は、ネットでも購入できます。

取材・文/仲尾匡代

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