ぐっすり眠れる寝室の4条件
COLUMN

心地良い眠りについて一日の疲れを取り、新しい一日をスタートさせる寝室。毎日の“ぐっすり”を手に入れるには、寝室づくりに4つの極意がありました。
スムーズな入眠には、リラックスできるほの暗い明かりを
快適な睡眠を得るには、「寝室環境」を整えることが大事です。そのために必要なのが、「光」「温度・湿度」「音」「雰囲気」の4つの条件を満たすこと。質の良い睡眠へと近づけるための参考にしてください。
【光】
ホテルのようなほの暗い明りが、リラックスできてスムーズな入眠につながります。部屋全体の照明は消して、明るさのコントロールできるスタンドやフットライトなどを利用しましょう。
また、遮光カーテンも光の調整に便利なアイテム。朝日を遮断し、日の出時間が少しずつ早くなるこの時期に、予定より早く目覚めてしまうことを防ぎます。暑い日は、カーテンで外の熱い空気を遮断するので、室温の上昇を抑えることもできます。
【温度・湿度】
一般的に、布団の中の温度は約33℃、湿度は約50%が最適といわれています。ベッドウェアは、吸湿性・放湿性・保温性に優れたものを選ぶことがポイントです。
とはいえ、布団の中の温度や湿度は分かりづらいので、部屋の温度や湿度を目安にしても良いでしょう。春は過ごしやすい季節なのですが、夏に近づくにつれて暑くなってきたら、理想的な室温は約25℃、湿度は年間を通して約50%といわれています。エアコンや加湿器などで温度・湿度を調整すれば、快適な眠りに導かれます。
【音】
生活音の少なくなる夜間は、ドアや窓の開閉音、犬の鳴き声など、「ちょっとした物音が気になって眠れない」という人が少なくありません。外からの騒音には、二重サッシや雨戸、厚手のカーテンなどで防音対策することをおすすめします。
一方、「まったく音がしないと不安」という人は、精神を安定させるヒーリングCDなどで好みの曲を探し、入眠儀式として活用するのも良い方法です。
【雰囲気】
寝室は眠るための場所なので、リラックスして落ち着ける雰囲気作りが大切。部屋全体のカラーを、ベージュなどの落ち着いた色合いや、癒し効果が期待できるグリーン系などにカラーコーディネートしてみましょう。
また、仕事関係の書類やスマートフォンなどを持ち込まず、昼間の活動モードとの切り替えをするように心がけてください。
【参考文献】
『女性のための睡眠バイブル』(主婦と生活社)
『1日1分で劇的に変わる!ねむりのレシピ』(ナツメ社)
眠りの総合サイト 快眠推進倶楽部:眠りの図書館快眠のための工夫いろいろ
http://www.kaimin.info/part/suffer/dev01.html
文/内藤綾子
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内藤綾子(ないとうあやこ)
東京出身。保険会社でOLを経験したのち、編集プロダクションに転職してライター業をスタートさせる。
出産を機にフリーとなる。ビジネス、家庭、健康、育児、教育に関連する記事を雑誌やWebで執筆するほか、書籍の企画・構成なども行う。
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