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健康と睡眠 将来、認知症にならないための睡眠法

近年のさまざまな研究により、健康寿命を延ばすには睡眠が重要な役割を果たしていることが明らかになってきました。また、認知症の原因のひとつに睡眠が関係していることも解明されています。認知症にならないためには、どうすればよいのでしょうか? 健康と睡眠について調べてみました。

アルツハイマー型認知症のメカニズムは?

日本の認知症患者の半数を占めるのが、アルツハイマー型認知症と言われています。脳の神経細胞が減り、脳が委縮してしまうことで記憶障害や判断力の低下などの症状が現れ徐々に進行する病気です。現時点でその発症原因は分かっていませんが、アルツハイマー型認知症の患者の脳には、ある物質が形成されることが確認されています。この物質は“アミロイドβ”と呼ばれるタンパク質で、これが集まって老人斑(アミロイドβ斑)が形成されていることから、アミロイドβがアルツハイマー型認知症の引き金となっていると考えられています。このアミロイドβは日中の活動で生み出される脳の老廃物で、“脳のゴミ”とも呼ばれています。

アミロイドβは主に睡眠中に排出される!

日中の活動で生み出されたアミロイドβなどの老廃物は脳に蓄積されていくので、それを阻止するには、できるだけたくさん排出させることが必要です。脳の中でどのように老廃物が排出されるのか、これまでは解明されていませんでした。しかし、近年、睡眠時に脳が縮み隙間ができると、アミロイドβが脳脊髄液に染み出して排出される、と考えられるようになりました。

このように脳は睡眠中に休むことなく大掃除をしています。ところが、睡眠不足で夜間の大掃除の時間が短くなると、アミロイドβがうまく排出できず脳に蓄積されてしまい、アルツハイマー型認知症になるリスクが高まることになると言うのです。

ヒトは人生の1/3から1/4を睡眠に費やしていると言われています。寝る時間を少なくして起きていた方が有意義な気がしますが、健康と睡眠は切り離して考えることができない、ヒトにとって睡眠はそれほどまでに重要なものだと言えます。

健康と睡眠の密接な関係 認知症予防には十分な睡眠が不可欠!

睡眠時間が6時間未満でも熟睡感を得られる人は“ショートスリーパー”、9時間以上必要な人は“ロングスリーパー”と呼ばれていますが、睡眠時間はショートスリーパー、ロングスリーパーといった遺伝子レベルの違いだけでなく、年齢などによる違いもあります。厚生労働省の発表によると、25歳で約7時間、45歳で約6時間半、65歳では約6時間となっています。

これまでは睡眠時間がたとえ短くても、睡眠の質がよければ問題はないと考えられていました。しかし、脳のメカニズムや健康と睡眠に関しての研究が進むなかで、今ではある程度の睡眠時間は絶対的に必要であるという考えに変わりつつあります。

ギリシャで行われた70歳代の高齢者を対象とした「昼寝の時間とアルツハイマー型認知症の危険率」を、6年間にわたって追跡調査した報告があります。その調査によると、昼寝を1時間している人のリスクは昼寝をしない人の2倍で、30分以内の短い昼寝は、昼寝をしない人の1/5にリスクが軽減されることが判明しました。

長時間の昼寝は夜の睡眠にも影響するので、上記の報告もふまえ昼寝をする場合は30分以内にすることを心がけるとよいでしょう。

今回は健康と睡眠の中でアルツハイマー型認知症について掘り下げてご紹介しました。睡眠時間などを参考に、ご自身の健康と睡眠について考えてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
『睡眠のトリビア』(中外医学社刊)
『快眠お得技®ベストセレクション』(晋遊舎)

・まなナビ(睡眠不足からアルツハイマー型認知症に? その理由はなんと…)
https://mananavi.com

文/高橋晴美

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