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快眠ホテル?人気の快眠をうたったホテルの眠りのサービスとは

不眠大国日本で快眠系サービスが急増!?

日本人の平均睡眠時間は、世界中で最も低いというのをご存知でしょうか?

世界29カ国を対象に行った平均睡眠時間の調査(2014年 経済協力開発機構 調べ)によると、日本人の睡眠時間は最下位であった韓国に次いで28位と、世界と比較して非常に短いという結果が出ているそう。厚生労働省からも年々、平均睡眠時間が減少しているというデータも発表されています。ストレス社会である日本では、不眠などの睡眠について悩まれる方も多いことでしょう。

そんな風潮もあって、近年は限られた睡眠時間をいかに質のよいものにするか?という考えに着目した商品やサービスが増えてきています。眠りについて相談ができるサービス機関やオーダーメイドで自分に合う眠りをサポートする枕専門店の増加、睡眠時間やリズムを計るだけでなく専門家とのセッションを交えた睡眠アプリなど。

中でもここ数年で急増しているのが、快眠をテーマとしたホテル。設計から家具、サービスに至るまで、宿泊客の快眠を追求したサービスを提供しているホテルが人気を集めています。

「快眠ホテル」とは具体的にどんなサービスを提供しているのでしょうか?
その先駆け的な存在である「レム日比谷」さんに、快眠に根ざしたサービスや設備について、お話をうかがいました。

快眠ホテルの先駆け的存在である「レム日比谷」の快眠サービスとは?

──快眠をテーマとしたホテルの誕生背景は?

レム日比谷は眠りへのこだわりを追求した新しいコンセプトホテルとして、2007年11月に誕生しました。従来のバジェットホテルでは、合理性が追求されることが多く、ホテルの基本機能であるはずの快適さが優先されていないという点に着目しました。

宿泊において重要な位置を占める「睡眠」をビジネスサポートの第一条件にし、これまでメインターゲットではなかった女性や若年層の方々も快適に過ごせるよう、生活のワンシーンとしての空間づくりとしてレムのオープンに至りました。

新しい一日をスタートさせるために重要なのは「質のよい眠り」だと考え、「眠りは、はじまり。」をキャッチコピーに、日々忙しく働くビジネスパーソンの皆さんにホテル滞在中に五感を通じて質のよい眠りを実感していただけるようデザインしています。

──レム日比谷で考えられているよい眠りとは何でしょう?また、客室に入る前のスペースに施された眠りのための工夫について教えてください。

よい睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すことが重要です。そのためには、おやすみ前のリラックスタイムがポイントになると考え、五感に訴える工夫をしています。ロビーは開放的な空間で、心地よいレムオリジナルサウンドとアロマの香りに包まれ、ホテルに入ったときからリラクゼーション効果を感じられる空間に。

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──五感に訴える工夫について教えてください。

〈視覚〉客室はリラックス効果の高いグリーンと、心を開放的にするオレンジをアクセントにしています。

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〈聴覚〉ロビーにはよい眠りのためのオリジナルBGMを使用しています。朝と夜、時間帯に合わせてサウンドを変える工夫も。

〈嗅覚〉快適にバスタイムを過ごしていただくために、シャンプー・コンディショナーには心を落ち着かせる効能があり、安眠へ導くカモミールフラワーの香りを採用しています。そのほか、レディースルーム全室にはアロマも楽しめる空気洗浄機 「マジックボール」を設置。フロントカウンターでお好みの香りを選ぶことができます。

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〈味覚〉チェックイン時にお選びいただけるティーセレクションには、日本茶やハーブティーなど、 さまざまな種類を取りそろえております。お部屋でよりくつろいでいただけるよう、その日の気分でお楽しみいただけます。

〈触覚〉レインシャワーは心地よい水流で疲れを洗い流し、マッサージチェアで身体をもみほぐします。また、特にこだわりがあるのはベッドや枕。快眠を追求したオリジナルのものを設置しております。

快眠ホテルのベッド・枕のヒミツ

──ベッドや枕はどのようなものを採用しているのでしょうか?

ベッドは、日本ベッド製造株式会社と共同開発したオリジナルベッドマットレス「シルキーレム」を使用し、頭・ 腰・脚と身体を支える3ヵ所のコイルの硬さを調整。体圧を可能な限り分散し、しっとりと包み込まれるような寝心地を体験していただけます。

枕は常備枕として、レムオリジナル「快眠機能枕」とテンピュール社「クラウドコンフォートピロー」を用意。 快眠機能枕には、睡眠中の体温状態に適した温度を自動調整するPCMシートが内蔵されており、年中快適な温度を保ち、快眠へと導きます。 そのほか、羽毛枕・そばがら枕・ファイバーハードビローを貸出用として用意しており、好みの感触の枕を探すことも可能です。

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チェックアウトは12時。寝坊だってできる

──宿泊以外ではどのように利用できますか?また、とくに人気のサービスがあれば教えてください。

日中や夕方、少しの間、身体を休めるための「テンポラリー・スリー プ(仮眠)」スタイルでのご利用も可能です。また、チェックアウトが12:00と一般的なホテルよりも遅めの設定なので、ゆっくりお休みいただける点も魅力のひとつです。

ホテルのデザインから音楽、アロマに枕やベッドなど、快眠のためのサービスが、至れり尽せりですね。

今回はレム日比谷さんに着目しましたが、大手宿泊予約サイト等で快眠ホテルを検索してみると全国で約200近くものホテルがヒット(2018年現在)、需要の広がりがうかがえますね。出張のようなホテルの利用が必要不可欠なときだけでなく、最近充分な睡眠がとれていない、睡眠の悩みが解消されないという方には、休日のエネルギーチャージを目的とした利用もおすすめです。

レム日比谷

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秋葉原、六本木、新大阪、鹿児島にもある快眠ホテル、レムブランドの一号店。JR有楽町駅から徒歩約4分、宝塚劇場や日比谷公園の付近に位置し、銀座へのアクセスにも便利。
住所:東京都千代田区有楽町一丁目2番1号 電話番号:03-3507-0606(代表)
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/remm/hibiya/

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