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【スリープアドバイザーのぐっす理論】 睡眠中の肩こり解消におすすめのマットレス&枕は?

「朝起きると、肩が痛い」「首回りや肩やガチガチ」など、睡眠のお悩みの中でも多い肩こり。今回は、眠りの専門家『スリープアドバイザー』に、睡眠中の肩こりの原因と、それを防ぐための上手な寝具の選び方について聞きました。

横向きの寝姿勢で、肩に負担がかかっている!?

—睡眠中に肩がこる原因とは?

肩がこる一番の原因として考えられるのが、横向きになったときの寝姿勢です。一般的に、私たちの睡眠の約4割の時間は、横向きの姿勢になっていると言われています。もちろん個人差はありますが、「私は仰向けでしか寝ていない」とおっしゃる方も、特別な場合を除いて、無意識のうちに寝返りをうって、横向きになっているんですね。

仰向けでも、横向きでも、理想的な寝姿勢は『立った時の姿勢』。それをキープできるよう、身体の凹凸に沿って、寝具でサポートしてあげることが大切です。

特に横向きになった時は、肩のでっぱりが大きいので、肩と首に負担がかかりがちです。頭・首・肩の3点をしっかりとサポートしてあげることが大事ですね。正しい寝姿勢をキープして負担を減らしてあげれば、しびれ、筋肉の疲労、血行不良などの肩こりの原因解消につながります。

枕なしでも、正しい寝姿勢をキープできれば理想的。

—肩こりを解消するための寝具選びのポイントは?

肩こりでお悩みの方に知っておいていただきたいのが、マットレスによって、肩や首にかかる負担の大きさに違いがあること。フィット感の高いマットレスなら、枕を使わなくても身体の凹凸に合わせてサポートしてくれるので、肩や首に負担がかかりにくくなります。これが一番の理想形ですね。

理想的な寝姿勢

フィット感の高いマットレス、レガリアの『パーフェクションプライム』。立ち姿勢のような理想的な寝姿勢に。

逆に、硬すぎるマットレスの場合、肩がマットレスに入りにくく、首のかしげが生じることに。枕でしっかりと補ってあげる必要があります。まずは、こういった違いをご理解いただいた上で、フィット感の高いもの、中間くらいのもの、硬いもの、いろいろなマットレスを試していただくのが良いと思います。

横になった時のファーストインプレッションでは、どうしてもご自宅でお使いのマットレスと比較してしまいがちです。硬いマットレスを使っている方が、フィット感の高いものを使うと、落ち込みすぎて違和感を感じることもあります。

でも、2~3度試しているうちに、最初の感想から変化する場合が多いんです。フィーリングだけでなく、理想の寝姿勢という視点で合っているかどうかをチェックしてみてくださいね。

あごが上がりすぎず、首が自然に伸びていればOK。

—正しい寝姿勢かどうかのチェックポイントは?

理想の寝姿勢になっているかどうかは、あごの上がり具合が一つの目安。水平よりもあごが5度くらい下がって、首が立ち姿のように自然に伸びているのがベスト。頭、肩、おしりはマットレスに入り込み、首、腰、膝の後ろの隙間はマットレスが埋めてサポートしてくれている状態ですね。

フィット感の高いマットレス

硬めのマットレス

フィット感の高いマットレス(上)と硬めのマットレス(下)での仰向け姿勢。フィット感の高いマッレスは、頭、肩、胸の下などがマットレスに入り、首も自然な角度に。

横向きになった時も、肩がしっかりと沈み、首のかしげがなく、背筋がまっすぐになっていることが大事。硬めのマットレスの場合は、肩が入らず頭頂部が下がり、あごが上がってしまいがちです。枕で補正してあげる必要がありますね。

フィット感の高いマットレス

硬めのマットレス

フィット感の高いマットレス(上)と硬めのマットレス(下)での横向き姿勢。硬めのマットレスの場合は頭頂部が下がり、首のかしげが生じている。

そのマットレスに寝た時の凹凸に合わせて、枕を選ぶ。

—首のかしげを補正する枕選びのコツは?

枕選びで大切なことは、お使いになる方が、そのマットレスに横になった時に出る凹凸に合わせて補正してあげること。「肩幅のせまい女性は低い枕がいい」とか「男性には高い枕が合っている」という風に一概には言えないんです。

あごの角度

理想的な枕の高さ

あごの角度が水平より約5度下がるくらいになれば、理想的な枕の高さ。

枕が高すぎると、気道がふさがれることで、いびきの原因になるとも言われています。また、女性の場合は首にシワができやすくなると気にされる方も。あごの角度が、水平よりも少し下がっているくらいがベストです。

また、枕に肩をちょっと乗せてあげると、頭・首・肩の三点をサポートでき、自然な寝返りがうちやすくなります。写真のように大きめの枕をお使いいただくのもおすすめですね。

ただ、枕を使うことで首もとの凹凸は補えますが、残念ながら、そこから下の腰や膝の部分はサポートすることができません。タオルや腰用の枕を入れたり、マットレスの上に薄いマットを敷いたりする方法もありますが、やはりフィット感の高いマットレスで全身を理想的な寝姿勢にキープするのが一番だと思います。

大塚家具のショールームでは、お一人おひとりの寝心地に寄り添えるように、さまざまなサポート力のマットレスを展示しています。ぜひ、いろいろなマットレスを試してみてください。

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