ストレスで眠れない原因は、マインドセットにあった!?

仕事の疲れ、人間関係、環境の変化などのストレスが原因で眠れない方が増えています。ストレスは身体に悪影響を及ぼし、眠れない原因にもなることがあります。ストレスに対する原因と対応方法について考えてみましょう。
ストレスが及ぼすさまざまな影響
ストレスと一言で言っても、その原因は日常の小さな悩みから人生に関わる重要な問題までさまざまなものがあります。メールの返信や買い物など日常の些細な問題から、仕事・育児・健康状態の悪化や人間関係の悩みなど重大な問題まで挙げられるでしょう。
また、ストレスに対する反応も大きく分けて3種類あります。一つ目は心理面で、イライラ、不安などの感情を引き起こします。二つ目は身体面で、頭痛、肩こり、腰痛などの痛みがあります。三つ目は行動面で、飲酒や喫煙量の増加、業務のミスや事故などにつながることもあります。
ストレスで眠れない理由
現代社会ではほとんどの人が多かれ少なかれストレスを感じています。そのため、ストレスが原因で身体や精神に影響が及び、眠れない方も増えています。強いストレスを感じると、眠る前の時間帯に悩み事が浮かび、脳が興奮して眠れない状況になってしまいます。脳が興奮すると交感神経が優位になり、身体が緊張状態になるため眠れなくなるのです。ストレスを和らげ、深い眠りにつくにはどうしたらよいのでしょうか。
ストレスへのマインドセットを変える
現代社会で生きている限り、ストレスを避けて過ごすのは残念ながら難しい現状です。ストレスを避けることが難しいのであれば、ストレスの原因になり得る出来事に対するマインドセットを変えることが重要です。ストレスに対処するためには、ストレスを減らす、避けるのではなく、マインドセットを改めて受け入れるようにしましょう。
マインドセットを変えると
ストレスに対応するためには、起きてしまった出来事に対しどのようなマインドセットで向き合うかが重要になります。マインドセットが健康状態に及ぼす影響を調べた研究データがあります。イェール大学の調査では、中年期に年齢を重ねることについて、ポジティブにとらえている人たちは、ネガティブにとらえている人たちよりも7.6年も長生きするという結果がありました。
ストレスについてのマインドセットを変えれば、眠りにつきやすくなるだけでなく、長期的な健康状態も改善できるかもしれません。
ストレスに前向きに対応するために、下記の方法を取り入れてみましょう。
・ストレスに対処する方法を前向きに考える
・周囲に情報、サポート、アドバイスを求める
・困難な状況をポジティブに考え、成長する機会としてとらえる
ストレスに対するマインドセットを前向きにすることで、眠れない悩みを解決しましょう。
参考文献:
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」(大和書房)
文/姜 奈々
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ヨガインストラクター
姜奈々(ジャンナナ)
1987年横浜生まれ。慶應義塾大学卒業後、広告代理店にて営業・マーケティングの経験を積む。自身の腰痛の経験から、リハビリとしてヨガを学び、身体と心のケアの重要性を実感。その後、多くの方にヨガの良さを伝えたいと考え、ヨガインストラクターに転身。
仕事や家事など忙しい現代女性に、心と身体を輝かせるヨガをお伝えするべく、都内を中心に活動中。身体の内側からのケアとして、漢方・薬膳を学び、薬膳ヨガも開催している。
公式HP: https://nanajiang.themedia.jp/
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