布団に入ると眠れなくなる方に! 15分で寝落ちする快眠ヨガ
COLUMN

翌朝に大事な予定がある日に限って寝つけないという経験をお持ちの方も多いと思います。
「明日は早朝から大事な会議があるのに目が冴えてしまう」
「眠かったはずなのに布団に入ると眠れなくなってしまう」
そんな方にオススメしたいのが、寝る前に行うといつの間にか寝てしまうという快眠ヨガ。仰向けの状態で音声ガイダンスに従うだけの自宅でも簡単にできる方法をご紹介します。
布団に入っても眠れないのは、無意識の緊張が原因
布団に入ると、身体の一部の痛みが気になってしまったり、不安が浮かんできてしまったりして眠れなくなってしまうことがあると思います。また、寝ている間に無意識に歯を食いしばっていたり、朝起きて首や肩のこりを感じたりと身体の緊張に悩まされる方の話を伺うことが多いです。
そんな方は、寝る前に身体と心の緊張を意識的に緩めてあげてください。ヨガレッスンでお客様の身体をみていると、ただ仰向けになる動作でも、全身の緊張を緩めることがいかに難しいか実感します。右の肩だけがすくんでいたり、足の指先がこわばるなど無意識に身体の一部に力が入っている方が多いようです。次に、自分では気付くことが難しい身体の緊張を緩和する方法をお伝えします。
身体と脳を休めることで快眠できるヨガ
ご紹介するのは、ヨガニードラという快眠ヨガ。寝ながら音声ガイダンスに耳を傾けて、心身の緊張を緩めていく手法です。身体を部位ごとに意識しながら、緊張と弛緩を繰り返し、脳を休めることで深いリラクゼーション効果が得られます。
1.仰向けの状態から、右足のかかとを床に強く押し付けるよう緊張させ、その後脱力します。左足も同様に行います。
2.両手で握りこぶしをつくり、肩をすくめて腕全体に力を入れたあと、そっと脱力します。同様に、腰・胸・顔も緊張と弛緩を繰り返していきます。
3.全身が大地へと溶け込んでいくような感覚を味わいながら、ゆったりと呼吸を続けます。
段々と身体の力が抜けていく様子を感じてみましょう。次に、実際に行うときに活用したい癒しの音声ガイダンスをご紹介します。
まずは15分間、音声に耳を傾けてみましょう
ヨガニードラの音声ガイダンスは、CD・書籍・アプリなどで気軽に入手することができます。一日の最後にリラックスできる音楽に耳を傾けながら、心地よいガイドの音声に身を任せるのは至福のひとときです。
スタジオヨギー監修の「寝たまんまヨガ」というアプリは、15分間の無料プログラムがあります。ヨガニードラの本来の意味は、意識を覚醒したままの睡眠ですが、このアプリは快眠のためのヨガとしても効果があると言われています。私も眠れない日に枕元で流していますが、5分程度で眠りに落ちています。どのタイミングで眠りにつけるかは個人差があると思いますが、布団に入っても眠れない夜に快眠ヨガを試してみてください。
寝たまんまヨガ 簡単瞑想
http://www.studio-yoggy.com/yndapp/
参考文献:
ケリー・マクゴニカルの痛みを癒すヨーガ(ガイアブックス)
文/姜 奈々

ヨガインストラクター
姜奈々(ジャンナナ)
1987年横浜生まれ。慶應義塾大学卒業後、広告代理店にて営業・マーケティングの経験を積む。自身の腰痛の経験から、リハビリとしてヨガを学び、身体と心のケアの重要性を実感。その後、多くの方にヨガの良さを伝えたいと考え、ヨガインストラクターに転身。
仕事や家事など忙しい現代女性に、心と身体を輝かせるヨガをお伝えするべく、都内を中心に活動中。身体の内側からのケアとして、漢方・薬膳を学び、薬膳ヨガも開催している。
公式HP: https://nanajiang.themedia.jp/
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