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夢はレム睡眠の時に見る?見たい夢は見られる?記憶と睡眠の関係

日によって夢を見る日と見ない日があります。そもそも人はなぜ夢を見るのでしょう?夢はいつ見るのか?夢はどうやって決まるのか?記憶と睡眠の関係を探ってみました。

眠りのメカニズム“レム睡眠”と“ノンレム睡眠”

今から65年前の1953年にアメリカのスタンフォード大学のウィリアム・C・デメント教授をはじめとしたチームが、人間の睡眠にはリズムがあることを発見しました。それが“レム睡眠”と“ノンレム睡眠”です。

人間が眠りにつくと、まずノンレム睡眠が現れ次にレム睡眠へと移行します。人間の眠りは、この2つの睡眠で構成され約90分周期で一晩に4回程度、一定の周期で繰り返されていることが解明されています。

ノンレム睡眠には眠りの浅い状態と深い状態があり、ステージ1からステージ4までの4つに区別されています。ノンレム睡眠の時は、脳を休ませながら起きている間に得た情報の中から不要な情報の消去などを行います。また、このとき、起きている間に傷ついた体のメンテナンスも行っています。

【ノンレム睡眠の特徴】

・脳の休息と身体のメンテナスのための睡眠
・すやすやと眠っている状態
・身体を支える筋肉は働いている
・眠りが深くなるに従い、呼吸回数や脈拍が少なくなる

一方、レム睡眠の時は眠りながら非常に速い速度で眼球が動く“急速眼球運動”が起こり、脳波は浅い睡眠状態であるノンレム睡眠ステージ1と似ているそうです。そして、起きている間に得た大量の情報から必要なものと不要なものを整理し、必要な記憶の定着や記憶を引き出すためのインデックスのようなものを作っていることがわかっています。

【レム睡眠の特徴】

・起きていた時の情報を整理・記憶の定着などのための睡眠
・眼球がきょろきょろ動く
・身体の力が脱力している
・呼吸や脈拍が不規則

夢をみるのは“レム睡眠”!?

自分はあまり夢を見ないと思っていても、それは、目覚めたときに夢を見たことを忘れてしまっているだけで、実は夢を見ているのかもしれません。では、夢はいつ見ているのでしょう。一般的に夢はレム睡眠期にみるものと考えられていますが、睡眠段階ごとに睡眠中の被験者を起こして、夢体験を調べた実験によると、実はノンレム睡眠でも夢を見ていることが報告されています。

見る夢はいつ作られる? 夢と記憶の関係は……

夢の内容は、寝る直前や前日に経験したことに関するものが多いそうです。その経験がどのような形で夢に現れるかを実験したのがカナダのオタワ大学です。

まず、20人の被験者に感情を刺激するようなビデオを鑑賞させて、7日間にわたって夢について追跡調査を行いました。その結果、夢の取り込みの多い被験者は、ビデオを観た最初の夜の睡眠時にビデオの内容が現れやすく、その後、現れなくなりますが、また6日目、7日目になると夢に現れる度合いが高くなってくることがわかりました。

つまり、記憶が一時的に短期記憶を収納する領域に保存された後に、長期記憶を収納する領域に移されることで、記憶の固定化が起こると考えられています。

同じ夢を何回も見たり、その続きを別の日に見たりすることもあります。“夢の繰り返し”は感情を揺り動かすような非日常的経験に関することが多く、日常的なことを繰り返して見ることは少ないといわれています。

心理学の分野では、精神分析者ジークムント・フロイトが夢を「無意識の願望の現れ」であると考えました。見たい夢を自分でコントロールして見ることはできませんが、夢が無意識の願望の現れであるならば、睡眠中に見る夢を自分の潜在意識からのメッセージとして捉え楽しんでみてはいかがでしょう。

【参考文献】
『おもしろサイエンス 安眠の科学』(日刊工業新聞社)
『今度こそ「快眠」できる12の方法』(阪急コミュニケーションズ)
・眠りのお話|眠りの専門店 市田商店
https://www.ichida-kyoto.com/column/mechanism-nonrem-rem/

文/高橋晴美

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