目の『温感ケア』で質の良い睡眠をGET!
COLUMN

目が疲れていて、なかなかぐっすり眠ることができないという経験はありませんか? 目の疲れを何とかしたいとお悩みの皆様に朗報です! 記事を読んですぐに始められる疲れ目ケアをご紹介します。
疲れは“目の筋肉”に蓄積される!
私たちは朝起きてから夜、電気を消して眠るまでの間に、さまざまな光を目に受けながら毎日生活を送っています。現代人はパソコンや携帯のメール画面、テレビや読書などで一日中、目を酷使しているといっても過言ではないでしょう。これでは目が疲れて、質の良い睡眠をとることができないのも当然なのかもしれません。実はこの疲れ、“目”ではなく“目の筋肉”に蓄積されていくのだそうです。では、どうすれば、目の筋肉の疲れをとることができるのでしょうか?
目の筋肉にたまってしまった疲労物質は、目の周囲の血流を促すことで筋肉をほぐすことができるそうです。そこでお薦めなのが『目の温感ケア』。疲れを解消するには、冷やすよりも温めることがポイント。目とその周辺の筋肉を温めることで、血管が広がり血液の循環をよくさせて、筋肉が柔らかくリラックスした状態に変わっていくと言われています。
質の良い睡眠への近道!? 今日からすぐに実践できる簡単『温感ケア』。
一番簡単なのは、手のひらをこすり合わせて温めてから、まぶたの上に手を置いて2~3分程度、軽く押さえるという方法です。この場合、あらかじめ手を石鹸でしっかり洗い、清潔な状態で行うようにしましょう。この方法であれば、疲れを感じたときに、いつでもどこでも簡単にケアできるのでお薦めです。
また、入浴してバスタブに浸かったときに、お湯の中に手を入れて数分間、手の平を温めてから、目隠しをするようにまぶたとその周辺を手でおおい、2~3分程度、軽く押さえるのもよいそうです。
もし、会社や自宅などにいてタオルと電子レンジがある場合は、『蒸しタオル』を使う方法もあります。蒸しタオルの作り方は、始めにタオルを水で濡らして固く絞ります。次に、電子レンジで約1分程度(機種により異なる)加熱して、火傷に注意しながらタオルを開き、手に持って温かいと感じるぐらいになるまで温度を調節します。その後タオルを固く絞り、まぶたの上に乗せて2~3分程度、軽く手で押さえます。必ずタオルが熱くない、気持ちいいと感じる温度で行いましょう。目だけでなく体も温まりそうで、質の良い睡眠への期待が膨らみます。
温感ケアはドライアイ改善にも役立つ!?
ドライアイとは、涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の質が低下することによって、目の表面を潤す力が不足した状態のことを言うそうです。目を温めることで、眼精疲労のひとつであるドライアイにも効果が期待できると言われています。
ただし、この『温感ケア』、目が炎症を起こしていたり、充血していたりする場合、あるいは、急に痛みを感じるときはNGです。無理して行うと症状が悪化することがあるので、目に違和感があるときは、すぐに医療機関を受診するようにしてください。
簡単にできる目の ”温感ケア”いかがでしたでしょうか? 少しでも質の良い睡眠を手に入れて、アクティブな秋をお過ごしください。
【参考文献】
『一個人 「疲れはとれる」』(KKベストセラーズ)
ヘルスケア大学「目が疲れた!眼精疲労は目を温めるべき?冷やすべき?」:
http://www.skincare-univ.com/article/005932/
文/高橋晴美

高橋晴美(たかはしはるみ)
フリーランス編集ライター。食と健康・旅をテーマに執筆。
主に、旭屋出版 日経BP社 夕刊フジ JTBパブリッシングの月刊誌およびMOOKSなどの編集記事・広告を担当。(株)スミフルジャパンのバナナソムリエ。ベジフルティーチャー。
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