秋はハーブティーでぐっすりを呼び込む

ハーブティーの、高いリラックス効果はよく知られています。「寝つきが悪い」「今日こそぐっすり眠りたい」といった夜にぴったりの1杯をご紹介します。
美容と健康に役立ち、香りにも癒される
ハーブティーは、香りがあり、美容と健康に役立つ植物を乾燥させて作ったお茶です。一種類のみのものから数種類の植物をブレンドしたものまで多くの種類があり、味や香り、効能に違いがあります。
この秋は、睡眠トラブルに効くと言われるハーブティーで、ぐっすりを呼び込んでみませんか。
なぜ、ぐっすり効果が高いの?
ベッドに入ってスムーズに寝つき、ぐっすりと熟睡するためには、副交感神経が優位になって睡眠モードへうまく切り替わっていないといけません。
リラックス効果の高いハーブティーは、副交感神経の働きを高めるのに最適なドリンク。また、一般的なハーブティーはノンカフェインなので、寝る前の飲み物としてもピッタリです。
鎮静効果の高いものが安眠へと導く
数あるハーブティーの中で、ぐっすりへと導くのは鎮静作用の高いものです。代表的な安眠ハーブティーをご紹介します。
カモミール
リラックス効果が高く、定着した人気。りんごのような香りで甘くやさしい味。
オレンジピール
鎮静作用があり、不安や緊張、ストレスなどに有効。さわやかな香りで甘味がある。
セージ
少し気持ちが沈んだときに、改善効果が期待できる。スパイシーな香りで独特の苦み。
セントジョーンズワート
不安、緊張、ストレス、軽いうつなどの改善が期待できる。すっきりした香りで少し苦い。
バレリアン
緊張や不安を鎮め、眠気そのものを誘う。鼻をつく独特な香りなので、ブレンドがおすすめ。
ミント
リフレッシュ効果に優れ、イライラや不安を解消してくれる。鼻から抜ける清涼感が特徴。
ラベンダー
不安、ゆううつ、ストレスなどに有効。華やかな香りとかすかな甘味で、癒やし効果抜群。
ティーバッグで手軽に入れる方法
ハーブティーは、アイスとホットのどちらでも飲めます。ぐっすり睡眠を目的とするなら、身体が温まるうえ、心も落ち着くホットにしましょう。
リーフ(茶葉)とティーバッグのタイプがありますが、初心者ならティーバッグが簡単。
1.ティーカップに湯を注いで温めておく。
2.温めたティーカップにティーバッグを入れて湯を注ぐ。
3.フタかラップをかぶせて3分ほど蒸らす。
4. ティーバッグを取り除き、いただく。
寝る1時間前くらいに飲んでおくと、ベッドに入るタイミングで心地よい眠気が訪れるでしょう。入眠儀式として定着すると理想的です。
ハーブティーは、病院で処方される睡眠薬のように強い効果が出るわけではありません。しかし、依存性がなく穏やかな効き目なので、毎日安心して続けられます。
参考文献
・『1日1分で劇的に変わる!ねむりのレシピ』(ナツメ社)
・Design with Tea Salon「ハーブティーの美味しい入れ方」
http://shop-dwts.com/html/page5.html
・ぐっすりさん「睡眠効果のあるハーブティーおすすめ7選。不眠症の解消にはカモミールやラベンダーが効きますよ」
http://gussurisan.com/235
・「ハーブティー効能ガイド」
http://herb-store.net/
文/内藤綾子
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内藤綾子(ないとうあやこ)
東京出身。保険会社でOLを経験したのち、編集プロダクションに転職してライター業をスタートさせる。
出産を機にフリーとなる。ビジネス、家庭、健康、育児、教育に関連する記事を雑誌やWebで執筆するほか、書籍の企画・構成なども行う。
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