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【専門家に聞く!】睡眠は美肌づくりの基本だった! 第2回

睡眠と美肌には密接な関係があります。睡眠が肌にどのような影響を与えるのか、美容の専門家であるウェルネス&ビューティジャーナリストの久保直子さんに話を聞きました。2回連載でお届けする第2回は、美肌をつくるのに大切な睡眠へ導くための、日常生活の工夫をアドバイスします。

安眠の準備は、朝から始まっている

──睡眠が、美肌をつくるのに大変重要だと第1回の記事でわかりました。質のよい睡眠へ導くために、一日の生活の中で気をつけたいことを教えてください。

生活リズムを整え、睡眠リズムを乱さないことが必要です。睡眠は「夜の過ごし方に気をつければよい」と思いがちですが、最大のポイントは朝にあります。夜に寝る時間がずれたとしても、起きる時間を守るだけで生活リズムが調整され、睡眠リズムは整ってきます。

とはいえ、「休日くらい、昼まで寝ていたい」という人がいるかもしれませんね。休日でも平日の1~2時間程度のずれにとどめましょう。極端に朝起きる時間が遅くなると、月曜日の身体のコンディションに影響します。

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──忙しい日が、何日も続く人もいます。睡眠リズムを保つのが難しいときは、どうしたらよいでしょう。

「朝、一定の時間に起きなければ」「睡眠リズムを完璧にしなければ」と、プレッシャーをかけるのはよくありません。1週間単位を目安に睡眠を考えれば大丈夫。週の半分が不規則な生活になったとしても、残りの半分で朝起きる時間がずれないように意識していくと、睡眠リズムは整ってきます。

──日中での過ごし方で、アドバイスはありますか?

睡眠リズムが保たれていても、生理的な現象として昼すぎに眠気が訪れることがあります。それでボーッとしてきたら、デスクで30秒くらい目を閉じるだけでもスッキリします。昼休みなら、10~20分間デスクや隅のソファなどで仮眠をとると、午後の仕事の能率アップに。メリハリのある活動が、夜の快眠につながります。

また、デスクワークの人は、一日中同じ姿勢でいると血行不良になり、夜の睡眠に影響が出ることも。ときどき伸びをしたり、デスクから離れて気分転換したりするとよいでしょう。

上質な睡眠へ導く夜の過ごし方の極意とは?

──安眠へ導くために、夜の過ごし方で気をつけたいポイントは?

身体と心がリラックスしないと、スムーズな眠りには導かれません。寝る前の1時間は、リラックスタイムにすることを心がけましょう。「ゆっくりしている時間がない」という人は、15分でもかまいません。おすすめの方法を紹介します。

■呼吸法を行う

呼吸は、不安や緊張していると浅く速くなりがち。深くゆっくりした呼吸法を行うと、身体がリラックスモードになり副交感神経が優位となって、深い眠りに入りやすくなります。

呼吸法のやり方
1.下腹をへこますことを意識して、口から息を吐き出す。

2.3秒くらい下腹を膨らます感じで鼻から息を吸う。

3.2秒くらい息を止める。

4.1~3を2分ほど繰り返す。

■アロマを活用する

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脳を鎮静させてリラックス効果も高いので、睡眠時には積極的に使ってほしいアイテム。鎮静効果に優れているのは、ラベンダー、ネロリ、ベルガモットなど。1つの香りが苦手な人は、2~3種類をブレンドしてもOK。

アロマオイルを焚く、アロマミストをひと吹きするなど、好きな方法でアロマの香りを楽しみましょう。

入浴やハーブティーでリラックスモード全開に

■入浴する

体温がぐっと下がることで人は眠りに入るので、寝る1時間前くらいに入浴を。直前だと熱が体外へ放出されず、体温がうまく下がらず寝つきが悪くなる可能性があります。

■ハーブティーを飲む

内側からリラックスを促すのに、手ごろな方法。バレリアン、カリフォルニアポピーなどは、寝つきが悪い人にぴったりです。また、飲みやすいリンデンやオレンジフラワーを一緒にブレンドしても○。ストレスを和らげ、睡眠に入りやすい身体づくりをサポートしてくれます。

十分な睡眠+スキンケアで美肌を目指す

──睡眠を整えて美肌づくりのベースをつくったあとの、スキンケア法をぜひ教えて欲しいです。

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化粧水や乳液などのスキンケア化粧品を、毎日手早くササッとつけて、はい終了! なんて人が多いのではないでしょうか。とにかく、“ゆっくり”がポイント。肌の状態は、モチモチしたり、乾燥したり、ごわついたりと、毎日違うんです。スキンケア化粧品をつけるごとに、両手で肌をゆっくり包み込み、浸透を促してあげてください。

手のひらが肌に触れる時間が長いほど、肌の状態がわかりやすくなります。それに合わせて、「ごわついているから美容液を足そう」「なめらかだから、化粧水と乳液だけ」など、アイテムを使いわけるのもいいですね。

──日々のお手入れと睡眠がきちんとできていることが、美肌づくりの基本なのですね。

多くの人は、日ごろのスキンケアを重視しているかもしれません。でも、美肌を目指すなら、睡眠がとれていることが大前提。寝ているときに、肌は再生しています。睡眠を充実させることをスキンケアと同様に大切にすれば、誰でも美肌を手に入れることができますよ。

文/内藤綾子

監修:ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士
久保直子(くぼなおこ)さん

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