もしかして寿命? マットレスの買い替え時期と隠れサイン
COLUMN

古びたマットレスは腰痛や睡眠不足の原因にも
毎日の健康は、ぐっすりと眠ることで作られていると言われるほど、人にとって睡眠はとても大切です。ベッドフレームは、歪みやネジのゆるみなど、不具合があればすぐにわかることが多いようですが、ひと目で中身の変化がわからないマットレスは、替え時が判断しにくいものですね。
身体に合わなくなったマットレスを使っていると、睡眠不足になったり、頭痛や腰痛の原因となるなど、睡眠質を下げてしまう可能性があるそうです。腰痛持ちの方や、成長期にある子どものマットレスは、とくに注意してみるのがよいそうです。子どものマットレスは、お下がりを使うことも多いため、今一度マットレスの状態を見極めてみるのもよいでしょう。
そのほか、夜中に頻繁に目が覚める、寝つきが悪いと感じる場合にもチェックをしてみるのがよさそうです。寿命を迎えたマットレスの状態についてのチェックポイントと、寿命を延ばすためのコツについてご紹介します。
もう寿命!マットレスの隠れサイン
・8~10年が経過している
体重やベッドがある部屋の環境などはそれぞれ。そのため一概に年数で寿命をはかることはできないようですが、目安となる年数は、およそ8~10年が経過しているマットレスと言われています。
・ベッドの真ん中にへこみがある
腰やおしりは、もっとも体重がかかりやすい部分だそうです。そのため、腰・おしりが当たるマットレスの真ん中の部分にへこみが見える場合は、買い替え時期のサインと見てよいでしょう。
・背中にスプリングを感じる
マットレスのクッションがへたってくると、寝転んだときにスプリングが背中に当たるようになります。これも替え時のサインのひとつ。
・寝返りを頻繁に打つ
寝返りは熱を発散させたり、身体のズレを整えるために行われますが、寿命を迎えたマットレスだと身体に合う形をキープすることができないため、寝返りを頻繁に打つようになるそうです。
寿命を延ばすためのメンテナンス
マットレスの寿命を少しでも長く延ばすために自宅でできるメンテナンスはこちらです。
・上下、表裏を変更させる
数ヶ月に一度の目安で上下、表裏を変えることで、マットレスの部分的なヘタレを予防できるほか、通気性がよくなるためカビの予防にも一役。
・ベッドパッドやシーツを清潔に保つ
人は寝ている間にコップ一杯もの汗をかくと言われています。かいた汗はベッドパットやシーツにたまるため、頻繁に交換して清潔に保つのがよいでしょう。放置してしまうとマットレスの寿命を縮めてしまうそうです。
・風通しのいい環境で掃除機をかける
マットレスを長持ちさせるためには、ダニの予防も必要なのだとか。日光に当てるのがよいそうですが、難しい場合には掃除機を念入りにかけます。縦方向だけでなく横方向にもゆっくりとかけていきます。
快適に眠るためにマットレスの状態はとても大切です。自宅のマットレス、見直しとメンテナンスしてみませんか?
【参考文献】
マットレスの寿命
http://腰痛マットレスランキング.net
GOSKA
http://www.guska.jp/column/care/cleaning.html
熟睡研究所
http://komesan.co.jp/blog/2015/10/05/post-266/
数野由香子
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数野由香子(かずの ゆかこ)
フリーランスライター。出版社にてライター業、編集プロダクションアシスタントののち、フリーランスへ。
Webページの作成ほか、書籍制作にも関わっています。
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