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寝不足の最悪顔は、メイクでパーフェクトカバー(第2回)

寝不足の翌朝は、「顔色がさえない」「メイクがのらない」なんて、一日中憂鬱な気分になることも。そんな寝不足顔を上手にカバーできるメイクのポイントを、メイクカラーカウンセリングを得意とするヘアメイクアーティストの日比朱美さんに聞きました。2回連載でお届けする第2回は、日比さんの睡眠へのこだわりや、寝不足顔を改善するリンパマッサージなどについて解説します。

かつて、寝不足で肌がボロボロになった経験が

──第1回で、睡眠と肌は密接な関係にあることがわかりました。日比さんは、やはり睡眠を大切にしているのでしょうか?

一番大切にしていると言っても過言ではありません。実はかつて、睡眠で悩んだことがあったんです。

あまりに忙しい日が続き、慌ただしくベッドに入っても、身体が活動モードから睡眠モードへ切り替わらず、眠れないことが。十分眠った気がしないまま早起きして仕事へ出かけるので、寝不足の上に質の悪い睡眠を繰り返していました。

そんなある日、顔は乾燥してカサカサになり、大人ニキビがバーッとできて、「このままじゃいけない」と危機感を持ったんです。だから、睡眠にはこだわりがありますよ。

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──ぜひ、そのこだわりを教えてください。

まずは枕がポイントで、高さが低めの高反発タイプを使っています。私はストレートネックなので、高すぎると枕が合わず、眠りが浅くて何度も起きてしまうんです。出張のときは、ホテルのホームページで枕をチェックし、好みの枕のホテルを予約するほどです。

──自分に合わない枕を使うと、美容にも影響しますか?

高い枕を使っていると自然とあごを下げた姿勢になり、首元にシワが寄ってしまいます。枕に首の高さを合わせることは重要です。

また、横向き寝のとき、下に向いている側に目元のシワや法令線ができやすくなることに。下に向かってリンパ液などの水分がたまるので、片側だけむくみやすくなることもあります。

そのため、私の使っている枕の形状は中央部にくぼみがあり、横を向いてもあまり顔をつぶさないようにしています。

入浴、アロマが入眠儀式。寝室の加湿は欠かさない

──寝る前の入眠儀式はありますか?

質の良い睡眠には、寝る前2時間前の入浴がベストだと言われていますが、私はどんなに夜遅く帰っても、必ず浴槽に湯をためて、ゆっくり入浴します。一日の疲れがとれてホッとする瞬間、私にとって入浴で活動モードから睡眠モードへ切り替えることができるんです。

また、アロマも大好きなので、枕にピローミストをシュッとひと拭き。癒やされる香りに包まれて、ほどなく眠りに導かれます。好きな香りですか? ラベンダーが気に入っています。

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──寝室で、肌のために工夫していることは?

加湿を欠かしません。肌は寝ている間にも乾燥しているので、潤いを逃さないようにひと晩中加湿器を利用しています。

「インフルエンザ予防も兼ねて、加湿器は冬だけ」という人は多いですが、肌のためには1年中使うことをおすすめします。私は、出張先のホテルでも必ず貸してもらっています。

──日比さんの肌がキメ細かくてモチモチの理由がわかりました。ところで、スキンケアはどのようにしていますか?

よく聞かれるんですが、化粧水+乳液と美白ケアだけ。究極のシンプルケアですよ。

ただし、つけ方にポイントがあります。顔全体をやさしく包み込むようにつけるか、もしくは手の平を下から上方向へ、シワができないように軽く滑らせるようにします。

──日比さんは、リンパマッサージやツボ押しも、いろいろご存じですよね。

私自身の美肌の秘訣は、こだわりの睡眠と、リンパマッサージやツボ押しです。

朝のリンパマッサージとツボ押しで顔色をパッと明るく

──朝、寝不足で最悪顔になったとき、メイクのりをよくするリンパマッサージとツボ押しを知りたいです!

メイク前にリンパマッサージをすると、血行がよくなり、化粧のりのよさを実感できます。また、くすみがなくなって顔色もアップするので、透明感のある肌に仕上がります。

寝不足だと感じた朝は、ぜひ試してみてください。

寝不足の最悪顔を改善する、メイク前のリンパマッサージ&ツボ押し

1.首筋(耳の下)をリンパマッサージでほぐす
首筋(耳の下)に中指と薬指の2本を当て、小さな円を描きながら上から下へすべらせる。

2.小鼻のツボを刺激
小鼻の横を、人差し指の第二関節でイタ気持ちいいと感じるくらいの力加減を目安に、3秒程度押す。下から上へ押し上げるイメージで押すと、リフトアップ効果が。

3.目の周りの骨を押す
目の周りの骨(眼窩)を、人差し指か中指で3秒ほど押し、少しずつ移動しながら目の周りを2~3周する。血行促進に役立ち、クマ改善にも○。

4.首筋(耳の下)にリンパを流して仕上げを
首筋(耳の下)に親指以外の4本の指先を当て、上から下にスーッとやさしく滑らせる。顔の血行がよくなり、スッキリして終了。

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──最後に、読者へメッセージをお願いします。

寝不足になった顔は、今回ご紹介したカラーコントロールなどを工夫すればカバーできるので、ぜひ参考にしてください。

ただし、よりメイクを引き立てる顔になるためには、寝不足をしないことが大前提です。心当たりがある人は日常生活を見直して、まずは素肌美人を目指しましょう。

監修/メイクカラーカウンセラー 日比朱美(ひび あけみ) さん
文/内藤綾子

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