パソコンを使う人は要注意 肩コリより怖い!? 首コリ
COLUMN

オフィスでは朝から晩までパソコンと向き合い、
家に帰ってもスマホとにらめっこ……。
そんな生活をしている人のなかには、首のコリや痛みで悩んでいる人も少なくないかもしれません。
その原因や予防策、解消法を探ってみましょう。
パソコンワークで首がこりやすい人の特徴とは?
パソコンでバリバリ仕事をした後に、首がズシリと痛い、しびれる、コりが辛い、と感じたことはありませんか?
「疲れのせいだから仕方ない」と思っていたら、突然激痛に見舞われた、頭痛にまで広がって行ったという人もいるようです。
でも、どうしてこんなことが起きるのでしょうか?
まず、パソコンを使う人は長時間前かがみの同じ姿勢を取りがち。重い頭を支えるために、首を支える筋肉が収縮し続けるため、乳酸などの疲労物質がたまり、コリがおきます。
乳酸とは、筋肉痛の原因にもなる物質のことですね。
また、首の周辺には脳へと酸素を送る血管が通っています。それが滞ることで、頭痛やめまい、不眠やイライラ感にも繋がって行くのです。
とはいえ、仕事でパソコンを使っていても、首コリなんて感じたことはない!という人もなかにはいるでしょう。
その違いはどこにあるのでしょうか?
まず、パソコン使用中には、背中を丸めて、パソコンを見上げるような姿勢を取っていませんか? そうすると、首も前に反ることになるので、頸椎(首の部分)に大きな負担がかかります。
パソコンを使うときは背筋を伸ばして。さらに、椅子の高さを調整して、画面の上部分が視線の先より少し下に来るようにしましょう。
また作業の合間に、
・胸を大きくはって深呼吸
・首を回す、顔が天井を向くくらい後ろに倒す
などのストレッチを行い、首まわりの筋肉をほぐしてあげることも大切です。
首コリ解消に欠かせないアイテムとは?
普段あまり意識することはありませんが、人間の頭の重さは6~8㎏。首は、起きている間中その重さを支えていることになります。
そんな働きものの首が唯一休息を取れるのが、寝ている時間。それだけに、首を支えるまくらの役割が重要になってきます。
そのため、自分の首に合う、高さと硬さのまくらを選ぶことが大切です。
まくらの高さは
・首とまくらの間が触れないほどの空き部分がある
・寝返りが無理なく打てる
この2点がポイント。
まくらを買うときは必ず仰向けと横向きで寝てみるようにして、自分に合う高さを見極めましょう。
また、せっかく適度な高さのまくらでも、寝ている間に沈んでしまっては意味がありません。
頭が沈みこまない程度の硬さのまくらを選ぶことも大切です。
いかがでしたでしょうか?
首コリを「働きすぎだから仕方ない」と放置するのはNG。日頃から姿勢を良くしたり、ストレッチを心がけたりして、コリや痛み知らずの毎日を過ごしたいものです。
また首のコリや痛みがなかなか治らないときは、一旦まくらを変えてみるという方法もありますね。
【参考文献】
『首・肩・腕の痛みとしびれをとる本』(講談社)
『魔法の枕』健康法(主婦と生活社)
首こり解消ナビ
http://www.kubikori.com/003/ent220.html
文/阿部桃子
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