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寝つきが良すぎる・・・実は睡眠不足症候群かも?

「ベッドに入って横になると、すぐに寝てしまうので睡眠で悩むことはない」と思っている人、もしかしたら要注意かも?確かに、すぐに眠りにつくことができることは良いことのように思います。しかし、あまりにも寝つきが良すぎるのは、睡眠不足である可能性も。さて、その理由は……。

入眠までの時間が極端に短い場合は要注意!

睡眠が足りている健康な状態の人の場合、ベッドに横になってから深い眠りに入るまでに、うとうとするなど浅い眠りの状態がしばらく続くと言います。眠りに入るまで10分ほどまどろむようにして眠りにつくのが普通で、ベッドに横になったとたんにバタンキューというように寝つきが良すぎる人は、実は必要な睡眠量が不足している状態なのです。

ベッドに横になってから眠りにつく時間の目安として、8分以下の人は慢性的な睡眠不足である“睡眠不足症候群”の可能性が高いと考えられています。睡眠不足症候群は、その名称の通り睡眠が足りていないために発生する睡眠障害の一種です。

睡眠不足症候群の難しいところは自分で睡眠不足だということを認識しにくいという点にあります。普通は睡眠不足の日が続いて身体がつらいと、疲労の原因は睡眠不足によるものだと思うものですが、それを、仕事が忙しいから疲れているのだと、疲労の原因を取り違えてしまい、睡眠をとる事よりも仕事を早く終わらせることを優先させてしまう傾向にあるそうです。

“寝つきが良すぎる”以外の睡眠不足症候群の症状は?

自分で自覚しにくい睡眠不足症候群ですが、入眠までに時間が短いという以外に症状はあるのでしょうか?

人間の眠気にはリズムがあります。体内時計による眠気のリズムにより、午後2時から4時にある程度の眠気を感じるのはごく自然な生理現象です。しかし、眠気が強くそれが毎日続くような場合は睡眠不足症候群にかかっている可能性が考えられます。寝つきが良すぎることや下記の項目が当てはまる場合は注意が必要です。

・午後2時~4時の間にいつも強い眠気がある
・休日の睡眠時間が、平日よりも2時間以上長い
・いつも身体がだるく疲労感がある
・頭がぼうっとして集中力が続かない
・イライラしている

“睡眠日記”で自分の睡眠傾向を把握しよう!

もし、自分に“寝つきが良すぎる”など思い当たる症状があり、睡眠不足症候群かもしれないと思った場合は、“睡眠日記”を1ヶ月つけてみてはいかがでしょうか? やり方は至って簡単です。寝床にメモ帳を用意して、

1 就寝時刻(寝床に入った時間+10~20分)
2 起床時間

この2つを毎日記録します。平日と休日の睡眠時間に2時間以上の差がある場合は、明らかに睡眠が足りていない状態なので、睡眠不足症候群の可能性が高いと考えられます。

毎日記録をとることで、自分自身の睡眠の傾向を把握することができます。

ただし、睡眠不足症候群は睡眠障害のひとつなので、正確な診断には専門の医療機関を受診することが必要です。その際に、睡眠日記を持参すれば医師にデータとして提示することもできます。

寝つきが良すぎるのは睡眠が足りていないということも考えられます。睡眠不足が続き疲労が蓄積して深刻なことになる前に、気になる人はぜひ試してみてください。

【参考文献】
『病気の原因は眠りにあった 心身がよみがえる熟睡のヒント』(実業之日本社)
・NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXLASFE23H0D_T21C14A2W13001
・睡眠障害のことが分かるサイト
http://suimin-shougai.net/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%A8%E7%89%B9%E5%BE%B4/

文/高橋晴美

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