まずは枕を衣替え! 秋モードのスイッチを入れる寝室インテリア
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店頭のファッションも秋物に切り替わり、少しずつ秋モードを楽しみたい今日この頃。そこで、夏仕様の寝室から、秋気分へとスイッチをいれる枕の衣替えはいかがでしょう? 秋におすすめの枕の色や組み合わせ術を大塚家具の『スリープアドバイザー』がご案内します。
飾り枕のボリューム感で華やぐ、秋の寝室インテリア。
—寝室インテリアを秋モードにする枕の選び方とは?
夏場はどうしても暑苦しく感じて、枕カバーの色をシンプルにしたり、枕の数も少なくすっきりさせたりしている場合が多いですよね。ようやく涼しくなって過ごしやすくなる秋口は、ボリューム感のある枕で、少しラグジュアリーな雰囲気を演出してみるのはいかがでしょう?
普段寝るときにお使いの枕は、機能性重視でボリューム感がなかったり、形状が四角でなかったりして、見栄えがあまりよくないものも多いかもしれません。寝室のインテリア性をアップさせるなら、割り切って飾り枕を取り入れるのがおすすめなんです。
飾り枕には、ホテルに置いているような、フワッとしたボリューム感のある枕がぴったり。ホテルの写真を見ても「こんなに枕やクッションは必要ないのでは?」というくらい置いてあることがありますよね。例えば、ダブルベッドであれば、枕を4つくらい並べるのが基本です。
眠る前にベッドによりかかって本を読みたいというときにも、機能性重視の枕だとクッション性がないものが多いので、飾り枕があると便利だと思います。
きれいに見せるコツは、カバーの角をしっかりと立たせること。封筒式と言われる枕カバーを使う場合は、入り口部分が少しルーズになるので、2つ枕を横に並べるときは入り口部分を内側にもってきて、外側の角がピシッとなるように置くと引きしまると思います。
秋色や光沢を取り入れて、ラグジュアリーな寝室へ。
—おすすめの枕の色のコーディネートは?
これからの季節なら、ベージュやブラウン、トープ、やわらかいオレンジなどがおすすめですね。素材も夏はリネンなどの爽やかなものがいいですが、秋っぽい寝室インテリアを演出するなら、伸縮のきく綿のニット生地のようなものが合うと思います。
伸縮のきくニット生地は、大きなマットレスにもかけやすく、シワになりにくいメリットもあるので人気があるんですよ。
枕を重ねて置いて、さらにクッションを置いてボリューム感を出すのもおすすめです。角が真上にくるように2〜3個置くと、動きがでてお洒落ですね。
カーテン生地と同じ生地でつくったクッションカバーをコーディネートすると、寝室全体のインテリア性がグンとアップすると思います。同じ生地で足もとのベッドスローを合わせてみるのも素敵ですね。もちとん、まったく同じ生地でなくても、似たような色味や柄を取り入れるのでもいいと思います。
クッションは45cm×45cmが一般的ですが、ボルスタークッションという、ソファーなどで腰当てに使う横長タイプのものを合わせると、グンと華やかになると思います。夏からのシンプルなカバーリングのコーディネートに、例えばシャンパンゴールドのクッションで、色や光沢感を入れてあげると、上品さやラグジュアリー感がグッとアップしますね。
白+3色までで、すっきりと華やかに。
—インテリア性をアップするコーディネートのコツはありますか?
インテリアを上手にまとめるには、使う色は3色までというのが基本なんです。白以外の色を4つ以上使っていると、ゴチャゴチャとした印象に。奇抜という言い方もできますが、まとまりがない雰囲気になってしまいます。すでに寝室で使っている色があるなら、枕やクッションのカバーも、それに合わせて選ぶのもひとつの手です。
カバーリングにホテルのような白を選ばれる方も多いですが、掛け布団やマットレスのカバーは白にしておいて、他のアイテムに季節感のある色を取り入れるのも、コーディネートしやすくておすすめですね。夏であれば薄いブルー、秋口になるとベージュやボルドー系を合わせてもいいと思います。
私は肩のこりが気になるので、普段は首をサポートする機能性の高い『ドリーム』という枕を使っています。普段お使いになる枕は、寝姿勢やお悩みに合った枕を選ぶことが大事ですね。一方、妻が夜寝る前に本を読むのが好きなこともあり、クッションにもなって見栄えもいい飾り枕も使っています。うちには1歳半の赤ちゃんもいるので、飾り枕には丸洗いできるタイプを選びました。抱き枕のように使うこともでき、この夏は涼感素材のカバーをかけて、エアコンが効く前に抱いて涼をとったりしていました(笑)。
枕とひと言で言っても、使い方はさまざま。それぞれに合った枕を取り入れて、心地よく過ごせる素敵な寝室を整えてみてください。
*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。
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大塚家具 スリープアドバイザー
野垣内渉(のがいとわたる)
大塚家具 新宿ショールーム プランニングチーム アシスタント マネージャー。
お客さまのお悩みやご要望に耳を傾けることが何より大事。お客さまのお話をお伺いしながら、最適なご提案ができるよう心がけています。
【スリープアドバイザーとは】
睡眠研究機関である「スリープ研究センター」が認定している資格。睡眠の専門知識に関する講座を受け、試験に合格した人だけが名乗ることができます。大塚家具では、各ショールームでスリープアドバイザーがお客さまのよりよい睡眠のための相談役として活躍しています。
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