ベッドの周りどうしてる? 見落としがちな冬支度をご紹介
COLUMN

冬のベッドをあたたかく過ごすためには、寝具だけでなくベッドの下や、その周りにも冬仕度を行うことでより快適にあたたかく過ごすことができるそうです。部屋の冷える場所や冷気の通り道、照明など、すぐに取り入れられるベッド周りの冬仕度についてご紹介します。
冷気の通り道をシャットアウト
・ベッドの位置を考える
ベッドは部屋のどの位置にありますか? 冷気の入り口である窓際にくっついている場合には、少し離しましょう。大幅な移動が難しい場合には、約10㎝だけでも窓とベッドの間を離すだけでもよいそうです。こうすることで窓の結露が寝具に落ちるのを防ぐこともできるため衛生面でも◎。
・ベッドの床板に注目を
床板がすのこになっているベッドも多いと思います。通気性がよい分、冷気が通りやすいので寒くなりがち。そんなときは冬の間だけ、ベッドの裏の部分に梱包材のプチプチを貼ってしまうのもよいでしょう。あたたかさがUPする分、湿気がたまりやすくなってしまうので、ときどきはチェックを。
空気の流れを調節するアイデア
・あたたかい空気は軽い、冷気は重たい
冬の冷気は下からやってきます。そのため冬はベッドの下に注目を。床がフローリングの場合はベッドの下や周りにじゅうたんやラグなどを敷いて対策をしましょう。朝、目が覚めたとき、夜中にトイレに立つときも素足が床についてひやっとするのも防げて一石二鳥!
・サーキュレーターで空気を循環
空気を循環させ、下にたまりやすい冷気を循環させるのもよいでしょう。サーキュレーターを使って、あたたかい空気をベッド下や床に向けるように調節をします。
・厚手のカーテンはメリットがたくさん
窓際の近くにベッドがある場合は、カーテンを見直すことで防寒対策ができるようです。遮光カーテンは、外からの冷気をシャットアウトしてエアコンのあたたかさを逃さないため、節電にもメリットがあります。
また、厚手のカーテンで空気層ができることによって、結露の発生が起こりにくくなるためカビの予防にも効果的。薄手のカーテンをお使いの場合は、厚手のタイプ、遮光カーテンへの取り替えがおすすめです。
視覚に訴えるベッド周りのアイデア
・ニット、モコモコ素材を取り入れる
ベッド周りのアイテムを冬仕様に衣替えしてしまうのもおすすめです。カーテンやベッドカバーなど値の張るグッズの衣替えが難しい場合には、ひざ掛けや、枕カバーなどの小さいものを起毛素材やニット、モコモコとした素材に替えるだけで思わずベッドに入りたくなって入眠しやすくなるそうです。
・夕日のような照明を
日照時間の短い北欧の生活は、いかに室内で居心地よく過ごせるか、たくさんのヒントが詰まっていそうです。夕日のような赤っぽい暖色系の照明はあたたかさを感じるだけでなくリラックス効果も。手軽に取り入れるなら、スタンドを暖色系の明かりに替えてみるのもよいでしょう。
冬の夜を快適に過ごすために、すぐに活用できるベッド周りの冬仕度についてご紹介しました。カーテンやベッドの下の対策は、驚くほど効果的なのでぜひお試しを!
【参考文献】
INN’S
http://www.curtain-info.com/cold-protection-curtain
e-家具SHOP
http://e-bed.ocnk.net/page/16
SUVACO
https://suvaco.jp/doc/bedroomwinter-161123
失敗しないベッド選び珠玉のメソッド集
http://bed-recommended.hachultra.jp/cold-bed/
インテリア研究所
https://www.anabuki-style.com/contents/interior/laboratory/report_29.html
文/数野由香子

数野由香子(かずの ゆかこ)
フリーランスライター。出版社にてライター業、編集プロダクションアシスタントののち、フリーランスへ。
Webページの作成ほか、書籍制作にも関わっています。
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