眠れないときにぴったり!冬のあったか飲み物
COLUMN

冬の寒さで身体が冷え眠れない夜は、身体を芯から温めてくれる飲み物を作りませんか。身近な食材で、睡眠ホルモンを多く含むものや、身体の冷えを改善する効果があるものがあります。最後に、自宅で簡単に作れるドリンクのレシピもご紹介します。
薬に頼りすぎずに、身近な食材を取り入れてみよう
寝つきが悪い、眠りが浅いといった症状が慢性的に続くと、気持ちもイライラしてしまいがち。不眠が続くと心配になりますが、睡眠薬や精神安定剤などの薬に頼りすぎず、自宅にある食材を取り入れることから始めてみましょう。身近な食材の中にも、睡眠ホルモンを多く含む食材があり、摂取することで自然治癒力が高まります。眠ろうとすればするほど眠れない悪循環を断ち切るために、まずは気持ちを落ち着かせる飲み物をつくることから始めてみませんか。
●●を温めるだけで万能の効果
水を温めて沸騰させたものを白湯と言います。白湯はアーユルヴェーダで最も優れた飲み物と言われるほど万能の効果があります。白湯を飲むと体温が上がり眠りにつきやすくなります。寝る前に小腹が空いたり、口さびしいと感じたりしたら白湯を飲むと食欲が収まることも。慣れてくると白湯の味が甘く美味しく感じるようになります。一度にたくさん飲むのではなく、すするようにゆっくりと飲んでみましょう。
コンビニでも買える!眠れない時にオススメの飲み物
白湯のほかにも眠れない夜にぴったりの飲み物はまだあります。
・牛乳
牛乳は、神経の高ぶりを沈めるカルシウムが豊富に含まれています。不安による動悸やうつ症状の緩和にも効果的です。
・豆乳
豆乳には、睡眠ホルモンであるセロトニンをつくるのに必要なトリプトファンが多く含まれています。セロトニンには精神を鎮める働きがあり、不眠解消に効果的です。冷たい状態で飲むとお腹を冷やしてしまうため、人肌に温めて飲みましょう。安眠効果のあるスパイスのナツメグを加えるのがオススメです。ナツメグは、薬膳では胃や大腸を温める作用があるとされています。これらの食材を用いたレシピをご紹介します。
ホットソイミルク~ナツメグ風味
【材料】
豆乳…100ml
牛乳…100ml
ハチミツ…適量
ナツメグ…適量
【作り方】
1.豆乳・牛乳を鍋に入れ、弱火で温めます。
2.ハチミツを加えお好みの甘さに調整しましょう。ナツメグをふり入れできあがり。
眠れない夜は、自宅にある食材を使って簡単に作れる飲み物を取り入れてみませんか。身体を芯から温めて、ぐっすりと眠りにつきましょう。
参考文献:
「おいしく食べて体に効く!クスリごはん」(リベラル社)
「はじめてのアーユルヴェーダ」(主婦の友社)
文/姜 奈々
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ヨガインストラクター
姜奈々(ジャンナナ)
1987年横浜生まれ。慶應義塾大学卒業後、広告代理店にて営業・マーケティングの経験を積む。自身の腰痛の経験から、リハビリとしてヨガを学び、身体と心のケアの重要性を実感。その後、多くの方にヨガの良さを伝えたいと考え、ヨガインストラクターに転身。
仕事や家事など忙しい現代女性に、心と身体を輝かせるヨガをお伝えするべく、都内を中心に活動中。身体の内側からのケアとして、漢方・薬膳を学び、薬膳ヨガも開催している。
公式HP: https://nanajiang.themedia.jp/
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