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睡眠サイクルからチェック! あなたの会議NGタイム&ひらめきタイム

ランチ後は、眠くて仕方がない……という方、多いのでは? 実はこれ、ランチのせいではなく、睡眠や体内時計のサイクルからくるものだと言われています。1日のなかで眠くなる時間、頭が冴えている時間を、あなたの睡眠サイクルからチェックしてみませんか?

睡眠のサイクルを把握して、パフォーマンスをアップ!

仕事のパフォーマンスを上げるには、睡眠が大切。ただ、自己管理に努めているつもりでも、大事な会議中に眠くて仕方がなく身体をつねってみたり、電車の中で熟睡して乗り過ごしてしまったりといった経験、ありませんか?

日本は、先進国の中でも睡眠時間が短いと言われる、不眠大国。厚生労働省の調査*では、「睡眠時間が足りなかった」と回答した人は男性で23.2%、女性で27.8%、「日中、眠気を感じた」と回答した人は男性で37.7%、女性では43.0%にも上りました。

*「平成 25 年 国民健康・栄養調査結果の概要」 より

睡眠時間不足や不規則な睡眠習慣では、起きた時に熟睡感や疲労回復感が得にくくなりがち。すっきりと目覚め、日中に最大限のパフォーマンスを発揮するには、睡眠時間の確保はもちろん、就寝・起床の時間を一定にしてリズムを整えることが大切だと言われています。

睡眠のサイクルが整えば、睡眠の質がアップするだけでなく、自分が日中に眠くなりがちな時間を把握して、対策することも可能に。さらに、脳が一番活性化する時間の見当をつけて、仕事のスケジュールを組むこともできます。

会議NGタイムは、就寝15時間後!

ほぼ毎日同じような時間に就寝・起床しているなら、夜眠りについてから約15時間後が、日中に眠くなるピークだと言われています。例えば、午前0時に眠りにつく場合は、翌日の15時。

この時間に会議を入れてしまうとウトウトしてしまったり、大事な打ち合わせでは集中できなかったりする可能性が大。昼間の交通事故のピークもこの時間帯だと言われているので、車の運転なども避けられればベターです。

これは、私たちの体内時計によるサーカディアンリズムによるもの。ランチ後などによく見られる午後の自然な眠気は、このリズムによって日中の休息時間に入るためだと言われています。

個人差もあるので、就寝15時間後を目安に、眠くなりそうな時間帯には大事な仕事を避けてスケジュールを組むのもひとつの手。コーヒーを眠気覚ましに利用するなら、カフェインは30分後に効果が出ると言われているので、少し早めに飲んでおくのがおすすめです。

ひらめきタイムは、就寝19時間後&ぐっすり寝た朝!

1日のうちで一番脳が働くのは、就寝から約19時間後だと言われています。午前0時に眠っている場合は、夜の7時ごろ。身体能力もこの時間帯が一番高くなるそうです。

起床から時間がたって脳に疲労が貯まっているため、午後3時くらいまでに15分程度の仮眠をとっておくと、最高のパフォーマンスを発揮できると言われています。

一方で、脳の疲労が最も回復している状態にあるのは、朝。特にぐっすり眠った翌朝は、睡眠中に脳がさまざまな情報を整理したり、昔の情報をひっぱりだして他の情報とくっつけたりするおかげで、グッドアイデアがひらめきやすいのだとか。ただ、起床してすぐは脳がアイドリング状態なので、1時間後くらいからを目安にしてみてください。

今回ご紹介した内容は、最低でも数日は規則正しく睡眠をとって、ある程度睡眠のサイクルが整っていることが前提になっています。睡眠時間がバラバラで、睡眠のサイクルが整っていないという方は、まずはできるだけ就寝・起床の時間を一定にするよう意識してみてください。

【参考文献】
『「睡眠力」を上げる方法』(永岡書店)
『ビジネスパーソンのための快眠読本』(ウェッジ)
『日本人のための睡眠雑学100』(講談社)
「平成 25 年 国民健康・栄養調査結果の概要」 :
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000106403.pdf

文/武田明子

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