眠い時の解消法! 頭スッキリ、目覚めのツボ!
COLUMN

なんとか目覚ましのアラームを止めたものの、眠くてしばらく頭がボーっとする。そんな朝には頭スッキリ、目覚めのツボをギュギュッと押してあげましょう! 秋の夜長でついつい夜ふかしをしてしまった翌朝に、ぜひ、試してみませんか?
秋は、夏よりも目覚めにくい季節!?
猛暑続きで寝づらかった夏に比べると、秋の気候はぐっすり眠るためにはもってこい。朝、暑さで目が覚めていたひと月前と違い、「このままベッドの上で眠っていたい……」という気持ちになるのも当然です。
また、季節の変わり目は、私たちの体内時計のリズムも崩れがち。夏から秋にかけて日照時間が短くなっていく時期には、朝の光の影響を受ける睡眠のリズムも乱れやすくなっているそうです。
そこで、マスターしておきたいのが、目覚めのツボ。朝、頭がボーッとして、なかなか起きられないというときに、ギュギュッと押してみてください。
明日の朝から試したい、目覚めのツボ3選!
朝の頭をスッキリさせたいときにおすすめの、目覚めのツボをピックアップしてご紹介します。
頭がボーッとして準備がはかどらないときは、ツボを刺激してみてください。
合谷(ごうこく)
手の甲側にある、親指と人差し指の間にあるツボ。押して刺激してあげると、痛気持ちいいという方も多いのでは? 風邪に効くと言われ、目、鼻、歯の痛みや、肩こり、ストレスなどにもよいと言われる万能ツボだそうです。
【おすすめの押し方】
親指と人差し指でツボを包むようにして、親指をツボに当てて押す。
足三里(あしさんり)
膝のお皿の下のくぼみから指4本分ほど下にある、むこうずねの外側にあるツボ。朝、刺激することで新鮮な血液が脳に送られ、全身を活発にすると言われています。胃腸を整える効果もあるそうです。
【おすすめの押し方】
両手の親指を重ねて、息を吐きながら押す。
三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしから指4本分ほど上にある、すねの骨の内側のくぼみにあるツボ。消化器、肝臓、腎臓などの働きを助けるとともに、女性ホルモンのバランスを整える効果があると言われています。
【おすすめの押し方】
親指をツボにあて、体重をかけながらゆっくりと押す。
ベッドから起き上がれない時は、奥の手も。
ツボを押すときのコツは、少し痛いけど気持ちがいいくらいの強さがベスト。3〜5秒ほど力をかけて押して、3〜5秒かけて力を抜くという押し方が一般的です。
可能であれば、押すときは息をゆっくりと吐くと、筋肉がゆるんでツボを押す圧力が伝わりやすくなるため、より効果的とのこと。余裕があるときは意識してみてください。
また、手首や足首の周りにはツボがたくさんあるので、布団の中に入ったままで、ぐるぐる回してあげるだけでもよい刺激になるそうです。なかなかベッドから起き上がれなくて、ツボ押しすらできないという朝には、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
【参考文献】
『税所式 日本人のための睡眠雑学100』(講談社)
『「経略リンパマッサージ」からだリセットBOOK』(高橋書店)
せんねん灸ホームページ:とっておきの13のツボ
https://www.sennenq.co.jp/enjoy/tubo.html
文/武田明子

武田明子(たけだあきこ)
フリーランスのコピーライター。
広告制作会社でコピーライターとして企業の商品・サービスのプロモーションに携わった後、出産を機にフリーランスへ。医療・美容系をはじめ、ママ向けからビジネス系まで多様なジャンルのコンテンツを制作。
読む人に伝わる、わかりやすい執筆を心がけています。最近の楽しみは、iPhoneのアプリを使って睡眠の質を“見える化”すること。翌朝いいデータが取れていると、ぐっすり眠れた感がアップします。
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