ビジネスパーソン向け!仕事の効率を上げる質の高い睡眠のメソッド
COLUMN

あなたは毎晩、質の高い睡眠が取れていますか。
仕事の充実とは裏腹に、なかなか満足のいく睡眠は取れていないと感じるビジネスパーソンの方は多いのではないでしょうか。しかし睡眠の質を改善することで、日中の仕事のパフォーマンスにより良い影響が出るはずです。
そこで今回は、毎日ビジネスで戦うあなたへ、睡眠の質を高めるメリットとその対策をご紹介します。
質の高い睡眠をとる仕事へのメリット
夜の睡眠は、日中の活動・パフォーマンスと表裏一体です。夜ぐっすり眠った次の日は元気に活動できますし、昼間に身体と脳を思いっきり動かして活動した日の夜はストンと眠りに落ちることができますよね。これと同じように、夜に質の高い睡眠をとると日中に脳の働きが高まるといわれているのです。
そもそも睡眠不足になると脳の機能が低下するといわれています。特に睡眠不足でダメージを受けやすいのが、脳の高等な部分だといわれています。具体的には『前頭連合野(ぜんとうれんごうや)』という理性、思考力、創造力などを司っているところが低下しやすいといいます。前頭連合野の働きが悪くなると、集中力、思考力、洞察力などが低下し、感情をコントロールしにくくなります。
つまり睡眠の質を高めてしっかり眠ることで、脳の高等な部分が働いて仕事のパフォーマンスが上がり、感情もコントロールできることからビジネスもうまくいくと考えられます。
質の高い睡眠をとるには?
では、睡眠の質を高めるためのメソッドをみていきましょう。
●カフェインに注意
ビジネスパーソンの愛飲するコーヒーにはカフェインが含まれており、覚醒効果があります。効果は5~7時間続くため、寝る時間を考えてうまく調整する必要があります。
●飲み会のお酒は寝る3時間前まで
ビジネスパーソンにとって付き合いの飲み会はつきものです。しかしお酒は中途覚醒が増えるため、眠っても夜中に目覚めてしまうこともあり、睡眠の質を下げてしまいます。飲み会が遅くまで及ぶ場合には、寝る時間から逆算して3時間前になったら水やウーロン茶などに切り替えるようにしましょう。
●夜遅く・寝る前のスマートフォンやPC作業は避ける
夜遅くまでスマートフォンやPCで仕事に関するメールや資料を見ていると入眠の妨げになります。スマートフォンやPCの画面から発せられるブルーライトが、眠りを誘うメラトニンというホルモンの分泌を抑制してしまうためです。
●入浴で体温を上げて寝る直前に低下させる
寝る2時間くらい前の入浴により、身体の中心部分の温度である深部体温を上げておくと、ちょうど寝る直前に体温が下がりスッと眠りに落ちやすくなります。この体温の自然な低下が、睡眠の質が高まるかどうかの鍵を握っています。
これらの対策を意識しながら質の高い睡眠をとるようにして、日中の脳の働きが最大限になるようにして、仕事の効率を上げましょう!
参考文献
『「脳力」をのばす! 快適睡眠術』(PHP研究所)
『まんがでわかる! 元気が出る睡眠』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))
・WEDGE Infinity(ウェッジ)「仕事の効率を上げる、睡眠の法則とは? 睡眠研究のパイオニアに聞く」
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6911
文/石原亜香利

石原亜香利(いしはらあかり)
ライター。主に30~40代のビジネスパーソン向け、美容・健康・ダイエットのジャンルで、多くの記事執筆・取材経験がある。読む人が日常生活の中で、実際に役立てられる企画立案・記事制作を心がけている。
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