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快適な眠りで豊かなライフスタイルを Good Sleep Factory

How to

ストレス知らずの寝室づくりを目指す

忙しい日々を送っていると、ストレスを残したまま慌ただしくベッドへ入り、心と身体の疲れが取れないうちに、「もう朝かぁ……」なんてことが珍しくないですよね?

明日への活力を養うためにも一日のストレスを軽減させて、心地よい睡眠につなげることが必要です。そこで、「ストレスで疲れた身体を休める」ことに焦点を当てた、寝室づくりを提案します。

ストレスがあると、睡眠の質が低下する

――慢性的にストレスがあると、睡眠に影響するのでしょうか?

藤井:大いに影響します。これは自律神経に関係しています。自律神経は、日常の活動により身体を緊張させる交感神経と、リラックスし身体を休ませる副交感神経の2つで成り立っています。寝ているときは副交感神経が優位な状態になり、リラックスした深い眠りに入るのです。

しかしストレスが大きいと、寝ているときも身体の緊張が取れず交感神経が優位になり、十分にリラックスできません。「なかなか眠れない」「眠りが浅い」「身体の疲れが取れない」など、睡眠の質が低下するのです。

慢性的にストレス

――実際に、ストレスが影響して睡眠トラブルを抱えているお客様は多いですか?

藤井:30~40代の働き盛りの男性に多い印象を受けます。朝は早くから家を出て、夜遅くまで残業が続く生活サイクルの中で、睡眠時間が3~4時間など、十分に取れていないようです。

ただし、眠り始めの2~3時間しっかりと深く眠ることができれば、熟睡感を得ることはできます。多忙な生活は変えられないので、ストレスによる身体の緊張がほぐれる寝室づくりを目指して、短時間でも質の良い睡眠に近づけられると良いですね。

気持ちを落ち着かせるカラーコーディネートは?

――寝室づくりは、単に“寝る”だけではなく、“質の良い睡眠を得る“という目的を意識するのが大切なのですね。

藤井:「人生の3分の1は睡眠時間」と、よく言われています。つまり、一日の滞在時間が最も多いのが寝室なのです。

家の中でのメインはリビングルームと思われがちですが、実は寝室の方が長く滞在している重要な場所。そこに入っただけでホッとひと息つくことができ、ストレスが軽くなり、身体も心もリラックスできるのが寝室の理想的な姿だと思います。そのような寝室なら、安心して深い眠りにつくことができます。

――ストレス知らずの寝室に近づける、具体的なポイントはありますか?

藤井:まずは、色を見直してはいかがでしょう。色は人の心理状態に大きな影響を与えます。安眠するためには、眠る前に気持ちを落ち着かせる必要があります。赤やオレンジなど、刺激が強い色を使うことは避け、青、緑、肌に近いベージュを基調としたカラーコーディネートがおすすめです。

青は気持ちを安定させ、自然な眠りを誘う色として知られています。緑は安心感をもたらしてくれる色、肌に近いベージュは落ち着いた雰囲気を演出してくれます。枕・掛けふとん・ベッドのカバーなど買い替えしやすいものを、好みの色で統一してみましょう。

ストレス知らずの寝室

掛けふとんやベッドパッドにもこだわりを

――身体の緊張がほぐれ、快適になるような寝具を選ぶポイントはありますか?

藤井:人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。そのため、ベッドウエアは吸湿性・放湿性が高く、かつ保温性が高いことが大切です。

寝床内温度は約33℃、湿度は約50%が最適で、その状態を保っていると、ムレずに快適な寝心地になるのです。この環境を作り出すために、掛けふとん、ベッドパッド、カバーリングの質にこだわって選ぶことが重要です。

掛け布団は、重さがあると身体が圧迫されて負担がかかるため、羽毛布団のような軽いものを選びます。

実は私、この仕事に就いてから、重い掛けふとんから軽い羽毛布団に変えたのですが、寝つきも寝起きも格段に良くなり、熟睡感がアップ。身体の疲れも残らなくなりました。

また、ベッドで寝ているなら、干したり洗ったりできないマットレスを湿気から守るため、吸汗性に優れたベッドパッドを活用してください。肌に直接触れるカバーリングは、肌触りや質感にこだわることがポイント。素材は綿や麻などが人気です。

寝具を選ぶポイント

――その他、寝具に関して気をつけたいことは?

藤井: 起きたときに腰など身体のどこかが痛いときや前日の疲れが取れていないときは、マットレスなどの寝具が合っていない可能性があります。首の痛みや肩こりがある場合は、枕が合っていないかもしれません。

寝具を替えると寝心地が改善されるケースが多くあるので、起きたときの身体の状態をよく観察してみてください。

寝室の環境を整えることでストレスを軽減させ、睡眠の質が高まるヒントはいろいろあります。「前日の疲れが取れている」「気持ちがスッキリしている」といった目覚めから一日が始まる寝室づくりを、これからはぜひ意識して欲しいと思います。

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