春は快眠のベストシーズン! リラックスカラーでぐっすり。
COLUMN

最近、ぐっすり眠れていますか? 寒くもなく、暑くもない春は、快眠のベストシーズン。眠りやすい環境が整う季節だと言われているんです。そこで、リラックス効果で寝つきをよくするぐっすりカラーを寝室に取り入れて、1年のなかで一番の “最高の眠りの環境”をつくってみませんか?
ぐっすり環境は、室温20〜23℃、湿度50〜60%!
季節に関わらず、ぐっすり眠るためにおすすめの室温や湿度をご存じですか? 理想的な寝室の環境は、室温20〜23℃程度、湿度50〜60%程度と言われています。
私たちは、身体の中心の体温(深部体温)が下がるときに、寝つきやすくなると言われています。例えば、夏場のように室温も湿度も高い環境では、身体の熱の放散が妨げられ、体温が下がりにくくなって、寝つきが悪くなりがち。また、冬場の低い室温では、末梢血管が収縮して、血流が悪くなることで身体の熱の放散が妨げられ、同様に寝つきが悪くなってしまうそうです。
一方、暑くもなく、寒くもない春の環境は、スムーズに寝つくにはぴったり。冷房や暖房を使わなくてもぐっすり眠りやすい、快眠のベストシーズンと言えそうです。この季節を満喫するためにも、さらに眠りをよくするリラックスカラーを取り入れてみませんか?
ぐっすりカラーは、ベージュ&パステル!
興奮しているときやイライラしているときは、寝つきにくいという経験がある方も多いのではないでしょうか。眠りにつくときには、心身ともにリラックスしていることが大切。寝室には、日中の緊張や興奮をリセットできるようなリラックスカラーを選ぶのがおすすめです。
色に対する身体の反応を調べるために筋肉の緊張度を測定したある実験では、最もリラックスした色は『ベージュ』と『パステルカラー』という結果だったとのこと。見た目にもやさしい淡い色が、緊張を解きほぐす効果が高いことがわかったそうです。
逆に、興奮・緊張した色は、『赤』『オレンジ』『黄色』という結果に。やはり刺激的な色を見ると、神経が高ぶって寝つきにくくなってしまうそうなので、寝室に使う色としては避けたいところです。
また、鮮やかな青や緑にもリラックス効果があったそうですが、青や緑であればパステル系を選ぶ方がよりリラックスできるのでおすすめ。ただし、人によって好みや感覚が違うので、その色を見て自分がリラックスできるかどうかもポイントです。
ぐっすりカラーで、春の寝室へイメージチェンジ!
寝室にリラックスカラーを取り入れるときには、面積の大きいパーツを変えるのがおすすめです。
壁紙や天井などの色を変えるのは大がかりなので、まずはベッドのシーツや掛け布団カバー、枕カバーなどのカバーリングに、ベージュやパステルカラーを選んでみてはいかがでしょう。
「カバーリングはホテルのような白が好き」という方は、カーテンの色を変えてみるのも1つの手です。カバーリングやカーテンは寝室の中でも特に目がいきやすいところ。色を変えることで寝室の雰囲気も変わるので、新鮮な気分を味わえますね。
ぜひ、春らしいパステルカラーや、やさしいベージュを寝室に取り入れて、春だからこそ堪能できる最高の“ぐっすり”を手に入れてみませんか?
【参考文献】
『快眠のための朝の習慣・夜の習慣』(だいわ文庫)
『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』(かんき出版)
『最強の睡眠法』(小学館)
文/武田明子
関連するキーワード

武田明子(たけだあきこ)
フリーランスのコピーライター。
広告制作会社でコピーライターとして企業の商品・サービスのプロモーションに携わった後、出産を機にフリーランスへ。医療・美容系をはじめ、ママ向けからビジネス系まで多様なジャンルのコンテンツを制作。
読む人に伝わる、わかりやすい執筆を心がけています。最近の楽しみは、iPhoneのアプリを使って睡眠の質を“見える化”すること。翌朝いいデータが取れていると、ぐっすり眠れた感がアップします。
大塚家具のLINE公式アカウント!
続けて読みたい!あなたにオススメの記事