花粉症で眠れない!花粉症を解消する食材10選

春は花粉症で鼻水やくしゃみに悩む方が増えます。花粉症で鼻がつまって眠れない原因は、身体の巡りが悪くなっているからかもしれません。身体の巡りを良くする食材を学び、毎日の食事に取り入れてみませんか。
花粉症で眠れない理由とは
花粉症で鼻がつまると、口呼吸をせざるを得ない状況になります。口呼吸は、口やのどが乾燥しやすくなってしまうため炎症を起こしやすく、不快感も生じやすくなります。また、鼻がつまるといびきをかきやすくなるため無呼吸の状態にもなりやすくなり、眠れない方が多くいます。
春はデトックスの季節
東洋医学の薬膳の考え方では、春はデトックスの季節とされています。冬の間にため込んだ脂肪、老廃物、毒素を排泄しようとする時期です。
春になると花粉症で鼻水やくしゃみが出るのは、冬の間にたまった余分な水分や毒素を排出するためだと考えられています。花粉症で眠れない方は、水分や毒素を身体にため込んでしまっている状態かもしれません。
身体の巡りをよくしてくれる食材を下記に10個まとめました。
1.かぶ
かぶは消化を助け、精神を安定させてくれます。解毒作用や水分代謝を促す働きもあります。
2.菜の花
独特の香りと苦みが特徴的な食材ですが、葉酸、鉄分、カリウムが豊富で、血の巡りをよくする働きがあります。
3.小松菜
身体の余分な熱をとり、気持ちを静める作用があります。肺の熱をとるので、のどの腫れや咳、痰にも良いです。
4.にら
解毒作用があり、体内に蓄積した老廃物を取り除く作用があります。
5.大根
咳が出るときや風邪のひき始めに、はちみつ大根を食べるのは昔から伝わる方法ですね。肺の働きを良くし、のどの不快感、咳や口内炎にも有効です。
6.たけのこ
食物繊維も多く、慢性の下痢や便秘にも効果的です。
7.しめじ
腸の働きを高めて、便による毒素の排出を促します。
8.昆布
身体の熱を冷まし、余分な水分を摂りむくみを解消してくれます。スープに入れていただきましょう。
9.黒豆
黒色の食材は腎の働きをよくするので、身体に精がつきます。血の巡りや水分代謝をよくします。
10.あさり
タウリンが豊富に含まれ、肝臓の解毒作用を促進してくれます。咳やたんを鎮めてくれる作用もあります。
春先にスーパーで見かけることが多い旬の食材が多く挙がりました。花粉症で眠れない方は、店頭で見かけたら買ってみてください。毎日の食生活を見直し、旬の食材をいただくよう意識してみましょう。上記の食材を取り入れたバランスの良い食事を心掛けることで、花粉症で眠れない悩みを解消しましょう。
参考文献:
「季節のからだを整える おやこの薬膳ごはん」(クレヨンハウス)
「薬膳・漢方検定公式テキスト」(実業之日本社)
文/姜 奈々
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ヨガインストラクター
姜奈々(ジャンナナ)
1987年横浜生まれ。慶應義塾大学卒業後、広告代理店にて営業・マーケティングの経験を積む。自身の腰痛の経験から、リハビリとしてヨガを学び、身体と心のケアの重要性を実感。その後、多くの方にヨガの良さを伝えたいと考え、ヨガインストラクターに転身。
仕事や家事など忙しい現代女性に、心と身体を輝かせるヨガをお伝えするべく、都内を中心に活動中。身体の内側からのケアとして、漢方・薬膳を学び、薬膳ヨガも開催している。
公式HP: https://nanajiang.themedia.jp/
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