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健康で長生きしたいなら、○時間睡眠がベスト!?

あなたは何時間眠ると、満足できますか? 必要な睡眠時間には個人差があると言われていますが、統計データを見てみるとある数字が浮かび上がってきました! 明日のパフォーマンスアップのために、そして未来の健康のために、今日から理想的な睡眠時間を試してみませんか?

意外と知られていない、睡眠と健康リスクの関係。

睡眠不足の日は、日中頭がボーッとして、集中力も散漫に。仕事や家事がはかどらず、スッキリとしない一日をおくることに……。中には慢性化して睡眠不足に気づいていない人もいるようですが、朝の通勤電車や会議中に居眠りをしているようなら、睡眠時間が足りていない証拠だそうです。

そして、睡眠不足の悪影響は、その日1日のパフォーマンスの低下だけでなく、長い目で見たときの健康リスクにも密接に関係していることがわかってきています。

現在エビデンスとして明らかになっているのは、糖尿病、脳疾患、心筋梗塞といった生活習慣病やがん、うつ病のリスクなど。不眠症になると糖尿病のリスクは、1.5倍ほどになると言われています。また、睡眠不足が1時間短いと、認知機能は1年ごとに0.67%低下するという研究結果もあります。

生活習慣病の予防に『バランスのよい食事』『適度な運動』『十分な睡眠』が大切だというのは耳にタコかもしれません。でも、『十分な睡眠』が健康で長生きするために重要だというのは、意外と見落としがちではないでしょうか。

健康で長生きしたいなら、7時間前後の睡眠習慣を!

では、『十分な睡眠』のためには、どれくらい眠ればよいのでしょう。

睡眠時間と死亡率の関係を調査したアメリカの研究では、6年後の死亡率が一番低くなるのは、6.5〜7.4時間眠っている人という結果になりました。それより短い睡眠時間の人だけでなく、長い睡眠時間の人の死亡リスクも高くなったのは興味深い結果です。

同じくアメリカで行われたある調査によると、毎日の睡眠時間が5時間以下の中高年は、7〜8時間睡眠をとる人に比べて、高血圧の発症率が約2倍になることがわかったそうです。また、アメリカの別の研究では、肥満リスクが一番低くなるのは7〜8時間睡眠をとっている人だという結果に。

日本でも「睡眠に対する充足感が最も高かったのは7時間前後の睡眠」という結果がでた調査もあります。これらから、生活習慣病のリスクを下げながら、日々のパフォーマンス向上も図れる理想的な睡眠時間は、一般的に7時間前後といえるのではないでしょうか。

*『8時間睡眠のウソ。』(日経BP社)/『脳が若返る快眠の技術』(KADOKAWA)/『なぜ一流の人は「眠り」にこだわるのか?』(すばる舎)より

『十分な睡眠』がとれているかを確認する方法は?

必要な睡眠時間には個人差があり、また年齢や季節、その日のコンディションによっても変わるものです。中には6時間以下の睡眠で十分なショートスリーパーも。ただしショートスリーパーは、全体の5〜8%程度の限られた人と言われていて、通常の人が真似をすると睡眠不足を招くので注意が必要です。

また、自分が慢性的な睡眠不足であること、気づいていない方も意外と多いようです。以下のチェック項目に当てはまらないものがあれば、睡眠の時間と質が確保できていない可能性も。習慣を急に変えるのはむつかしいですが、健康で豊かな人生を送るために、睡眠のプライオリティをもう少し、上げてみませんか?

<当てはまらないものがあると睡眠不足かも!?>

□午前中の通勤電車や会議中に居眠りしない
□休日の寝だめが2時間以内におさまっている
□夜はしっかり眠れている
□日中に疲労感や倦怠感を感じない
□頭が冴えてスッキリしている

【参考文献】
『8時間睡眠のウソ。』(日経BP社)
『脳が若返る快眠の技術』(KADOKAWA)
『仕事力が上がる睡眠の超技法』(祥伝社)
『快眠のための朝の習慣・夜の習慣』(だいわ文庫)
『なぜ一流の人は「眠り」にこだわるのか?』(すばる舎)

文/武田明子

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