MENU

大塚家具がお届けする、ぐっすりを手に入れるサイト「GoodSleepFactory」

How to

不眠と食べ物の関係は? 意外なものが不眠の原因になっている可能性も

不眠と食べ物は、一見あまり関係ないように思いますが、実はとても深く関わっています。それも、不眠の原因となるものがいつも食べているような食べ物であるとしたら…。不眠を招く食べ物と、睡眠を促す食べ物を調べてみました。

寝る前のそのひと口が不眠を招くその食べ物は…

夜遅い時間まで仕事をしていると、ついひと口、甘いものが食べたくなってしまう。あるいは、寝る前お風呂に入った後に、アイスクリームをひとつ食べているという人は意外と多いのではないでしょうか。実は、その行動こそが不眠を招いているのかもしれません。

甘いものを食べると体内では血液中の血糖値が急激に上昇します。このとき、血糖値が上り過ぎるのを防ぐためにインスリンが分泌されます。インスリンにより血糖値が下がる方向に働くと、今度はアドレナリンが分泌しはじめ下がり過ぎるのを防ぎます。このアドレナリンには、血糖値を上げるとともに脳を活性化させる働きがあります。

スイーツを寝る前に食べてアドレナリンが分泌されれば、目が冴えて眠れなくなってしまうでしょう。さらに、夜遅い時間にスイーツを食べることが習慣になっていると、インスリンとアドレナリンの分泌に狂いが生じ、脳は常に覚醒の方向に傾くことになるため不眠状態が続くようになるといいます。

精製された砂糖が含まれたスイーツは身体を冷やす

寝る前にスイーツを食べることによる睡眠への弊害はこれだけではありません。

身体を冷やすという概念は東洋医学からきています。東洋医学では食べ物を『熱性』、『温性』、『涼性』、『寒性』、『平性』という5つのグループに分けていますが、多くのスイーツに使われる砂糖の原料のひとつであるサトウキビは、身体から熱をとる『涼性』に分類されます。

厳密にはサトウキビを原料とする糖類には、精製された『白砂糖・三温糖』と、完全に精製されていない『黒砂糖・きび砂糖』に大別されます。特に精製された砂糖の方が甘みは強く、身体に吸収されやすいので血糖値が急激に上昇します。このため、手や足の末端の血流が悪くなり身体が冷えてしまい、その結果、寒くて眠れなくなってしまうのです。

寝る前にスイーツを食べることは、血糖値だけの問題ではなく身体が冷え寒くて眠れなくなるという不眠の原因にもなっているといえます。

睡眠を促す効果的な食べ物は“和食”

では、睡眠によい効果をもたらす食材はあるのでしょうか?

眠気を促し睡眠サイクルを調整するホルモンが『メラトニン』です。メラトニンは、玄米、大豆、小麦などの穀類や豆類、根菜類などの植物に多く含まれています。また、メラトニンの生成と吸収を助ける働きがあるビタミンB群、特に体内時計の機能を高めるビタミンB12は重要です。この成分は、貝類や海藻類、魚類に多く含まれています。

これらの食材を積極的にとることで、よい睡眠につなげることが期待できるといいます。ただし、睡眠によいからといえ、ひとつの食材ばかりを多くとるのはNG。穀類、豆類、野菜類などをバランスよく食べることが大切です。

睡眠によい食品を多く含むメニューの一例に、玄米ごはん、シジミの味噌汁、納豆、きんぴらごぼう、焼き魚などがあります。このような献立は、日本人が昔から食べている和食です。肉を中心とした食事よりも和食を意識した食事をとることで不眠を改善することができるのではないでしょうか。

このように不眠と食べ物は深く結びついています。不眠が続いている人は、夜遅い時間のスイーツは控え、和食中心の食べ物に切り替えてみてはいかがでしょう。

【参考文献】
『お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術』(角川マガジンズ)
『税所式 日本人のための睡眠雑学100-すぐ寝られる! よく眠れる! すっきり起きられる!』(講談社)
・眠りが浅いと感じる方へ…不眠の原因と対策・改善方法
http://happiness-web.com/sweet-huminyouin.html
・女性のための冷え性対策法
http://hietaisaku.net/taisaku-food/tourui/

文/高橋晴美

LINEで送る

関連するキーワード

Good Sleep Factory
(グッドスリープファクトリー)とは

大塚家具がお届けする、ぐっすりを手に入れるサイト「GoodSleepFactory」では、睡眠に関するお役立ち情報や、快眠のためのポイントを紹介しています。
大塚家具の眠りの専門スタッフ“スリープアドバイザー”によるベッドの選び方や、寝室コーディネートの紹介、眠りに精通した医師・専門家によるアドバイスまで、快適な眠りで豊かなライフスタイルを実現するためのサポートをいたします。